熊クマ野生動物情報ニュース/最新速報
※最新ニュースは以下目次から見れます
- 山形県山形市でクマ対策「モンスターウルフ」の実証実験が始まる(2025年9月5日)
- 秋田県由利本荘市で60代男性がクマに襲われけが(2025年9月4日)
- 山形新幹線でつばさとクマが衝突 緊急停車(2025年9月4日)
- 福島県双葉郡広野町の県道体長約1mの熊目撃(2025年9月4日)
- 山形県鶴岡市高速道路上にクマ(2025年9月4日)
- 福島県会津若松市河東町で体長約1mの熊目撃(2025年9月4日)
- 北海道砂川市小学校そばで7件もクマ目撃相次ぐ(2025年9月4日)
- 福島県広野町県道近くを歩く熊(2025年9月4日)
- 岩手県宮古市茂市に衰弱したクマに反撃され男性けが(2025年9月4日)
- 宮城県加美町七面鳥1羽がクマに食べられる被害(2025年9月4日)
- 青森県田代平湿原付近道路横切るクマ(2025年9月3日)
- 北海道の大雪山登山道でヒグマ接近(2025年9月3日)
- 北海道江差町で捕獲の熊は西瓜食害の個体と判明(2025年9月3日)
- 山形鶴岡市クマが寺の壁を壊す(2025年9月3日)
- 福島県松川町自宅の敷地内にいる熊を目撃(2025年9月3日)
- 岐阜県中津川市男子高校生がクマにひっかかれる被害(2025年9月3日)
- 羅臼岳登山道の男性を襲ったのは知床で有名なヒグマ(2025年9月2日)
- 福島県北塩原村桧原スキー場クマ出没情報(2025年8月30日)
山形県山形市でクマ対策「モンスターウルフ」の実証実験が始まる(2025年9月5日)

山形市ではクマによる人身被害や農作物被害が相次ぐ中、その対策として注目されている野生動物撃退装置「モンスターウルフ」の実証実験が9月5日から高瀬地区のキャベツ畑で始まりました。この装置は北海道のLED機器メーカーが開発したもので、オオカミの姿を模し鋭いキバや赤く光る目を備え、半径15メートル以内に動物が近づくと赤外線センサーが感知して赤色LEDが点滅しながら最大90デシベルの音を発します。さらに動物の鳴き声や人の声、バイク音など50種類以上の音をランダムに繰り出すため、クマやシカ、イノシシなどの野生動物が音に慣れにくい仕組みとなっており、実際に畑に現れたヒグマが装置の光と音で逃げていく効果も確認されています。高瀬地区の農家ではこれまで柵やランプ、ラジオなど様々な対策を講じても毎年キャベツの食害が続いていましたが、今回の「モンスターウルフ」に強い期待を寄せており、市もカメラを用いた効果検証を行いながら今後の導入拡大を検討しています。全国ではすでに160台以上が設置され、山形県内でも酒田市の牧場に導入実績があることから、山形市の今回の取り組みは安全で安心な暮らしと農業を守るクマ対策として注目されており、地域全体での被害軽減につながることが期待されています。
(出典)
https://news.yahoo.co.jp/articles/430791af0997ccbf1767632589f51674170820f4
秋田県由利本荘市で60代男性がクマに襲われけが(2025年9月4日)

2025年9月4日午後4時20分ごろ、秋田県由利本荘市小栗山で60代の男性がクマに襲われ顔や腕、足にけがを負う事故が発生しました。警察と消防によりますと、男性の家族から「クマにやられてけがをしているが意識はある」と通報があり、駆け付けた救急隊によって秋田市内の病院へ搬送されました。男性は出血しているものの意識はあり命に別条はないとみられています。由利本荘市を含む秋田県では近年クマの出没や人身被害が相次いでおり、今回の事例は住宅地や生活圏に近い場所でもクマの襲撃が起こり得ることを改めて示しています。地元当局は住民に対し外出時には十分な注意を払い、万が一クマを目撃した場合には決して近づかず速やかに通報するよう強く呼びかけており、秋田県におけるクマ対策と安全意識の徹底が求められています。
(出典)
https://news.yahoo.co.jp/articles/25ad09d23c8ab0c45687a4c1567b7efc18976716
山形新幹線でつばさとクマが衝突 緊急停車(2025年9月4日)

