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【まとめ・最新情報】ニュース速報


※最新ニュースは下記タイトルから飛べます

最新情報/ニュース速報

・大阪知事が医療非常事態宣言 “病床の確保に努める”(2022年2月8日)


 

 

大阪府の吉村知事は、新型コロナの感染拡大で医療提供体制が極めてひっ迫しているとして医療非常事態を宣言し、入院患者の転院や退院をサポートするなどして、病床の確保に努める考えを示しました。新型コロナをめぐって、大阪府の吉村知事は記者団に対し、「大規模な感染拡大が続いて高齢者を中心に入院が相次ぎ、医療提供体制が極めてひっ迫している。医療非常事態宣言を出す」と述べました。そのうえで、ほぼ満床になっている軽症中等症病床のひっ迫をおさえたいとして、一定の治療を終えて症状が軽くなった入院患者を、診療機能が整った宿泊療養施設に移送するための専従チームを設ける方針を示しました。専従チームは9日から稼働させるとしています。また、重症病床の確保計画を、「非常事態」を表す「フェーズ4」に引き上げ、いまの運用病床より100床余り多い420床を運用する考えを示しました。これにあわせて医療機関に対し、急がない手術の延期など一般医療を一部制限して、患者の受け入れ体制を確保するよう要請したことを明らかにしました。一方、緊急事態宣言をめぐっては、「重症病床の実質の使用率が40%に達する段階で国への要請を判断すべきだと思う。現在は25%であり、今後の状況を注視したい」と述べました。

・3回目接種はいつ受けられる?ワクチンアラーム機能(2022年2月6日)


 

 

スマートニュース株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:鈴木健)は医療従事者などへの新型コロナワクチンの3回目接種が開始されたことに合わせ、ニュースアプリ「SmartNews」の「ワクチンアラーム」機能をアップデートし、ユーザーごとに、3回目接種の時期や接種施設の情報をお知らせします。
 
▼ワクチンアラーム機能のアップデートはこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000450.000007945.html
 

[北海道]

・十勝岳連峰で行方不明の男性 死亡確認(2020年10月21日)

十勝岳連峰で行方不明になっていた千歳の男性が20日、発見されましたが、死亡が確認されました。死亡したのは、千歳の無職、瀬戸口孝年さん73歳です。瀬戸口さんは12日、上富良野町の登山口から一人で十勝岳連峰に入り、行方がわからなくなっていました。20日午前、警察が登山道脇に倒れている瀬戸口さんを見つけ、病院に搬送しましたが、死亡が確認されました。瀬戸口さんに目立った外傷はなく、警察が死因を調べています。

雪の穴で一夜明かす 旭岳で登山男性無事に発見(2019年12月7日)

7日から大雪山系の旭岳に登山に入った千歳市の45歳の男性と連絡がとれなくなっていて警察では遭難した可能性があるとして捜索を行うことにしています。 行方が分からなくなっているのは千歳市北斗4丁目の国家公務員、大作毅さん(45)です。 警察によりますと大作さんは1人で7日早朝、大雪山系の旭岳に登山に入り、1泊して8日夕方までに下山する予定でした。しかし下山しているはずの時刻を過ぎても連絡がつかないことを心配した大作さんの妻が8日夜、消防に通報したということです。 大作さんは登山の経験が豊富で警察が入手した登山計画書によりますと8食分の食料を持っています。 警察は大作さんが遭難した可能性があるとして現場に捜索隊とヘリを出して行方を捜すことにしています。 大雪山系旭岳できのうから行方不明となっていた登山者の男性が、きょう午前無事に発見されました。無事発見されたのは、千歳市の海上保安庁職員、大作毅さん45歳です。大作さんはおととい、登山のため旭岳に向かい、きのう夕方戻る予定でしたが連絡がとれなくなっていました。警察が捜索したところ、午前8時すぎ、6合目付近で大作さんを発見しヘリで救助しました。旭川東署の山岳救助隊員は「岩が並んでいる場所の真ん中で(大作さんが)立ちつくしているような感じで(いた)」と話しました。大作さんはテントが強風で壊れたため、雪に穴を掘ってその中で一夜を明かしたと話しています。大作さんの顔や指などには凍傷がみられるものの、命に別状はないということです。

北海道大雪山系愛別岳で38歳男性遭難(2019年10月15日)

警察は男性が遭難したとみて、北海道上川町にある大雪山系愛別岳に、登山に入った38歳の男性と14日から連絡が取れなくなっていて、警察は、男性が遭難したとみて15日6時30分から捜索を行っていますが男性は見つかっていません。連絡が取れなくなっているのは、美瑛町の中村岳陽さん38歳です。男性は14日早朝、上川町の愛山渓温泉から1人で入山し、大雪山系の永山岳などを経由して、愛別岳に登る予定だったとみられています。男性は14日、妻に「これから愛別岳に登る、夕方4時ごろには帰宅する」などと連絡をして大雪山系の愛別岳に入山しました。しかし、14日午後6時になっても男性が帰宅しないことから14日夜、中村さんの妻から「時間になっても帰宅しない」と警察に通報がありました。15日の捜索で、安足間岳から愛別岳までの山中で中村さんのものとみられるストックが折れた状態で見つかったほか、愛山渓温泉の駐車場には、車が残されていました。中村さんは食料を数日分持っているとみられ、男性は携帯電話を持っていますが、電波がつながらないため連絡がとれておらず警察は16日も朝から捜索を再開するということです。
 
(追記:2019年10月22日)
 
今月14日、大雪山系の愛別岳に登山に出かけたまま行方がわからなくなっていた38歳の男性が、21日午前、山頂付近で雪に埋もれて倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。 亡くなったのは、上川の美瑛町の団体職員、中村岳陽さん(38)です。 警察によりますと、中村さんは、今月14日、標高2113メートルの大雪山系の愛別岳に1人で登山に出かけたまま、下山の予定時間になっても戻らず警察や登山仲間などが連日、捜索を行っていました。その結果、21日午前10時すぎ、山頂付近の斜面で雪に埋もれて倒れている中村さんが見つかり、救助されましたが、その後、死亡が確認されました。 中村さんの額には、強く打ったような傷痕があったということで、警察は、中村さんが何らかの原因で滑落し、頭を打った可能性があるとして、当時の状況や死因について詳しく調べています。

十勝岳で50代男性が吹雪で道迷い行方不明(2019年9月21日)

20日午後3時前、十勝岳で登山をしていた50代の男性から「吹雪で視界が悪く、道に迷った」と警察に通報がありました。男性は山頂から20分ほどおりた登山コースにいると連絡してきたことから、警察が救助に向かいましたが見つからず、天候も悪くなったため、午後9時前にいったん捜索を打ち切りました。警察と連絡していた際に男性は、水とおにぎりを持っていて、ウインドブレーカーを着ていると話していましたが、連絡がつかなり警察は21日早朝から捜索を再開しました。警察は21日、男性を見つけて救助しましたが搬送先の病院で死亡が確認されました。警察は携帯電話の位置情報をもとに救助に向かっていました。その結果21日昼ごろ十勝岳の山頂から北西側にあるグラウンド火口近くの斜面で男性を見つけヘリコプターで救助しました。警察によりますと男性は病院に運ばれ、その後死亡が確認されました。この男性は美瑛町の望岳台から
入山したとみられ、警察は千葉県の50歳の男性とみて確認を急いでいます。北海道の上空には19日から20日にかけて10月下旬から11月上旬並みの寒気が入り込み大雪山系では19日、旭岳と黒岳で初
雪が降りました。警察は登山者に雪や寒さの対策をしっかり取るよう注意を呼びかけています。

[東北]

秋田県

秋田県栗駒山で遭難30代女性無事救助(2019年10月3日)

2日栗駒山で登山をしていた30代の女性が遭難しましたが、3日朝救助されました。救助されたのは東京都狛江市の加藤祐美さん(34)です。警察によりますと2日午前5時半ごろに弟と2人で栗駒山に入り山頂までいったあと下山していましたが、登山口から2キロほどのところで日が暮れたため身動きが取れなくなったということです。登山経験が少なかったため体力の消耗を避けようと弟が1人で下山し、登山口にいた登山客の携帯電話で警察に救助を求めました。警察は3日午前5時20分から捜索を開始し、約50分後に発見し救助しました。スナック菓子や飲み物を持っていて、目立ったけがもないということです。

秋田県の太平山で20歳男子大学生が滑落(2019年5月4日)

秋田県内の太平山で5月3日に20メートル下にある沢に滑落して、4日早朝の午前5時30分頃に防災ヘリで救助されました。救助されなによりです。怪我はなかったのですか?胸椎骨折などの重傷で歩くこともできなかったようです。6人グループで山頂に到着後の、下山に事故が起こりました。同グループの2人が助けようとして沢から戻れなくなり同様に救助されたとのことです。事故が起こった場合は二次災害はもっとも避けるべきこと。仲間思いな2人かと思われますが、まずは冷静になることが必要です。

山形県

横浜在住の中国人男性・蔵王で行方不明(2020年2月3日)

山形市の蔵王で登山をしていた中国人男性が行方不明となっている。警察や消防が捜索しているが、見つかっていない。行方不明になっているのは、横浜市鶴見区の会社員で中国国籍のラン(亦の下に木)成斌さん(36)。警察などによると、ランさんは妻と蔵王温泉に宿泊していて、2日午前9時ごろ「お釜を見に行く」と言い、1人でロープウェイに乗って熊野岳方面に出掛けたという。正午に地蔵山頂駅で妻と落ちあう予定だったが、ランさんが現れず連絡も取れなかったため、午後4時すぎ、妻がスキーパトロール隊本部に連絡した。警察や消防が3日午前9時すぎから捜索を開始しヘリコプターも出動しているが、まだ見つかっていない。ランさんは雪山登山の経験があり、スキーウェアやヘルメットなどを着用している。また食料としてチョコレートとゆで卵を持っているという。地蔵山頂駅付近の3日午前7時時点で気温は氷点下8℃、積雪は85センチ。

