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【おすすめ・登山装備】山岳テント夏・冬選び方

テントの選び方



冬山テントの選び方おすすめ


おすすめ冬用テント

今回は『雪山テント』について記載させていただきます。

まやまブログ

日本の山は積雪シーズンが長いです。

北アルプスですと、

無雪期はおよそ7月から9月の

たった3ヶ月ということです。

そういった点で

雪山テントがひとつあったほうが

登山の幅が広がります。

まやまブログ

初心者

冬山ではオールシーズンの夏山テントでも可能ですか?

やはり冬用テントが必要ですと

言わざる負えません。

冬用テントは雪用に対応しておりますので。

まやまブログ

初心者

参考までに、反対に

冬用テントで夏山テントは可能ですか?

夏用テントは雨用に対応してます。

また、通気性について

違いがありますので快適とはいきません。

ただ、快適を損なえば

降雨季にレインフライを

持参すれば冬用テントでも

対応できるとも言えます。

しかしながら、

登山道具は

安全、快適であることは

重要なこととなります。

適材適所で夏用・冬用に

分けることが望ましいです。

まやまブログ

初心者

冬用テントどのように選べば良いですか?

まず、単独行専用サイズをおすすめします。

徹底した軽量でコンパクト化が計られているからです。

そして、内張が標準装備されたものです。

冬期に保温効果を高めるからです。

テントの設営、撤収の際にも取り外す必要がありませんので、

悪条件下でも非常にスピーディーにできるため、

冬期には内張りはとても適した方式です。

ファスナーを使用しない吹き流し入口も選ぶべき基準です。

凍結の恐れがなく、

出入りの際に内部へ雪の侵入を防ぎます。

また、雪取り作業もできる吹き流し式

ベンチレーターが使いやすいことも考慮すべきです。

まやまブログ

初心者

1人用のソロテントでは狭くありませんか?

夏用テントの場合は居住を考えて

1.5人~2人用を持参するひとが多いと思いますが、

冬用テントの場合はスペースがあるだけ

寒くなりますので、1人用がおすすめです。

最近では、小さくコンパクトになってますので

パーティやグループで行く場合にも

1人1人がソロテントを持参するといった

山行も増えてきているようです。

ですので1.5人~2人用の冬用テントは

吹雪ですと強風で設営も難しいですし、

あまり利点はないと思います。

まやまブログ

初心者

そうですね。軽い1人用ソロテントで低山の雪山で

試しにテント泊を経験してみようと思ってます。

夏場でのテント設営と異なる点はありますか?

夏用テントではペグは石でテントを張る人が

多いと思いますが、冬は雪の上ですので、

石もありませんし、ペグも打てません。

そうすると、どうするかというと、

十字ペグといい、竹やアルミ製のペグを雪に埋めて

雪の重さでテントを張ることが多くなります。

その際にはスノーショベルはもちろん、ピッケルで支点を

とったりもします。

また、アンカーシートといい

ペグの使用が困難な雪上や砂地等でテントのガイラインを固定するためのシートです。

雪上では雪穴を掘りアンカーシートに雪を載せ埋め込みます。

付属のミニカラビナにテントのガイラインをクリップし、

ガイラインの自在を調整しテントを固定します。

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初心者

最初のテント泊は単独でどこまでできるかを考えていましたが、

難しそうですね、低山で経験者と一緒に行こうと思います。

吹雪や強風の時などは

2人用のテント設営は単独では難しいです。

悪天時や吹雪の時には

設営の際には

手こずることも多いです。

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このように冬山テントは

・冬季専用の1人用のソロテント

・アルミ製の十字ペグが必要

がおすすめとなります。

今回は「雪山テント」について

僕なりの意見を書いてみました。

同じ山岳救助隊員のなかでも僕と意見は異なる人もいますし、

同じ意見の人ももちろんいます。

是非、これから初心者にも雪山の楽しみをしってもらいたいです。

 
 
山岳救助隊のおすすめ登山冬山テント
 
 

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夏山テントの選び方おすすめ


登山テント

初心者

登山テントを選ぶときの

コツなどがありましたら

教えてください。

 

①3シーズンのみ?冬山にも使う?