2025年9月日午前、山形新幹線上りのつばさ132号(山形発東京行き)が走行中にクマと衝突し、緊急停車する事故が発生しました。JR東日本によりますと、午前10時ごろ米沢市の奥羽線・板谷駅から福島市の庭坂駅の間で線路内に進入したクマと衝突したもので、この影響でつばさ132号は庭坂駅で緊急停車し車両点検を行った後、約44分遅れで運転を再開しました。車内にいた約220人の乗客にけが人はなく安全が確認されましたが、ダイヤに遅れが生じました。山形新幹線つばさとクマとの衝突事故は今年度6月以来2回目となり、沿線地域では自然環境の中での鉄道運行に伴うクマ出没リスクが改めて浮き彫りになっています。鉄道会社は安全運行を最優先に警戒を強めており、山形新幹線を利用する旅行者や通勤客にとっても最新情報の確認と安全対策の重要性が強調されています。
(出典)
https://news.yahoo.co.jp/articles/47ce38ca9c2bbab7fe2edce6ed390518b67c1158
福島県双葉郡広野町の県道体長約1mの熊目撃(2025年9月4日)

2025年9月4日午前4時50分ごろ、福島県広野町上浅見川の県道いわき浪江線で車を運転していた男性が体長約1メートルのクマ1頭を目撃しました。クマは道路北側を歩いていたとされ、人や物への被害は確認されていませんが、警察は周辺でパトカーによる警戒を行い、住民や通行者に注意を呼びかけています。広野町は自然豊かな地域でクマの生息域とも重なり、今回の目撃は出没リスクの高まりを示すものであり、早朝や夜間の外出時には特に警戒が必要です。福島県内ではクマ出没が各地で相次いでいることから、万が一目撃した際には決して近づかず、速やかに警察や自治体へ通報することが推奨されており、広野町での安全確保とクマ対策の徹底が強く呼びかけられています。
(出典)
https://news.yahoo.co.jp/articles/c124b98d48007e51d8865350c5883fd6bb5b6793
山形県鶴岡市高速道路上にクマ(2025年9月4日)

2025年9月4日午後2時28分ごろ、山形県鶴岡市下川の鶴岡市立西郷小学校から西に約300メートルの地点にある高速道路上でクマ1頭が目撃されました。クマはその後南の方向へ立ち去ったものの、付近に潜んでいる可能性があるため警察は地域住民に対して十分な警戒を呼びかけています。鶴岡市は山と海に囲まれた自然豊かな地域でクマの生息域と重なることから出没事例が少なくなく、今回のように高速道路上で目撃されるケースは交通にも大きな危険を及ぼす可能性があります。警察は「付近にお住まいの方は細心の注意を払い、クマを目撃した場合は不用意に近づかず速やかに行政機関へ連絡するか、110番通報をしてほしい」と呼びかけており、鶴岡市でのクマ出没情報は地域の安全と暮らしを守るためにも重要であることが改めて示されています。
(出典)
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e959d23857e18895859184bd7f256eb1218b3b1
福島県会津若松市河東町で体長約1mの熊目撃(2025年9月4日)

2025年9月3日午後6時ごろ、福島県会津若松市河東町八田字高塚乙の山林付近で、30代の男性が体長約1メートルのクマ1頭を目撃し、その後クマは山の中へ立ち去り、人や物への被害は確認されていません。警察はパトカーでの巡回や広報活動を強化し、会津若松市役所と連携して地域住民に警戒を呼びかけています。会津若松市は自然が豊かでクマの生息域とも重なる地域であり、今回の目撃情報は秋を迎える時期に食料を求めて行動が活発化するクマの特徴を示すものです。登山や農作業、散歩などで外出する際には十分な注意が必要であり、クマを目撃した場合は決して近づかず速やかに警察や自治体へ通報することが推奨されています。会津若松市でのクマ出没は近年増加傾向にあり、地域の安全を守るためには住民一人ひとりが警戒心を持ち、クマ対策を徹底することが重要です。
(出典)
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0b1e06f980d7a27ce4be67b9626a178fde2208e
北海道砂川市小学校そばで7件もクマ目撃相次ぐ(2025年9月4日)

2025年8月末から9月4日朝にかけて、北海道砂川市北光の小学校近くや国道12号線沿いでヒグマの目撃が相次ぎ、これまでに7件報告されていることから市や猟友会が警戒を強めています。4日午前5時半すぎには、住宅近くの草やぶから体長約1.3メートルのクマ1頭が姿を現し、住民が大声で「来るな」と叫ぶとやぶの中へ逃げ込んだということです。砂川市によりますと、目撃されたヒグマはいずれも体が小さく同じ若い個体とみられ、人の姿を見ると逃げる行動を見せており、現時点で人への被害は確認されていません。市は猟友会と連携し、クマが嫌う臭いを発する装置を設置するなどして警戒を続けています。砂川市での小学校付近における連日のヒグマ出没は地域住民や通学する子どもたちに不安を与えており、北海道でのクマ目撃増加と安全対策の重要性を改めて示す事例となっています。
(出典)
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b1b434ad7bdeb4a6d6916efca68c7c166b922e1
福島県広野町県道近くを歩く熊(2025年9月4日)