朝日連峰で行方不明の静岡県男性が遺体で発見(2019年8月16日)

山形県朝日町の朝日連峰に登山に入ったと見られる静岡県の男性が行方不明となっています。警察は山岳遭難と見て捜索を開始しました。遭難したと見られるのは、静岡県御殿場市の会社員・鈴木光夫さん(57)。警察によりますと、鈴木さんは10日朝、家族に「山へ行く」と告げて車で家を出ました。その後14日になっても帰宅しなかったため、家族が「山形に行ったかもしれない」と地元の警察に届け出ました。その後15日午前8時半ごろになって、朝日連峰の登山口「朝日鉱泉」の駐車場で鈴木さんの車が見つかりました。鈴木さんは12日に大朝日岳の山小屋に宿泊したことが分かっており、警察は山岳遭難と見て、15日午前から捜索を開始してます。警察などがさらに捜索した所、朝日鉱泉から15分ほどの登った登山道で鈴木さんのリュックや帽子などが見つかり、午後1時半ごろ、近くの沢で男性の遺体が発見された。遺体は50~60歳で、朝日連峰に登山に来ていた可能性の高い静岡県の男性と見られている。警察は遺体の身元や死因を確認している。
 
(追記:2019年8月16日)
 
山形県朝日町の登山道近くの沢で見つかった遺体は、朝日連峰に登山に来て行方不明になっていた静岡県の男性と確認された。身元が確認されたのは静岡県御殿場市の会社員・鈴木光夫さん(57)。鈴木さんは朝日連峰に登山に来て行方不明になっていたが、15日午後、朝日町立木の登山道近くの沢で遺体で見つかり、その後家族が鈴木さんと確認した。発見場所は登山道から50メートルほどの崖下。登山道には鈴木さんのリュックや帽子が残されていた。警察は、鈴木さんが水を飲むために沢に降りようとしたとみて、滑落の可能性を含め死因を調べている。山形県内の全ての登山口や登山届を調べあげます。かなりの数がありますが迅速さが必要となります。14日に捜査依頼が出て翌朝には山小屋にも連絡を入れ宿泊者名簿から割り出され登山口の車を見つけました。救助活動は多くの時間と人員が必要になります。遭難をして救助要請をしても、救助隊の到着には相当の時間を要します。場合によってはその場で一晩を耐えてもらわなければならないこともあります。登山者の皆さんはこのような万が一の事態を想定し、緊急時の装備等の準備をして入山してください。入山する際は事前に気象情報を確認するようにしてください。

山形県村山市の19歳男性普段着のまま山に入り山岳遭難(2019年5月3日)

標高1015mの甑岳(こしきだけ)に入山して疲労のために歩けなくなったようです。登山の標準所要時間は、合計2時間で距離にすると登山口から山頂までは3.8kmです。食料無しで5月2日の午後5時に警察に携帯電話で連絡を入れて、発見されたのが5月3日の午前6時過ぎですから一晩を過ごしたのですから辛かったと思いますよ。

福島県

福島県の安達太良山で夫婦が死亡(2019年10月27日)

26日、福島県の安達太良山の登山道で、埼玉県の高齢の夫婦が死亡しているのが見つかりました。目立った外傷はなく、警察は2人が低体温症になったとみて詳しい状況を調べています。警察によりますと、26日午前8時半前、安達太良山に登山していた人から「男女2人があおむけの状態で倒れている」という通報がありました。警察と消防が現場に向かい、山頂近くの登山道でいずれも高齢の男女2人が心肺停止の状態で見つかり、その後、死亡が確認されました。警察によりますと、死亡したのは埼玉県新座市の松浦政幸さん(70)と妻の百合子さん(69)で、2人に目立った外傷はなかったということです。警察によりますと、2人は25日昼頃、福島市の野地温泉側の登山口から登り始め、中腹にある山小屋に宿泊の予約をしていたとみられるということです。その際、救助要請などはなかったという。山小屋の管理者などによりますと、25日夕方、男性から「道に迷い、山で夜を過ごす。食料はある」などという連絡があったということです。2人はテントなどの宿泊装備は持っていなかったということです。25日夜の安達太良山は雨や風が強く、気温も低かったということで、警察は、2人が低体温症になったとみて詳しい状況を調べています。

蒲生岳で登山中の大学生が熱中症で死亡(2019年8月15日)

只見町の蒲生岳で登山中の大学生が倒れ死亡しました。警察が熱中症の可能性があるとみて死因を調べています。亡くなったのは東京都港区の大学生・中瀬翔さん。警察などによると中瀬さんは13日、只見町の蒲生岳に親族3人と登山に訪れ、「先に下山する」と言って親族と別れた後、行方がわからなくなっていた。その後、登山道の入り口近くの山林で中瀬さんが倒れているのを近くの住民が発見したということ。中瀬さんは意識が
もうろうとした状態で医療機関に運ばれたが約2時間半後に死亡となりました。中瀬さんに目立った外傷はなく、警察は熱中症の可能性があるとみて死因を詳しく調べることにしています。

福島県の会津駒ケ岳で男性57歳が病死?(2019年5月5日)

埼玉県新座市の57歳の男性が心肺停止状態で、ヘリで救助され病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。外傷などがほとんどないことから、病死と判断されておりますが、詳しい死因はまだわかっていません。会津駒ケ岳は標高2133メートルですから、高度障害は概ね2400メートル以上の高山に登り酸欠状態に陥った場合に、さまざまな症状が現れます。特に海面近くの標高から2500メートルの高地へ1日の内に移動すると発症しやすくなります。ただし、人によっては2000メートル前後の標高でも発症することがあります。2400メートル以上の高地に移動した日は、すぐには休憩しないことです。30分から1時間ほど歩きまわることで人体の高所順化を促すことができます。また、水分補強ももちろん必要で目安としては体重1kgあたり1時間に5mlと言われており、体重60kgの成人男性の場合1時間に300mlが必要となります。

[北関東]

栃木県

鹿沼で山岳遭難か 63歳男性死亡(2020年3月17日)

鹿沼市の63歳の男性が、市内の山に登山に出かけたまま15日から行方がわからなくなり、警察と消防が捜索したところ、16日になって、がけの下で倒れているのが見つかりましたが、まもなく死亡が確認されました。死亡したのは、鹿沼市緑町の非常勤の地方公務員、湯澤重和さん(63)です。 警察によりますと、湯澤さんは15日朝、「市内の羽賀場山に行ってくる」と言って出かけたまま戻らなかったため家族が通報し、警察と消防が16日朝から捜索していました。その結果、山頂からおよそ300メートル離れた山林のがけの下で見つかりましたが、全身を強く打っていて、まもなく死亡が確認されました。 警察によりますと、現場の状況から湯澤さんは誤って、がけからおよそ80メートル転落したとみられるということです。湯澤さんは所属する登山サークルで羽賀場山に登る予定があり、練習のために1人で登っていたということで、警察が当時の詳しい状況を調べています。

栃木県皇海山での遺体は千葉県松戸市の男性医師と発表(2019年11月22日)

6月14日栃木県と群馬県の県境の皇海山に千葉県から登山に訪れた59歳の男性が予定を過ぎても下山せず警察は家族からの通報を受けて捜索しています。 6月15日午前2時ごろ千葉県松戸市の59歳の医師の妻から
「登山に出かけた夫と連絡が取れない」と警察に通報がありました。警察によりますと、この医師は1人で6月14日午前6時ごろから栃木県と群馬県の県境にある皇海山、標高およそ2100メートルに登ると妻に伝えていましたが、予定の午後6時までに下山せず、連絡も取れなくなっているということです。警察によりますと、6月14日の皇海山付近の天気は曇りで夕方からは雨も降り視界が悪くなっていたということです。警察は遭難したおそれがあるとして捜索していますがこれまでのところ見つからず6月16日朝から再開することにしています。皇海山のクラシックルートは非常に道迷いが多発しています。
 
(2019年11月22日)
 
日光署は21日、日光市足尾町の庚申山で7日に白骨化した遺体が見つかり、千葉県松戸市新松戸6丁目、医師渡辺英二郎さん(当時59歳)と確認したと発表した。渡辺さんは6月、皇海山へ登山に向かったまま行方不明になっていた。DNA鑑定などから判明した。

皇海山で遭難の金沢市の男性6月20日発見(2019年6月20日)

群馬・栃木県境の標高2144mの皇海山で14日から行方が分からなくなっていた金沢市の会社員男性(59)が6月20日、6日ぶりに発見・救助されました。群馬県警沼田署によると、男性は右足首と肋骨(ろっこつ)が折れる重傷だが、命に別条はないということです。1食分の弁当とロールパン1個で食いつないでいた。署によると、男性は14日朝、群馬側の登山口から入山して道に迷い、右足を痛めた。体力消耗を避けるために移動を抑え、持っていた弁当とパン、沢の水でしのいだ。食糧が尽きたため、居場所を知らせるために笛を吹きながら尾根上の登山道を歩いていた20日午前7時45分ごろ、別の遭難事故で出動していた民間の救助隊に発見されました。登山口に止まったままのレンタカーがあるとの通報が17日午前にあり、県警のヘリや山岳警備隊が捜索。登山カードに記された行程は日帰りの予定でした。

皇海山で埼玉県の男性が遺体で発見される(2019年6月14日)