 

②シングルウォール?ダブルウォール?

 

③1人用?2人用?

 

検討する際に上記3点のポイントは

押さえておく必要があります。

 

まやまブログ

初心者

はじめてなので

3シーズンのみのテントで

考えています。

冬山でテントを使う場合との

違いは何ですか?

冬でも使えるテントは

生地が厚く、

通気性よりも、密閉性を

重視して作られています。

そのため、3シーズンの

テントでは厳しい冬山の寒さにも

耐えられないため、

冬用のテントは3シーズン用の

テントとは別に購入しなくて

いけません。

厳冬期でなければ

冬山でも

3シーズンテントのほうが

軽いため性能の良い

シュラフと合わせて

使っている登山者もいますが、

あまりおすすめはできません。

まやまブログ

初心者

反対に冬山テントを

3シーズンで使う場合は

どのような注意が必要ですか?

通気性が良くないことと、

雪を想定しているため撥水性は

ありますが、防水性は重視していない

商品が多くなります。

そのため、雨季時に使う場合は

レインフライが別途必要となります。

やはり、テントは夏・冬を分けて

2つ購入するのが

適材適所で使うのが望ましいです。

まやまブログ

初心者

テントのタイプは

どのようなものがありますか?

シングルウォールと

ダブルウォールというタイプは

知っていますか?

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初心者

知りませんので

シングルウォールと

ダブルウォールの違いを

教えてください。

分かりやすいように

図で説明します。

参照:モンベルホームページ

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シングルウォールテント


ダブルウォールテント

フライシートのないものが

シングルウォールテント、

フライシートと本体が別々のものが、

ダブルウォールテントとなります。

要は『フライシート』を利用するか

しないかどうかの違いです。

また、前室があるかどうかの

違いもあります。

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シングルウォールのメリット

 

・軽量であること

・設営、撤収が楽(強風でも1人で設営できる点)

・密閉性が高く冬でも暖かい。

・春山なら外張無しでも問題なし

 

シングルウォールのデメリット

 

・条件によりテント内部が結露する。

・フライの前室がないので内部に雨、雪が吹き込む。

・濡れた靴などをテント内部に入れなければならない

・密閉性が高い=通気性が悪い

・夏場は直射日光が当たると暑くなる

 

そのため、

軽量性・設営容易性が高くなります

 

まやまブログ

ダブルウォールのメリット

 

・雨に強くて、内壁に露結しにくい

・窒息の心配がなく、フライを変えれば長持ちする

・前室があるため、雨の日にガスで調理ができる

・濡れた靴などを前室に置ける

 

ダブルウォールのデメリット

 

・フライシートを被せるため設営が手間

・コンパクトではなく、フライシートが荷物となる

 

そのため、

居住快適性が高くなります

 

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初心者

軽量性・設営容易性と

居住快適性どちらも

捨てがたいですね。

冬山をやらない条件であれば

ダブルウォールがお勧めです

やはり、結露の心配がなく、

前室があるダブルウォールのほうが

初心者には向いています。

まやまブログ

また、居住快適性に至っては、

1人用か2人用かに

よっても大きく変わってきますよ。

まやまブログ

初心者

2人用なら友達誘えるし

1人でも広く使えて

汎用性があり

良いかもしれませんね。

重量は重くなりますが、

汎用性と快適性は2人用が

やはりいいですね。

個人差はありますが、

3シーズンであれば

冬山テン泊登山よりも

装備が少ないので

2人用を選ぶのも良いと思います。

まやまブログ

初心者

有難う御座います。

はじめての登山装備の

選び方がとても参考となりました。

今回は「登山テント」について

僕なりの意見を書いてみました。

同じ山岳救助隊員のなかでも僕と意見は異なる人もいますし、

同じ意見の人ももちろんいます。

是非、これから初心者にも登山の楽しみをしってもらいたいです。

 
 
山岳救助隊のおすすめ登山テント
 
 

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