2025年9月4日午前4時50分ごろ、福島県広野町上浅見川南山の県道いわき浪江線付近で、車を運転していた男性が体長約1メートルのクマ1頭が道路北側を歩いているのを目撃しました。現在までに人への被害は確認されていませんが、警察は周辺をパトカーで警戒しながら住民や通行者に注意を呼びかけています。広野町は自然豊かな地域でクマの生息域とも重なるため、早朝や夜間の車の運転、散歩や農作業の際には特に警戒が必要です。今回の目撃情報は福島県で相次ぐクマ出没の一例であり、登山やハイキングなどで訪れる方を含め地域住民や観光客にとっても安全対策の徹底が求められています。
(出典)
https://news.yahoo.co.jp/articles/31de1255cfb9b4e26cec367e46ff0d7d47f118bc
岩手県宮古市茂市に衰弱したクマに反撃され男性けが(2025年9月4日)

2025年9月1日午後7時50分ごろ、岩手県宮古市茂市の国道340号で、道路に倒れていたクマを移動させようとした際に73歳の会社員男性がクマに噛まれてけがをする事故が発生しました。現場には「道路に衰弱したクマがいる」との通報を受けて署員や市職員が駆け付け、当初は死んでいると判断されたため動物の扱いに慣れた男性が移動を試みたところ、突然クマが動き出し右腕と左太ももを噛まれたということです。男性は市内の病院に搬送されましたが命に別条はなく、噛みついた体長約1メートルのクマはその後近くの山に逃げ込んだとされています。岩手県宮古市を含む東北地方ではクマの目撃や人身被害が相次いでおり、今回の事例は衰弱しているように見えるクマであっても決して油断してはならないことを示しています。警察や自治体は住民やドライバーに対し、道路や市街地でクマを発見した場合は決して近づかず速やかに通報するよう強く呼びかけており、岩手でのクマ出没への警戒が一層高まっています。
(出典)
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c89c60ff42edc364f3ee786a4f01380dd24da6f
宮城県加美町七面鳥1羽がクマに食べられる被害(2025年9月4日)

2025年9月3日午後9時30分ごろ、宮城県加美町宮崎で自宅敷地内にクマが出没し、飼育されていた七面鳥1羽が食べられる被害が発生しました。通報した50代の女性は、自宅に設置していたカメラでクマの姿を確認し110番通報したもので、別の日にも複数の七面鳥が同様の被害を受けていたことが分かっています。警察は現場周辺でサイレンや爆竹を使用して警戒にあたりましたがクマの行方は依然不明で、現在も付近住民に対して十分な注意を呼びかけています。宮城県加美町は自然豊かな地域である一方、近年クマの目撃や被害が相次いでおり、今回の七面鳥被害もその深刻さを示す事例となっています。住民や周辺地域を訪れる方々は、夜間の外出や農作業時には特に警戒を強め、クマを発見した場合には決して近づかず速やかに警察や自治体へ通報することが重要です。
(出典)
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2429d5a36e501fc48ed8dd5101ba8ae1dfcb59f
青森県田代平湿原付近道路横切るクマ(2025年9月3日)

2025年9月2日午前10時ごろ、青森市の田代平湿原付近で道路をゆっくり横切るクマが目撃され、その様子が映像に収められました。目撃者によると体長1メートルほどの子グマとみられ、約15秒間周囲を歩き回った後、左側の山の方へ入っていったということです。現場周辺には食事ができる茶屋や公衆トイレがあり観光客の利用も多いエリアであることから、クマの出没は大きな不安を呼んでいます。目撃者は「近くに親グマがいるのではないかと思うと怖かった、車の中にいたからよかったが外にいたら危険を感じた」と話しており、青森県内ではクマの目撃情報が後を絶たない状況です。田代平湿原周辺は登山や観光で訪れる人が多い地域のため、青森でのクマ出没は地域住民や観光客にとって深刻な問題となっており、県や関係機関は引き続き警戒を呼びかけています。
(出典)
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7ff910898b395fbb2a4890e5e610e7e74d7a7cf
北海道の大雪山登山道でヒグマ接近(2025年9月3日)