行方が分からなくなっていたのは埼玉県三郷市の英修さん(68)で、英さんは今月9日、日光市と群馬県の境にある標高およそ2100メートルの皇海山の山頂を目指して、仲間3人とともに山荘を出発しましたが先頭を歩いていて途中で行方が分からなくなりました。警察は、英さんが遭難したとみて捜索を続けていたところ、途中の登山道からおよそ160メートル下の斜面に男性の遺体を発見し、14日、家族が英さんと確認しました。英さんの体には、滑落した際にできた傷があり、警察は誤って登山道から斜面に転落したものと見て詳しい状況を調べています。

皇海山で埼玉県の男性が山岳遭難(2019年6月9日)

6月9日午前9時20分ごろ、日光市足尾町鋸山から皇海山への登山道付近で埼玉県三郷市、職業不明男性(68)が遭難したおそれがあると110番がありました。同日午後4時現在、警察で捜索中とのことです。

群馬県

スノボで遭難の中学生発見、雪に穴掘り一夜、自力で下山(2020年2月12日)

群馬県警沼田署によるとみなかみ町の谷川岳天神平スキー場で父親(47)とともにのバックカントリーコースでスノーボードをして11日午前から遭難していた、男子中学生(15)=千葉県浦安市=が12日午後、見つかった。12日は午前7時から捜索を再開し、自力で下山していた中学生を見つけた。中学生は雪に穴を掘って一夜を過ごしたという。男子中学生は、12日午後1時前におよそ26時間ぶりに発見され、凍傷を負っているが、そのほかに目立ったけがはないという。

荒船山岩壁で転落死 男性の遺体を収容(2019年11月19日)

17日午前8時40分ごろ、群馬県下仁田町の荒船山(1423メートル)艫岩(ともいわ)の展望台に「リュックだけ置いてある」と男性登山客から通報があり、県警富岡署などがヘリなどで捜索したところ、同日午後1時ごろ、同町南野牧の展望台直下の山林で転落したとみられる男性の遺体を発見、収容した。同署によると、残されたリュックは、遺留品から神奈川県の20代の男性のものとみられ、家族と連絡をとっている。艫岩は、ほぼ垂直に切り立った約200メートルの岩壁。同署によると、断崖付近に注意書きはあるが柵などはなく、のぞき込もうとするなどして転落する事故が数多く発生している。群馬県警富岡署は、長野県との境にある荒船山の展望台崖下で転落死していたとみられる男性の身元を、川崎市宮前区犬蔵のアルバイト、石黒正明さん(29)だと18日発表した。 署によると、17日午前、別の男性登山客から「展望台にリュックだけ置いてある」と110番があり、署員らが捜索して男性を発見した。現場はほぼ垂直に切り立つ高さ約150メートルの岩壁。荒船山は遠くから見ると軍艦のような真っ平な山なのですが舟の先端にあたる艫岩(ともいわ)という崖での事故が多くなってます。人気漫画クレヨンしんちゃんの作者が滑落して死亡された山と同じですか?まさにそうです。2009年の事故ですがあらゆる疑問点が残ってる遭難事故でしたね。疑問点とは何ですか?①家族証言の滑落事故日以降に携帯電話の電波を確認した②電車で行ったのか、車で行ったのか不明③なぜ荒船山に行ったのかという点です。群馬県は長野県と新潟県に隣接していて、遭難滑落の多い谷川岳と妙義山がありますので魔の山域でもありますので事前に山行を計画するには事前に下調べをして出かけるのが望ましいですね。

群馬・埼玉県境で遭難 東京の男性をヘリで収容、重傷(2019年11月25日)

24日午後1時40分ごろ、群馬と埼玉の県境にある諏訪山(1549メートル)山中で群馬県警ヘリが遭難者を発見、埼玉県の防災ヘリと共同で引きあげ、群馬県藤岡市内の病院に収容した。遭難者は東京都江戸川区本一色の会社員、宮沢順一さん(38)で、肋骨(ろっこつ)骨折などの重傷。藤岡署によると、宮沢さんは単独で下山中の23日午後1時55分ごろ、「道に迷って転倒した」と消防に通報。県警と消防9人が捜索したが見つからず、24日早朝から猟友会なども加わり35人態勢で捜索。雨が上がった午後0時半からはヘリも出動し、捜索していた。発見場所は群馬側の神流町神ケ原の山中で、宮沢さんは「登山時とは別ルートで下山して迷った。景色を見るために登った」という。諏訪山は県境の神流川源流にあり、山容は目立たないが、浅間山を臨む山頂からの眺望がよく、この季節は紅葉が美しいという。

妙義山の鎖場で滑落、男性死亡(2019年10月27日)

27日午前9時25分ごろ、群馬県富岡市妙義町の妙義山縦走路の鎖場で、「男性が滑落した」と登山者から通報がありました。男性は防災ヘリで搬送されたが、病院収容前に死亡が確認された。所持品から、東京都三鷹市の会社員(55)とみられます。富岡暑によると、事故現場は「妙技神社奥の院鎖場」と呼ばれ、垂直に約20メートル登って左に巻いて、再び約10メートルほど登る鎖場。男性は単独登山中で、目撃者などの話から、20メートル登って左に移動中、滑落したとみられます。特に表妙義縦走は日本で最難関なのではと感じております。ルートコースは妙義神社か中ノ嶽神社からとなりますので縦走する場合は必ず通ることになります。

群馬県の片品村・至仏山で登山ガイド助手女性が滑落し軽傷(2019年5月6日)

雪の斜面を5メートル滑落して、左肩を脱臼しました。登山ガイド助手とはいえ、雪山では滑落の危険はつきものです。客2人と登山歴35年の経験を持つ65歳の夫と登山されていたようです。5月3日の午後2時頃の山頂から移動する途中での事故で翌朝4日の午前7時20分頃に夫が通報した模様です。ビバークして翌朝の通報につきましては、ガイドですから、状況を把握したうえで最善の対策をとられたと理解しております。

群馬県の荒船山と三笠山で男性2人が死亡(2019年5月3日)

群馬県内の1件は上野村にある三笠山で令和元年の初日に初日の出を見るために登山に出たが帰らぬ人となりました。同県でのもう1県は遭難滑落の多い荒船山です。

[首都圏]

千葉県

千葉県君津の72歳男性登山下見で遭難(2019年10月7日)

6日午前10時10分ごろ、千葉県富津市山中付近の山に山登りの下見に行った君津市の無職、水野久雄さん(72)が戻らないと、一緒に山に入っていた無職の男性(77)から消防に通報がありました。富津署は水野さんが遭難した可能性が高いとみて、消防などと連携し65人態勢で捜索したが、発見には至りませんでした。7日も人員を増やして捜索を行うそうです。同署によると、水野さんと男性は同じ山岳クラブに所属。2人は5日午前9時ごろから、仲間らと登山する予定の山の下見をしていたといいます。2人は当初、日帰りの予定で登山していたが、視界が暗くなってきたことから、5日午後5時半ごろ、水野さんが「家族から懐中電灯をもらってくる」といい、1人で先に下山しました。水野さんは身長約165センチの中肉中背。薄緑色のポロシャツに灰色のズボン、つば付きの帽子を着用。携帯電話を所持しているが、つながらない状態とのことです。男性も道に迷い山中で野宿した。通報を受けて捜索していた同署員が、6日午前11時55分ごろに男性を見つけました。山には登山ルートが整備されていましたが、台風15号の影響で足場が悪かったとのことです。千葉県警富津署は7日、富津市山中地区の山で5日から行方不明になっていた君津市杢師3の無職、水野久雄さん(72)の遺体が見つかったと発表した。同署によると、7日午前10時25分ごろ、無実山(標高約266メートル)の山中を捜索していた警察官が、登山道から約400メートル離れた水のない沢で水野さんを見つけた。現場で死亡が確認された。同署は詳しい経緯や死亡原因を調べている。水野さんは同じ山岳クラブに所属する男性と5日午前9時ごろから、仲間らと登山する予定だった山の下見をしていたという。5日午後5時半ごろ、1人で下山した後から行方が分からなくなっていた。男性も道に迷ったが、6日午前に消防に通報した後、保護されていた。同署は7日も消防などと連携して午前中から捜索を続けていた。同署は「台風15号による倒木で危険な場所もあるので、山に入るのは控えてほしい」と呼び掛けている。

神奈川県

神奈川県厚木・鐘ケ嶽ハイキングコースで男性死亡(2020年1月14日)

13日午後2時40分ごろ、厚木市七沢の鐘ケ嶽ハイキングコースで、藤沢市遠藤、無職の男性(70)が倒れているのを登山客が見つけ、119番通報した。男性は心肺停止の状態で、病院に搬送されたが死亡が確認された。厚木署は死因を調べている。男性は一人で登山をしていたとみられ、周囲に滑落したような形跡はなく、目立った外傷もないという。鐘ケ嶽ハイキングコースは本厚木駅 – (バス35分) – 広沢寺温泉入口 – (徒歩70分) – 浅間神社 – (徒歩10分) – 鐘ケ嶽山頂- (徒歩30分) – 山の神隧道 – (徒歩60分) – 広沢寺温泉入口 – (バス35分) – 本厚木駅のコースです。断定はできませんが、年齢が70歳ですからなんらかの影響で心肺停止の状態に至ったかと思われます。

[甲信越]

新潟県

巻機山で女性2人行方不明(2020年3月24日)