2025年8月30日午後4時ごろ、北海道の大雪山国立公園で登山をしていた40代の男性がヒグマと遭遇し、わずか約10メートルという至近距離でクマ撃退スプレーを噴射して追い払う事例が発生しました。男性は高根ヶ原分岐から忠別岳方面へ向かう登山道を単独で歩いており、鈴を携帯しラジオを流しながら行動していたものの、突然ヒグマが接近してきたためスプレーを使用し、幸い無事だったということです。通報を受けた環境省は、今回の遭遇現場が白雲岳避難小屋から近いことから注意を呼びかけるとともに、薄暗い時間帯の単独行動を避けることや、複数人で登山を行い互いに離れないようにすることの重要性を強調しています。大雪山国立公園は豊かな自然環境の一方でヒグマの生息域でもあり、今回の事例は北海道登山におけるクマ対策や安全登山の必要性を改めて示すものとなっており、登山者はクマ鈴やラジオ、そしてクマ撃退スプレーなどの携行を徹底することが強く推奨されています。
(出典)
https://news.yahoo.co.jp/articles/487445558d6fdb307327edfa158dd6c68571bc3a
北海道江差町で捕獲の熊は西瓜食害の個体と判明(2025年9月3日)

北海道道南の江差町で先月捕獲されたクマについて、DNA鑑定の結果、この個体が町内や隣接する上ノ国町で家庭菜園のスイカを食い荒らすなどの被害を引き起こしていたクマと同一であることが判明しました。問題のクマは8月29日に江差町砂川で設置された箱わなにかかり駆除されたオスのクマで、その後の調査で江差町の3カ所と上ノ国町の1カ所で確認されていた出没個体と一致していたことが分かりました。被害現場ではスイカが大量に食害されるなど深刻な農業被害が報告されており、地域の安全と生活環境にも大きな影響を及ぼしていました。しかしながら、このクマが駆除された後も江差町ではクマの目撃や農作物被害が続いているため、町は引き続き箱わなを設置するなどの対策を講じ、住民に対しても外出時の警戒やクマを見かけた際には速やかに通報するよう呼びかけています。今回の事例は江差町をはじめ北海道で相次ぐクマ出没問題の深刻さを示しており、地域全体での安全管理やクマ対策の徹底が求められています。
(出典)
https://news.yahoo.co.jp/articles/2998d70a48a1ab761f4f59bfc42582cd9fe3d170
山形鶴岡市クマが寺の壁を壊す(2025年9月3日)

山形県鶴岡市由良一丁目にある寺院で、8月18日正午頃から9月3日午前7時30分頃までの間に壁が壊される被害があり、警察によると現場にはクマの爪痕や足跡が確認され、内部にあったミツバチの巣を狙った可能性が高いとみられています。クマの直接の目撃情報は確認されていないものの、周辺にはまだ潜んでいる可能性があるため、警察は住民に対し細心の注意を呼びかけており、もしクマを見かけた場合には決して近づかず、速やかに警察や自治体に通報するよう求めています。今回の寺院での被害は、鶴岡市を含む庄内地域でクマの出没が相次ぐ中で発生したもので、特に秋に向けて食料を求めて行動範囲が広がる時期であることから、クマによる被害防止や安全対策の徹底が重要となっており、寺院や住宅地に近い場所でもクマが出没する現実を改めて浮き彫りにしています。
(出典)
https://news.yahoo.co.jp/articles/957faf29f26526697b36ae0459c538cf4344600f
福島県松川町自宅の敷地内にいる熊を目撃(2025年9月3日)

福島県警の発表によりますと、2025年9月2日午後8時ごろ、福島市佐原字竹ノ森の住宅敷地内で20代の女性が体長およそ1メートルのクマ1頭を目撃しました。クマはその後、西側の畑方面へ立ち去り、幸い人的被害は確認されていませんが、警察は周辺住民に対し強い警戒を呼びかけています。さらに、福島市松川町でも畑の中で体長約1メートルのクマが目撃されており、地域一帯でクマの出没が相次いでいる状況です。福島市やその周辺は自然が豊かでクマの生息域と重なるため、特に夕方から夜間にかけての外出や農作業の際には十分な注意が必要であり、地域の安全を守るためにもクマ鈴の携行や生ごみの管理徹底などが推奨されています。今回の連続した目撃情報は、福島市でのクマ出没が現実的なリスクであることを示しており、登山者や地元住民にとって改めて熊対策や安全行動の重要性を再認識させる事例となっています。
(出典)
https://news.yahoo.co.jp/articles/957faf29f26526697b36ae0459c538cf4344600f
岐阜県中津川市男子高校生がクマにひっかかれる被害(2025年9月3日)