新潟県と群馬県にまたがる巻機山などに4日前から登山に出かけた60代と50代の女性2人の行方がわからなくなっていて、警察は遭難した可能性があるとみて24日朝から捜索することにしています。行方がわからなくなっているのは、さいたま市の65歳の女性と東京・中野区の53歳の女性です。 警察によりますと2人は4日前の今月20日から2泊3日の予定で新潟県と群馬県にまたがる巻機山と丹後山に登山に出かけましたが、下山する予定だった22日になっても戻らず連絡がとれないと23日夕方、所属する山岳会から届け出があったということです。2人のうち、65歳の女性の家族には22日の夕方、携帯電話のLINEで「天候が悪いので下山するのが遅くなる」と連絡がありましたが、23日からは2人とも携帯電話の電波が通じない状態が続いているということです。警察は遭難した可能性があるとみて24日朝から消防などと捜索することにしています。 巻機山と丹後山は新潟県南魚沼市と群馬県みなかみ町にまたがる標高1800メートルを超える山です。

巻機山で滑落 富山県の男性が死亡(2019年8月24日)

南魚沼市の巻機山(1967m)で、登山者が滑落し救助され防災ヘリコプターで病院に搬送されましたが頭や胸を強く打っており、死亡が確認されました。警察によりますと、24日午前9時35分ごろ、南魚沼市と群馬県に
またがる巻機山の米子沢で、登山中の男性より「一緒に沢登りをしていた男性が滑落し意識がない模様」と110番通報がありました。およそ3時間半後に県の防災ヘリコプターで警察や消防が救助に向かいましたが、富山県高岡市横田町の県立高校教諭棚田英治さん(61)は、心肺停止の状態でした。県警南魚沼署によると、棚田さんは24日午前7時ごろから男性と沢登りしていたが、知人の男性と2人で、午前7時ごろから沢登りをはじめ、10メートルほど滑落したということです。棚田さんが滑落した場所は標高が1180メートルの地点だということで、警察が滑落の状況などを調べています。

御神楽岳の蝉ヶ平ルートの沢で滑落死(2019年5月30日)

登山に行ったとみられる新潟県長岡市栃尾原町の嶋幸雄さん(68)が行方不明になり、警察などが捜索していたところ、阿賀町の沢で倒れてるのが見つかり死亡が確認されました。警察は身元の確認を急いでいます。28日に家族から「山登りに行くとのメモを残したまま帰らない」と、届け出がありました。今月25日の夜から26日の朝にかけて、自宅を出たとみられます。残したメモには「飯豊山」との記載があり、津川署が捜索していたところ、29日に御神楽岳の蝉ヶ平ルート登山口駐車場で、車を見つけました。30日も早朝から捜索したところ、午前9時20分ごろ県警のヘリが沢で倒れているのを発見しました。飯豊山と御神楽岳とでは異なりますね。身元確認中ですのでなんとも言えません。またそれほど離れて山でないですから行く山が変わったことも考えられます。また、フェイスブックの友人で地元の方の情報によると蝉平コースはいきなり沢筋の
ヘツリから始まり岩場や鎖場、アリの門渡りと危険個所満載で今時期でも残雪が残っているとのことです。また、御神楽岳の今頃は頂上付近にタムシバが咲き誇り、飯豊、朝日、福島の山々、尾瀬の山々、河内山塊と
素晴らしい展望ですが、虫が半端なく口の中まで入ってきます!登るなら室谷からのコースで涼しい秋がお薦めです!もちろん、岩慣れした方は蝉平コースが楽しいでしょうがくれぐれも慎重にあのグレートの方が生きてて良かったと思わず口から出た位ですとも言われていました。登山行くときは登山届のみならず、身近なひとへの声掛けも必要ですね、ご冥福をお祈り申し上げます。

長野県

赤岳で滑落遭難 東京の男性死亡(2020年2月12日)

八ヶ岳連峰の赤岳で滑落して遭難し、10日から行方がわからなくなっていた東京都の61歳の男性が、12日、山頂付近の沢の斜面で見つかり、死亡が確認されました。 死亡したのは東京・三鷹市の公務員、福井宏昌さん(61)です。 警察によりますと、福井さんは10日、1人で山に入りましたが、標高2899メートルの八ヶ岳連峰赤岳の山頂付近で滑落し、「雪にはまって身動きがとれなくなっている」と自ら警察に連絡して救助を求めていました。 警察などが捜索していましたが、12日午前7時半ごろ、山頂付近の沢の斜面で福井さんが心肺停止の状態で倒れているのが見つかり、ヘリコプターで救助されましたが、その後、死亡が確認されました。 警察で死因や当時の詳しい状況などを調べています。

・奥穂高岳で遭難 岐阜の男性死亡(2020年10月20日)

19日午前、北アルプスの奥穂高岳で岐阜県に住む59歳の男性が倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。 死亡したのは、岐阜市に住む堀実生さん(59)です。 警察によりますと、北アルプス・奥穂高岳で遭難した人がいる疑いがあると通報を受けた岐阜県警のヘリコプターが、19日昼前、標高およそ3000メートル付近の斜面で男性が倒れているのを見つけました。およそ2時間後に長野県警のヘリコプターが男性を収容しましたが、心肺停止の状態で、その後死亡が確認されました。 警察によりますと、男性は今月17日にひとりで奥穂高岳に入り、翌日に下山する予定でしたが、戻らなかったため、家族が警察に通報したということです。 19日は天候が悪く、積雪もあったということで、警察が詳しい状況を調べています

・長野・白馬岳から登山の40代女性2人を救助(2020年9月22日)

長野県の白馬岳から新潟県糸魚川市の蓮華温泉に向かって登山していて行方が分からなくなっていた東京の女性2人が無事発見された。警察によると東京都杉並区の40代の女性2人はきのう長野県の白馬岳にある白馬山荘を新潟県糸魚川市の蓮華温泉に向かって出発していた。2人は6時間から7時間の行程で夜までには蓮華温泉のロッジに到着するはずだったが、到着しないことからロッジから警察に通報があった。警察と消防はきょう早朝から蓮華温泉側から捜索を始めて2人を発見し、無事を確認した。長野県白馬村は20日、北アルプス白馬岳(標高2932メートル)の主要登山ルートで、日本三大雪渓の一つとされる「白馬大雪渓」を通行止めにした。冬季の雪不足に加え、7月の長雨と8月の猛暑で雪解けが進み、大規模な崩落が発生。通行は危険と判断した。解除の見通しは立っていない。地元の山小屋組合や山岳遭難防止対策協会とともに現場確認をして決定。登山者らには迂回路として、同県小谷村からゴンドラなどを乗り継ぎ、栂池自然園を経由するルートを利用するよう呼び掛ける。

噴火警戒レベル判定基準 北ア焼岳も公表へ(2020年2月4日)

気象庁は3日、北アルプス焼岳(長野・岐阜県境、2455メートル)の「噴火警戒レベル」の判定基準を近く公表する方針を明らかにした。2014年の御嶽山噴火災害を教訓に基準を見直す取り組みの一環。噴火警戒レベルの内容に変更はなく、本年度中に同庁ホームページで公表する予定だ。松本市と岐阜県高山市にまたがる焼岳と乗鞍岳の噴火対策を話し合う各火山防災協議会(事務局・県松本地域振興局など)の合同協議会が3日、高山市内で開かれ、気象庁の担当者が報告した。噴火警戒レベルは防災対応や警戒範囲を5段階で定めている。同庁によると、3日現在、全国48火山のうち37火山で判定基準を公表。長野県や県境にある六つの活火山のうち、四つの山(草津白根山、浅間山、御嶽山、乗鞍岳)は公表しており、焼岳が公表されれば、新潟焼山(新潟県境付近)を残すだけになる。同庁は焼岳について、類似した火山の活動との比較や地震活動の分析などを通して基準を精査。担当者は「関係機関や住民がどのような場合にレベルが変わるのか共通認識が持てる」と、公表の意義を強調した。乗鞍岳については、活動火山対策特別措置法に基づき、噴火などの際に避難誘導などが求められる避難促進施設の指定基準を確認した。想定火口域から4キロ以内にある施設などが対象。松本、高山両市でそれぞれ5施設が対象になり、今後、各市が指定する。

中央アルプス空木岳で32歳男性遭難(2020年2月26日)

中央アルプスに登山に出かけて、25日下山する予定だった神奈川県の32歳の男性の行方が分からなくなっていて、警察は男性が遭難したとみて26日昼すぎから捜索しています。行方が分からなくなっているのは、神奈川県鎌倉市の会社員、高橋裕也さん(32)です。 警察によりますと、高橋さんが提出した登山計画書では、24日から単独で登山を始め、中央アルプス・空木岳の山小屋で1泊したあと、25日下山する予定になっていました。 警察によりますと、高橋さんは25日午後、宿泊していた山小屋から母親に「これで帰る」とLINEで連絡していましたが、その後、連絡が取れなくなったことから、母親が26日、警察に届け出たということです。 25日の空木岳周辺は吹雪になっていたということで、警察は高橋さんが遭難したとみて、26日昼すぎから山岳遭難救助隊員などが出て捜索を行っています。

長野県北アルプス白馬岳で44歳男性疲労により行動不能(2019年10月18日)

2019年10月1日、北アルプス白馬岳で、44歳の男性が仲間と白馬鑓ヶ岳から下山中に、疲労により行動不能となる山岳遭難が発生。翌2日に、男性は北アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会白馬班救助隊により救助されました。

長野県北アルプス槍ヶ岳北鎌尾根の遭難について(2019年9月4日)