2025年9月2日午後7時15分ごろ、岐阜県中津川市坂下の路上で帰宅途中の16歳の男子高校生がクマに襲われ、頭部と背中をひっかかれる被害に遭いました。高校生はすぐに近くの民家へ逃げ込み、住民が消防に通報したことで救急搬送され、市内の病院で治療を受けています。意識はあるもののけがの程度は不明とされています。中津川市は今回の事故を受けて県警と連携しパトロールを強化するとともに、市民へ注意を呼びかけるメールを配信しました。今年4月以降、市内ではすでに31件のクマ目撃情報が寄せられており、地域全体で人身被害のリスクが高まっている状況です。岐阜県中津川市は山間部に位置し自然豊かな環境が魅力ですが、同時にクマの生息域とも重なっているため、登山や通学、散歩など日常生活においても十分な警戒が必要であり、今回の事故は改めてクマ対策や安全行動の重要性を強く示すものとなっています。
(出典)
https://news.yahoo.co.jp/articles/59908fe73d64f6a201f87f929c6459ab3ce7d68f
羅臼岳登山道の男性を襲ったのは知床で有名なヒグマ(2025年9月2日)

2025年8月に知床半島の羅臼岳登山道で発生した26歳男性がヒグマに襲われ死亡した事故について、公益財団法人知床財団は9月1日に新たな調査結果を公表しました。この事故は、東京都在住の男性が登山中にヒグマと遭遇して命を落とした痛ましい事例であり、調査では事故前の7月29日に岩尾別地区でヒグマへの餌付けが疑われる事案が発生していたこと、男性がトレイルランニングのような形で登山していた事実は確認されなかったこと、さらに遭遇地点近くの林の中で男性のスマートフォンや携行品とともにヒグマの体毛が発見されDNA鑑定により捕獲されたヒグマと一致したことが明らかになりました。今回捕獲されたヒグマは2014年から知床国立公園内で繰り返し目撃されてきた個体で、近年は子グマ2頭とともに道路沿いなど人目につく場所に出没し、地域では“有名なクマ”として知られていました。人を避けない行動が確認されていたことから、知床財団は繰り返し追い払い対応を行ってきた経緯もあります。事故当日、男性は同行者と約200メートルの距離を置いて単独で移動しており、クマ鈴を携行していましたがクマスプレーは確認されておらず、同行者が所持していたスプレーもヒグマ対応のものではなく使用済みだったことがわかっています。また救助を待つ間、同行者が登山道を下るヒグマを目撃しており、男性を襲った個体である可能性が指摘されています。羅臼岳の岩尾別コースは現在も閉鎖中で再開時期は未定とされ、知床財団は世界自然遺産登録20年という節目に起きたこの重大な事故を深刻に受け止め、人に慣れたヒグマの増加を懸念しながら、関係機関と協力して今後の安全対策と再発防止に取り組むとしています。知床の自然環境と登山の安全を守るためにも、登山者にとっては適切な装備や行動が求められており、この事故は知床登山とヒグマ対策の重要性を改めて社会に強く示すものとなりました
(出典)
https://news.yahoo.co.jp/articles/a359cf01a3d816dc85a4cdaed22bd5ce0ba83dd2
福島県北塩原村桧原スキー場クマ出没情報(2025年8月30日)

福島県警の発表によりますと、2025年8月30日午後3時ごろ、福島県北塩原村桧原にあるスキー場で登山をしていた男性が斜面でクマ3頭を目撃しました。目撃されたのは体長約1.5メートルの成獣と、体長80センチメートルほどの子グマ2頭で、親子グマとみられています。その後、クマは周辺の林へ立ち去り、これまでに人身被害などは確認されていません。警察は北塩原村役場に情報提供を行うとともに現地周辺で警戒を強化しており、登山者や観光客に対してはクマ鈴やラジオを携行するなど十分な注意を呼びかけています。特に北塩原村や桧原湖周辺は自然が豊かでクマの生息域でもあるため、登山やハイキングの際にはクマとの遭遇リスクを意識した行動が重要であり、今回の目撃情報は福島県の登山やアウトドアを楽しむ方々にとって改めて安全対策を徹底する必要性を示すものとなっています。
(出典)
https://news.yahoo.co.jp/articles/e266280fd1d4a4f8dd0172a769c6a8156296abd0
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