26日に発生した単独登山者の北鎌尾根における道迷い遭難は、当初から尾根に登り詰める沢を間違え、途中で間違いに気がついたものの、ロープ等の装備がないために、急斜面を降りることも進むこともできなくなり行動不能となったものです。北鎌尾根は有名な山岳小説の舞台となったこともあり、バリエーションコースとして人気がありますが、近年は実力不足の登山者による遭難が後を絶ちません。今年の夏山期間中も4件の遭難が発生しており、そのうち2件は行動中の疲労によるものでした。北鎌尾根はアプローチを含め標高差も大きい長大なルートです。また、複雑な岩稜帯を進むため、いったん、尾根を登り始めたら途中で引き返したり、
脱出することは非常に困難です。技術、体力、経験が揃っていることはもちろん、それに加えて気象条件が揃っていなければ無謀な挑戦になってしまいます。高みや困難を目指すことは登山の醍醐味の一つですが、着実なステップアップを心がけてください。

長野県北アルプス前穂高岳で滑落、安曇野市の男性が死亡(2019年8月18日)

安曇野市の会社員の男性が、滑落して死亡しました。死亡されたのは市川謙さん41歳です。市川さんは、昨日の昼過ぎ、前穂高岳東壁付近で滑落し行方不明になっていて、きょう午前、捜索していた県警山岳遭難救助隊員によって心肺停止の状態で発見されました。市川さんは県警のヘリコプターに収容され死亡が確認されました。市川さんは、登山仲間の別の男性と2人で、16日に上高地から前穂高岳を目指して入山し、きょう下山する予定だったということです。ご冥福をお祈り申し上げます。

長野県北アルプス奥穂高岳で登山の男性滑落死(2019年8月12日)

岐阜県高山市の北アルプス・奥穂高岳のジャンダルム(3163メートル)で11日午前7時ごろ、「登山者が滑落した」と、目撃した別の男性登山者が119番通報しました。県警山岳警備隊が約1時間40分後に付近で滑落者の姿を確認しましたが、天候が悪化して捜索を中断。12日朝、県警が男性の遺体を収容しました。高山署によりますと、男性は40~50歳くらい。稜線から約100メートル滑落して全身を打っていたとみられます。

山梨県

甲武信ヶ岳で不明の男性3日ぶり救助(2019年12月12日)

9日、山梨市の甲武信ケ岳に登山した県内の50代の男性が、夜になっても戻らず、警察が捜索している。 日下部警察署によると、男性は9日、日帰りの予定で、甲武信ケ岳に登ると家族に伝え家を出たが夜になっても帰宅せず、家族が警察に届け出た。登山道の入り口となる山梨市三富川浦の西沢渓谷駐車場で男性の車が見つかり、10日午前7時から、署員らが捜索したが発見につながる手がかりは見つかっていない。男性の携帯電話も繋がらないという。県警によりますと今年県内の山で山岳遭難した人の数は181人で、過去最悪だったおととし1年間の遭難者の数をすでに回っています。 なお、県は、本格的な冬山シーズンを前に今月1日から厳冬期の富士山8合目や南アルプス、八ケ岳に登る登山者に登山計画書の提出を義務付けた。登山者の安全確保や迅速な救助に繋げるのが目的で、登山ポスト以外にも、県へのファクスや電子メールでも提出することができる。
 
(2019年12月12日追記)
 
山梨県山梨市の甲武信ヶ岳に登山に出かけ行方不明になった男性が12月12日、3日ぶりに発見され救助されました。 男性は沢に転落して大けがをしましたが命に別状はないということです。 救助されたのは中央市高部の会社員前島隆生さん59歳です。 前島さんは12月9日、標高2475メートルの山梨市の甲武信ヶ岳に1人で登山に出かけたまま連絡が取れなくなり警察は遭難したとみて捜索していました。 消防によりますとこの日午前11時頃、埼玉県警の防災ヘリコプターが西沢渓谷の駐車場からおよそ2キロ北西の沢で煙を上げている男性を発見しました。そして山岳救助隊が地上から現地へ向かって男性を救助し県の防災ヘリコプターで甲府市内の病院に運びました。 男性は行方が分からなくなっていた前島さんで、警察によりますと甲武信ヶ岳から下山中に沢へ転落し腰の部分の骨を折る重傷ですが命に別状はないということです。

富士山の頂上からニコ生配信中に滑落して放送停止(2019年10月28日)

富士山で落石直撃しロシア人20代女性が死亡(2019年8月26日)

ロシア国籍の女性東京都品川区北品川の主婦、アンナ・ドゥブロビナさん(29)が落石に当たって死亡した事故で、現場の上にある石積みから石が落ちた可能性もあることが27日、山梨県の調べで分かりました。難しいところでまだはっきりしておりません。石積みは山頂付近の神社の敷地内にあり、ご来光を見るために登山者が上がっていた可能性もあるとしています。石が崩れたかどうかは不明ですが、この事故を受けて静岡県や山梨県は8月27日、落石につながった可能性のある山頂付近の石積みに約20mにわたりロープを張って「立入禁止」の看板を設置しました。県が調べたところ、崩落やネットの破れはなく、仮復旧部分からの落石ではないとみています。一方、県警は自然落石のほか、登山者が誤って落石させた重過失致死などの疑いもあるとみて、当時現場付近にいた登山者たちから状況を聴いていますが今のところ女性に当たった石を特定できておらず、過失の認定も難しいことから原因究明は難航しそうです。県は「どこでも起きる危険性がある」と注意を呼び掛けています。噴火を繰り返していまの形になった富士山は5合目より上の大部分で溶岩がむき出しの状態です。決まった道を歩けばいいけど、あまりに混んでいて登山道を外れる人がいて、これが非常に危険です。岩だらけの富士山は「落石リスク」の高い山となっています。富士山は一見、なだらかな山に見えるが、
7合目から上は急傾斜な岩場があり、落石や転倒の恐れがあります。登山者はヘルメットを着用して安全な登山を心掛けていただきたいです。現在も、県は整備された登山道以外では落石などの事故の可能性が特に高まるとして、ルールを守った登山をするよう呼びかけています。その後の警察の話として、現場で状況を確認したところ「自分が誤って石を落としたかもしれない」と話す人物がいることが分かったといいます。この人物は死亡した女性よりも上にいたとみられています。警察はすでにこの人物から事情を聴いているものの、故意ではなく、今回の事故との関連は不明のため、現時点で事件性はないと判断しています。富士山の山梨県側の山頂付近の登山ルートで26日朝、落石が登山中の20代の女性に直撃し、ロシア国籍の女性が死亡しました。午前7時ごろ、山梨県の富士山5合目管理組合センターに、「救急車をお願いします」と119番通報があり、6合目に常駐している医師が、富士山吉田口登山道の山頂付近に向かったところ、登山中の20代の女性が倒れているのが見つかりました。女性は、複数で登山していた際、落石が直撃し、5合目まで運ばれましたが、死亡が確認されました。吉田口登山道は、石積みが崩落し、登山道に落石したため、7月1日の山開きの際は、8.5合目から山頂までは登れず、その後、山頂までの通行が可能となっていました。警察や山梨県は現在、登山道を通行止めにしています。富士山では2019年7月1日の山開きと同時に山頂に登れない可能性もあるニュースもありましたね。富士山山頂付近の登山道脇の石積みが崩れ登山道を塞いでいることから、山梨県は6月中旬に現地調査し復旧工事を開始しました。山頂付近では昨年10月の台風の影響とみられる石積みの崩落が発生。7月1日の山開きの日は標高3450メートル付近から山頂まで登頂できず、同9日に仮復旧した。現在も石をネットで覆い、一部は登山道の幅が狭くなっています。富士山の山頂付近を登っていた女性が落石に当たって死亡した事故で、女性が29歳のロシア国籍で死因は落石が胸に強く当たったことだったことが分かりました。26日午前5時ごろ、ロシア国籍のドゥブロヴィナ・アンナさんが富士山の頂上から約200メートル下を登っていたところ、落ちてきた石が当たりました。一緒に登っていた日本人の夫からの通報を受けて駆け付けた医師が現場近くで死亡を確認しました。警察によりますとドゥブロヴィナさんの死因は、落石が胸に強く当たったことによる外傷性心肺損傷だったことが分かりました。ドゥブロヴィナさんは25日午後9時ごろ、山梨県側の富士吉田登山口から夫と登山を開始していました。事故の状況を調べています。今回の死亡事故を受けて通行止めになっているのは、3450メートル付近にある山小屋の「御来光館」から山頂まで。貸し出し用のヘルメットを50個追加して対応してます。

山梨県南アルプス間ノ岳で行方不明の男性遺体で見つかる(2019年9月3日)

南アルプスに登山に出かけた浜松市中区の63歳の男性の行方がわからなくなっていて、警察が捜索しています。行方がわからなくなっているのは、浜松市中区の会社員の平松茂さん(63)で、14日に間ノ岳付近の
熊の平小屋を出発後の足取りがわかっていません。平松さんは浜松市で単身赴任をしていましたが、休み明けの19日になっても出社しなかったため、会社から連絡を受けた家族が警察に通報しました。警察によりますと、平松さんは11日に長野県側から南アルプスの登山に出かけ、16日に下山予定でした。最後に姿が確認されてから6日。警察は平松さんが遭難した恐れがあるとみて捜索を進めています。
 
南アルプスで登山中に行方がわからなくなっていた浜松市の男性について、警察は8月25日に見つかった遺体元がこの男性であると特定しました。行方がわからなくなっていたのは、浜松市中区の平松茂さんで、8月14日に南アルプスの間ノ岳付近にある熊の平小屋を出発してから、足取りがつかめていませんでした。静岡・山梨の両県警が捜索を行ったところ、8月25日に間ノ岳の東側斜面で身元不明の遺体を発見し、
その後 家族の確認などを行い遺体は平松さんであると特定しました。死因はわかっていないということです。今年は夏山期間中に遭難事故が多発していて、先月時点で49件の事故が発生、遭難者は51人となっていて梅雨明けが早かった去年よりも件数、遭難者ともに増えています。今年の山岳地帯は20度を超える気温が高い日が続いていて、暑さによる脱水症状や疲労が原因とみられる事故が目立っています。県警は登山者に対し事前に水場を確認するなど水分補給に努めることや体力の消耗を抑える計画を立てるなどの対策を呼びかけています。

山梨県南アルプス薬師岳で道迷い76歳女性救助(2019年9月3日)

9月2日月曜日の午後7時55分頃に一緒に登山して人から通報がありました。今回は山梨県韮崎市の南アルプス・薬師岳(2780メートル)で女性が道に迷ったと、通報がありました。9月3日午前6時25分頃、女性を救助しました。新潟県魚沼市の無職女性(76)で、けがはありませんでした。山小屋に向かう途中に仲間とはぐれたとのことです。女性は平成22年8月にも、北海道の日高山系で滑落し、道警ヘリに救助されたことがあるそうです。

大菩薩嶺で76歳男性滑落死、山梨県内遭難多発(2019年8月19日)

山梨県内では山岳遭難が相次いでいてこのうち小菅村では東京・三鷹市の76歳の男性が滑落し、死亡しました。18日午後1時ごろ、小菅村の山の中で近くを通りかかった人から男性が滑落したと消防に通報がありました。消防と警察が捜索したところ大菩薩嶺から小菅村に向かう途中で東京・三鷹市の菊地藤次さん(76)が見つかりました。菊池さんは登山道からおよそ40メートル下の沢の近くで見つかり病院に運ばれましたが
死亡が確認されました。菊地さんは登山仲間7人とともに甲州市にある登山口から入山し、大菩薩嶺を経由して小菅村方面に向かっていたところ滑落したということで警察は詳しい状況を調べています。 一方、17日、山梨市三富川浦の東沢渓谷では沢下り中に東京・世田谷区の大学生、利藤暢さん(22)の行方がわからなくなりました。警察と消防が捜索したところ、18日午前8時45分時ごろ利藤さんは滝つぼの中で遺体で
見つかったということです。警察によりますと、東沢渓谷は流れが速く急こう配が続く上、台風の影響もあり普段より増水していたということです。山梨県内では17日、北岳で31歳の男性が死亡したほか、山中湖村で20代男性が行方不明となるなど、山岳遭難が相次いでいます。ご冥福をお祈り申し上げます。

富士山で疲れて動けない20歳男性通報あるも自力下山で連絡なし(2019年5月22日)

昨日、富士山で遭難救助中に20歳男性が自力下山していて連絡をしなかったニュースがありましたね。朝から富士山の登山をはじめて、昼に8合目から「疲れて動けない」と救助要請の連絡を入れたものの自力下山ができてそのまま電車で帰宅し、東京都内の自宅に着いてから無事下山の連絡を入れたというニュースでしたね。天候が悪くてヘリコプターの捜索ができずに県警の救助隊員6名が5合目から救助に向かいました。動けないとの通報ですと、まだその場に居ると思い捜索をしてしまいます。下山途中に連絡を入れるなり、遅くとも電車に乗る前の下山時のタイミングで連絡を入れてもらえれたら良かったですね。

[北陸]

富山県

・登山中の80歳女性 滑落して心肺停止(富山県)(2020年10月19日)

18日、朝日町の山中で、登山中の80歳の女性が滑落し心肺停止の状態です。 入善警察署によりますと18日午前11時ごろ、朝日町笹川の三峯グリーンランドから南東におよそ1キロ離れた山中で、70代の知人男性と登山に訪れていた入善町福島新の無職 高島百香子さん(80)がおよそ50メートル滑落しました。知人男性は携帯電話を持っていなかったため、およそ4時間かけて下山し、話を聞いた第三者の男性が消防に通報しました。 県の消防防災ヘリコプターが空から、県警の山岳警備隊と消防が山に入って捜索したところ、午後5時40分ごろ、地上の捜索隊が標高およそ450メートルの急斜面下の藪の中で心肺停止の状態で倒れている高島さんを発見しました。ただ既に日が沈んでいたため、警察と消防は危険と判断して救助活動を一旦中断し、19日、日の出とともに再開しています。 高島さんは知人男性と18日午前8時ごろから、現場近くの標高およそ480メートルの猪山へ登山に出掛けていたということです。

北ア唐松岳で千葉41歳男性死亡(2020年3月19日)

北アルプスの唐松岳でテントごと風に飛ばされ、遭難した千葉の41歳の男性がきょう19日午前、心肺停止の状態で発見され、搬送先の病院で死亡が確認されました。死亡したのは、千葉の看護師・高橋伸隆さん41歳です。警察によりますと、高橋さんは友人の男性(44)と2人で15日から3日間の日程で、北アルプスの八方登山口から入山し、唐松岳に登山しました。17日の早朝、高橋さんから「八方尾根でテント泊中に風に飛ばれ、斜面を落ちた」と通報があったということです。友人の男性は歩いて山を下り、18日午後2時ごろ、県警ヘリで救助され、凍傷などの軽いけがを負ったということです。高橋さんは、心肺停止の状態で雪の中に埋まっているところを、19日午前8時ごろ発見され、搬送先の病院で死亡が確認されました。警察によりますと、2人はテントが飛ばされた後、雪洞を掘って山を下っていました。周辺では雪崩も起きていたということです。北アルプスの唐松岳でテントごと風に飛ばされ、遭難した千葉の41歳の男性がきょう19日午前、心肺停止の状態で発見され、搬送先の病院で死亡が確認されました。死亡したのは、千葉の看護師・高橋伸隆さん41歳です。警察によりますと、高橋さんは友人の男性(44)と2人で15日から3日間の日程で、北アルプスの八方登山口から入山し、唐松岳に登山しました。17日の早朝、高橋さんから「八方尾根でテント泊中に風に飛ばれ、斜面を落ちた」と通報があったということです。友人の男性は歩いて山を下り、18日午後2時ごろ、県警ヘリで救助され、凍傷などの軽いけがを負ったということです。高橋さんは、心肺停止の状態で雪の中に埋まっているところを、19日午前8時ごろ発見され、搬送先の病院で死亡が確認されました。警察によりますと、2人はテントが飛ばされた後、雪洞を掘って山を下っていました。周辺では雪崩も起きていたということです。

北アルプス2970m滑落で魚津市男性死亡(2019年11月23日)

立山で登山中の魚津市の男性がおよそ400メートル滑落し頭を強く打って死亡しました。23日正午ごろ、北アルプス雄山の標高2970メートルの斜面で魚津市吉島の会社員吉岡大志さん(32)が滑落し、ヘリコプターで病院に運ばれましたが頭を強く打ち死亡が確認されました。吉岡さんは雄山から大汝山(おおなんじやま)に向けて会社の同僚2人と縦走登山中、凍った雪面でスリップしおよそ400メートル下に滑落したということです。上市署によりますと事故当時天候は晴れていたが冷え込んでいていて斜面は凍結していたため、吉岡さんはあやまって足を滑らせたとみられます。

富山県北アルプス黒部川源流の登山道で男性死亡(2019年11月3日)

北アルプス・黒部川源流の登山道で東京から来ていた登山者の男性が倒れているのが2日見つかり、その場で死亡が確認されました。2日午後0時50分ごろ、北アルプス・黒部川源流の標高約2400メートルの
登山道で、男性が倒れているのを別の登山者が見つけ、警察に通報しました。県の消防防災ヘリが男性を救助しましたが、その場で死亡が確認されました。警察によりますと、死亡したのは東京都青梅市の無職、池田のりおさん(72)で目立った外傷はなく、死因は低体温症とみられます。現場は黒部川源流の三俣山荘から雲ノ平山荘に向かう登山道で、見つかった当時は前日に降った雪がまばらに残っていたということです。池田さんが持っていたメモによりますと、池田さんは先月26日に一人で新穂高方面から入山、翌27日に三俣山荘付近でテントを張って宿泊したあと、先月31日に有峰湖周辺に下山する予定だったとみられます。

富山県北アルプス黒部峡谷で埼玉71歳女性が転落し死亡(2019年10月11日)

10日午後、北アルプスの黒部峡谷の登山道で、埼玉県の71歳の女性が転落し死亡しました。10日午後2時10分ごろ、北アルプスの黒部峡谷の標高およそ900メートルの登山道で、知人と二人で歩いていた埼玉県熊谷市の無職・佐々木清江さん(71)が足を滑らせ、およそ60メートル下に転落しました。佐々木さんは、富山県の消防防災ヘリで病院に搬送されましたが、全身を強く打っていて、およそ3時間後に死亡が確認されました。現場は急こう配で幅が狭い下りの登山道で、佐々木さんは宿泊を予定していた山小屋へと向かう途中だったということです。

富山県北アルプス剱岳で神奈川県の男性が行方不明(2019年10月10日)

行方が分からなくなっているのは、神奈川県川崎市の無職、角 博光さん(71)です。上市警察署によりますと角さんは今月6日に立山・室堂に単独で入り、剱岳方面に登山に出かける予定でしたが、7日の夜、宿泊予定だった小屋から「到着していない」と、県警山岳警備隊に連絡があったということです。7日の昼頃には、剱岳の山頂で角さんに似た人物が目撃されていて、山岳警備隊は10日朝も剱岳一帯で行方を探しています。

富山県北アルプス剱岳で行方不明 横浜の女性会社員(19)遺体で発見(2019年9月12日)

北アルプス剱岳で若い女性が死亡するニュースがありましたね。北アルプスの剱岳一帯で今月8日から行方不明となっていていた神奈川県の19歳の女性が12日朝、遺体で発見されました。遺体で見つかったのは、神奈川県横浜市の19歳の女性会社員で、今月8日、「富山で登山してくる」と言って家を出たまま、行方不明になっていました。ツイッターでお兄さんが行方不明の妹に関する情報を求めていたのを見かけました。
妹が9/8の日曜の夕方から行方不明です。連絡もつきません。富山県警には連絡済み、届けも出しています。立山連峰に向かったらしいですが目的地はわかりません。別山尾根方向にて見かけたとの情報あり。当時の服装は白いTシャツ紺の短パン黒のスパッツ紺色のリュックサック水色の登山靴蛍光色の黄色の帽子些細な情報でも構いません。かなりの軽装で山を甘くみているとしか思えずお恥ずかしい限りですがどうかよろしくお願いします。お騒がせしております。軽装かつ装備も不十分ましてや一人で登山という無謀な挑戦は本人の甘さが招いたところであります。そんな妹のために皆様からご協力いただきとても感謝しております。明日また富山県警の方でヘリなどで捜索をしていただくのでまた状況に変化があればご連絡したいと思います。とりあえずご報告をさせていただきます。今朝警察のほうから連絡があり、残念ながら遺体で見つかったとのことです。私も動揺していますし家族も精神的に参っています。皆様にご協力していただき大変感謝しております。県警山岳警備隊は、女性が剱岳に単独登山したとみて、行方を探していたところ、12日午前9時頃、剱岳の登山ルート、前剱(まえつるぎ)と一服剱(いっぷくつるぎ)の間の岩場で、倒れている女性を発見しました。女性は心肺停止の状態でヘリコプターで搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。上市警察署によりますと、女性の体には岩などに打ち付けたと見られる傷があり、警察は女性が登山道からおよそ150メートル滑落したと見ています。8日の午後4時頃には「女性が剱岳のカニの横ばいを渡っている」という目撃情報があったほか、午後5時頃には、「登頂した」とのメッセージをSNSで家族に送っていて、県警が11日から剱岳一帯を捜索していました。

富山県北アルプス剱岳で男性遺体を発見(2019年8月9日)

6日北アルプス剱岳に登山中行方が分からなくなっていた登山者とみられる男性が遺体で発見されました。福岡県、田川郡香春町の無職、上田繁さん(83)とみられています。上市警察署によりますと上田さんは6日一人で上市町の馬場島から入山し、7日、早月小屋を出発後、午前11時30分ごろ「道を間違え、迷っている」という妻への連絡を最後に行方が分からなくなっていました。県警山岳警備隊がヘリコプターで捜索していたところ、8日正午過ぎ標高およそ2800メートルの源次郎尾根付近の岩場で上田さんとみられる男性を発見、その後、死亡が確認されました。遺体には足の骨折や全身に擦り傷がみられ、誤って転落したものとみられています。早月小屋まで行けたのですからルートさえ間違えなければ問題のないコースですね。

富山県北アルプス立山連峰で名古屋の男性が行方不明(2019年7月14日)

富山県の北アルプスで登山していた名古屋市の男性が、下山の予定日を過ぎても戻らず、13日から捜索が行われています。行方がわからなくなっているのは、名古屋市天白区の介護職員、長尾孝さん(38)です。富山県警によりますと、長尾さんが出した登山計画書では、7月8日、北アルプス立山連峰に入り、9日に下山する計画でしたが、下山予定日を過ぎても戻らず、親族が愛知県警に届け出ました。山岳警備隊では、13日からヘリなども使って捜索をしていますが、発見出来ていないということで、15日も範囲を広げて捜索を続ける方針です。

富山県北アルプス剱岳で40代女性が滑落死(2019年5月4日)

富山県内の剱岳で5月4日の午前6頃に滑落して3時間後に救助しましたが、全身を強く打ち搬送先の病院で息を引き取りました。ゴールデンウィークの楽しい登山がひとつの判断ミスや油断で取り返しのつかないことになります。3人グループで山頂を目指しており、2600mの尾根から500mほど滑落したようです。目撃した別のグループが臨時派出所に駆け付け救助を求めたようです。

石川県

白山でトレイルランの男性 遺体で発見(2020年10月18日)

石川県の白山で行方不明となっていた富山市の男性が17日に遺体で発見されました。遺体で発見されたのは富山市の50代の男性です。男性は、今月11日、登山道を走る競技「トレイルランニング」の練習をするため白山に向かったあと行方がわからなくなっていました。そして17日の朝、京都市の男性が標高およそ1450メートルの登山道のがけ下に倒れている男性を発見し、警察に通報しました。京都市の男性は11日の朝に登山口の付近で死亡した男性を見かけていて捜索が打ち切られたことを知って自ら男性を探しに来たということです。男性の捜索は石川県警によって3日間続けられましたが、手がかりがなく今月14日に打ち切られていました。

石川県白山の避難小屋で登山中ケガした72歳男救出(2019年9月16日)

ケガをして動けなくった男性が、避難小屋で一夜を過ごした後、およそ20時間後に救助されました。15日午後1時40分頃、白山に登っていた兵庫県の72歳の男性が足を滑らせて転倒し右足にケガをしました。男性は自力で避難小屋に移動した後、その中で一晩を過ごしました。16日朝、小屋を通りがかった別の登山客が男性を発見し警察に通報。ケガをしてからおよそ20時間後の午前8時半にヘリで救助されました。男性は右足首を骨折した疑いがあり、病院で治療を受けました。避難小屋周辺は携帯電話の電波がつながらないエリアでした。

[東海]

岐阜県

・滑落・転倒…4連休の北アルプスで山岳事故2件(2020年9月21日)

4連休3日目の21日、19日から22日までの4日間の予定で岐阜県の北アルプスに登山していた男性が谷へ滑落し大けがをするなど、事故が2件あった。 警察によると、21日正午ごろ、岐阜県高山市の黒部五郎岳の標高2000メートルほどの地点で、岡山県から友人と4人で登山に来ていた43歳の男性が、直径1メートルほどの岩をつかんでいたところ、その岩ごとおよそ2メートル下に滑落した。岩が太ももに直撃し骨折する大けがをした。また、21日午後0時30分ごろ、高山市の双六岳から友人と3人で下山中の東京都の54歳の女性が標高およそ2600メートルほどの地点で転倒し、足首を骨折する大けがをした。野口五郎岳は2020年8月19日にNHK・BSプレミアムで放送された登山番組「グレートトラバーズ3」で取り上げられたことから、ツイッターで「野口五郎岳」がトレンド入りした。「グレートトラバーズ」ではプロアドベンチャーレーサーの田中陽希氏が日本の三百名山の全山人力踏破に挑んだドキュメンタリーで、その旅の模様を紹介するもの。この日は北アルプス裏銀座縦走路にある野口五郎岳が取り上げられた。有名歌手・野口五郎と同じ名前の山とあって、ネットではすぐさまトレンドイン。「え?野口五郎岳ってあるの?」「何、この『野口五郎岳』って」「名前のインパクトが強い」「初めて知った」と驚きの声が続々と上がった。実は、歌手の野口五郎は、この「野口五郎岳」が由来とされており、先に名付けられたのはこちらの「野口五郎岳」。富山県と長野県にまたがり、「野口五郎」という名前は、岩がゴロゴロ散乱している場所を「ゴーロ」と呼ぶことから、野口地区のゴーロ岳から来たとされている。標高は2924メートル。

北アルプス西穂高岳で男性が遭難死亡(2020年1月1日)

12月30日午後4時35分ごろ、岐阜県高山市奥飛驒温泉郷神坂の北アルプス西穂高岳(2909メートル)を登山中の山口県山陽小野田市セメント町の会社員、堀西直人さん(29)から、「道に迷った」と前日に宿泊した西穂山荘に連絡があった。岐阜県警山岳警備隊は、悪天候だった12月31日は徒歩で捜索。天候が回復した1月1日は県警ヘリコプターで捜索したところ、午前8時50分ごろ、山頂付近で堀西さんを発見したが、すでに死亡していた。警察によりますと、堀西さんは29日に入山して3日に下山する予定で、堀西さんは12月29日から西穂高岳に入り、西穂山荘に宿泊した。テントなどの宿泊装備は持っていなかった。遭難した30日は山頂から宿泊先の山荘に戻る途中だったということです。同署で事故の原因を調べている。

北アルプス剱岳で男性が行方不明(2019年12月31日)

30日北アルプス剱岳で下山途中の男性が雪庇(せっぴ)を踏み抜いて滑落したとみられ行方不明となっています。行方不明になっているのは、東京都練馬区の会社員、北野裕輝さん(46)です。上市警察署によりますと30日午後1時半ごろ、北アルプス剱岳の標高2600メートル付近の早月尾根で「男女3人で下山中2人が雪庇を踏み抜き、このうち北野さんが行方不明になった」と同行していた登山者から救助要請がありました。同じく雪庇を踏み抜いて50メートルほど滑落した同行者が自力で上がったところ、北野さんの姿が見えなくなったということです。警察は天候をみながらヘリコプターで捜索する方針です。

北アルプス涸沢岳で男性遺体を発見3日前「迷った」と110番(2020年1月22日)

22日午後0時45分頃、岐阜県高山市の北アルプス涸沢(からさわ)岳(標高3110メートル)で、東京都世田谷区赤堤、会社員鈴木洋一さん(52)が遺体で見つかった。県警高山署の発表によると、19日午後5時頃、鈴木さんから「道に迷った」と110番があり、県警山岳警備隊が捜索したが見つからず、21日から県警航空隊のヘリコプターも加わって捜していた。

恵那山で男性遺体 左胸に刺し傷(2019年11月17日)

16日午後、岐阜県中津川市にある恵那山の山中で、刺し傷がある男性の遺体が見つかりました。警察は事件と自殺の両面で調べています。警察によりますと、16日午後2時15分ごろ、恵那山の山中で登山客が草むらにうつぶせで倒れている男性の遺体を発見しました。遺体は30ー40歳ぐらいで、登山靴を履き、ジャンパーを着ていて、着衣に乱れはありませんでしたが、左胸に刺し傷があり、付近には血のようなものがついた果物ナイフが落ちていたということです。警察は身元の確認を急ぐとともに、事件と自殺の両面で調べています。
 
(追記:2019年11月27日)
 
岐阜県警中津川署は25日、中津川市神坂の恵那山で今月16日に発見された遺体の身元は、横浜市南区の無職男性(26)と判明した、と発表した。死因は失血死。署によると、DNA鑑定で身元が分かった。遺体は左胸に刺し傷があり、死後数日が経過。男性は持っていたナイフで左胸を刺して自殺を図った可能性が高いという。遺書は見つかっていないが、事件性をうかがわせるものもなかった。男性は12日に1人で高速バスに乗って長野県方面へ向かったらしい。

岐阜県瑞浪市キノコ採りの88歳男性が山中で不明(2019年11月14日)

13日午後5時55分ごろ、岐阜県瑞浪市消防本部から、同市陶町大川の山へキノコ採りに行った男性が下山しないと多治見署へ通報があった。署員25人が捜索に当たったが、発見には至っていない。同署は男性が遭難したとみて14日も捜索を続ける。署によると、不明なのは瑞浪市の無職男性(88)。身長約160センチ、中肉中背。長袖シャツ、長ズボンで黒色のスニーカーを履いている。  弟とこの日、キノコ採りに山に入ったが、途中ではぐれた。弟は無事下山した。14日は午前6時30分から、多治見署、瑞浪市消防本部、市消防団が捜索する。県警ヘリも出動する予定。
 
(追記:2019年11月14日)
 
警察や消防が山中の捜索を行い、14日午前7時半ごろ、山道から約15メートル下の沢で、仰向けの状態で死亡している吉川さんを見つけました。山道から滑落したとみられています。

岐阜県西穂高岳で滑落し娘と登山中の66歳男性死亡(2019年11月4日)

岐阜県高山市の西穂高岳で、登山中の66歳の男性がおよそ500メートル滑落し死亡しました。3日午前11時45分頃、高山市奥飛騨温泉郷神坂の西穂高岳で「父親が滑落した」と一緒に登山をしていた女性(娘)から警察に110番通報がありました。警察がヘリコプターで捜索し、およそ2時間後に約500メートル崖下で福岡市東区の無職・佐藤憲明さん(66)が発見されましたが、頭を強く打っていてその場で死亡が確認されました。佐藤さんは娘と山荘に向かう途中で、当時は強い風が吹いていたということです。警察によりますと、佐藤さん親子は2日西穂山荘に宿泊。3日朝に山頂まで登り、山荘に戻る途中で事故にあったということです。滑落した現場は標高2750メートルのピラミッドピーク付近で、岩場の崖が続く難コース。

三重県

竜ヶ岳 一人で登山の男性が転落し死亡(2021年5月26日)

三重県いなべ市と滋賀県東近江市にまたがる竜ヶ岳で、登山をしていた男性が転落し病院に搬送されましたが死亡が確認されました。 25日午前9時50分頃、竜ヶ岳に一人で登山に来ていた愛知県海部郡蟹江町のアルバイト作業員、相坂一次さん(78)が転落し、山道を登っていた他の登山者によって発見されました。 発見した登山者によりますと、登山道を登っていたところ、相坂さんが山の上から転がり落ちてきたということです。相坂さんは、救助隊のヘリで滋賀県近江八幡市の病院に搬送されましたが、病院で死亡が確認されました。 25日、現場付近の天候は晴れていたということですが、転落の原因や相坂さんがどこから転落したのかが分かっていないため、警察では死因などについて調べています。

三重県の釈迦ケ岳で滑落男性重傷(2019年11月17日)

16日午前7時20分ごろ、菰野町千草の釈迦ケ岳(1029メートル)で、登山中の桑名市額田、会社員川村哲也さん(52)が岩場から滑落し、胸椎を骨折する重傷を負った。約1カ月間の入院が必要という。  四日市西署によると、川村さんは知人男性(53)と2人で同7時ごろ登山を開始。200メートルほど登った後、登山道から少し外れた岩場に誤って入り、引き返そうとした際に足を踏み外して約5メートル滑落した。男性からの通報を受け、県の防災ヘリが出動。1時間20分後、岩場で倒れている川村さんを発見し、四日市市内の病院に搬送した。

御在所岳に1人で登山の滋賀県の男性死亡 三重・菰野町(2019年9月12日)

三重県菰野町の御在所岳で、1人で山登りに出かけていた滋賀県湖南市の税理士・鈴木雅博さん(47)が亡くなっているのが見つかり、12日午前、防災ヘリコプターで遺体が収容されました。警察によりますと、鈴木さんは8日朝、家族に「御在所に行ってくる」と言って家を出ましたが、夜になっても帰ってこないことから、捜索が行われていました。警察は、足を滑らせた可能性もあるとみて調べています。

[近畿]

滋賀県

奥草山で岐阜市会社員(71)が遭難の可能性(2019年11月18日)

滋賀県警甲賀署は18日、滋賀県甲賀市土山町大河原付近の山中で、岐阜市の会社員(71)が山岳遭難した可能性がある、と発表した。署員や消防署員が捜索したが見つからず、19日朝に捜索を再開する。同署によると、家族が「奥草山に行くなどと言って16日に自宅に出たまま帰宅しない」と18日昼に110番した。会社員は携帯電話を持って登山に出掛けたが、つながらない状態という。

霊仙山で行方不明の高校生、無事救助(2019年11月4日)

滋賀県米原市と多賀町にまたがる霊仙山で、3日から男子高校生1人の行方が一時わからなくなっていましたが、午前7時半ごろに無事救助されました。行方がわからなくなっていたのは、京都市下京区の17歳の男子高校生です。警察によりますと、男子高校生は3日、友人の男性と滋賀県米原市の柏原コースから霊仙山に入り、午後1時ごろに8合目から9合目付近で男性と別のルートで登山を試みたあと、行方がわからなくなっていました。男性の母親から通報を受け、警察と消防は3日夜、登山道付近を捜索しましたが、日没後だったため中断していました。4日午前6時半から捜索を再開したところ、午前7時半ごろに警察のヘリが頂上付近で手を振っている男子高校生を発見し、救助したということです。男子高校生にけがはなかったということです。

京都府

京都・大江山で道標破損新たに2基壊される(2019年7月31日)

京都府北部の大江山連峰に設置された登山道標3基が壊された問題で、30日までに別の道標2基の案内板が折れた状態で見つかった。同種の道標は大江山連峰トレイルクラブが10基設置しており、クラブは人為的に折られたとみている。宮津署はこれまでの被害との関連を調べている。新たに破損が見つかったのは千丈ケ嶽から赤石ケ岳に至る縦走路(福知山市天座)と鍋塚休憩所(同市大江町佛性寺)の道標。クラブによると、縦走路の道標は13日に登山者から報告があった。支柱に取り付けた案内板が根元から2枚折れていた。うち1枚は根元に工具で複数の穴を開けたような跡があった。案内板の破断面には動物の毛が付いていたが、破断との関連は分からないという。鍋塚休憩所の道標は28日に分かり、根元から折れて湾曲していた。クラブの髙崎洋一朗会長(68)は「半分の5基が被害を受けた。安全のために設置したものなので、やめてもらいたい」と話した。同連峰の道標は、風に吹かれて回転する様子が5月にインターネット上で拡散された。クラブはこれら3基について同署に被害届を出していた。一般登山道の場合、遭難するかしないかは、個人でリスク管理することも大切です。

滑落し動けず1週間「川の水飲んだ」男性救助(2019年5月21日)

京都府警によりますと12日頃から登山をはじめ、翌日の13日頃に滑落して15メートルの崖下に滑落して動けなくなったようです。携帯電話を所持していなかったのか紛失してしまったのか、電池が切れてしまったのか、ということはわかりかねます。19日午前9時50分ごろ、京都市右京区京北上弓削町の大阪府交野市の男性(40)が動けなくなっているのを、登山中の2人組が発見して110番通報されたようです。同府南丹市の佐々里峠から入山したとのことです。13日に滑落したとのことですので数日の山行予定のあった状況ですね。ですので、救助が来るまでのの6日間は非常食と川の水を飲んで、飢えをしのいでいたことになります。意識ははっきりしているが、手や腰の骨が折れている可能性があり、衰弱していたそうです。

奈良県

奈良・天川村で登山中の男性滑落(2019年12月8日)

8日午前10時20分ごろ、奈良県天川村で登山をしていた女性から「友人が滑落した」と110番があった。奈良県警吉野署によると、滑落したのは京都府宇治市の70代の男性とみられ、警察と消防が捜索したところ、登山道から約120メートル下の斜面で、心肺停止状態で倒れている男性を発見した。男性は同日午前6時ごろ、友人の女性と2人で大峰山系の山上ケ岳(標高1719メートル)に入山。稲村ケ岳(1726メートル)に続く登山道で午前9時半ごろに滑落したという。当時、登山道は凍結しており、足を滑らせたとみられる。

鳳凰三山地蔵岳で48歳男性を救助(2019年12月5日)

4日午後1時45分ごろ、韮崎市清哲町の鳳凰三山・地蔵岳で道に迷ったと、同市の無職男性(48)から110番があった。男性にけがはなかった。韮崎署によると、男性は同日午前6時ごろ、単独で地蔵岳に入山。途中で登山道から外れ、自ら通報した。午後3時ごろ、山頂から約3キロ南東の山中で県防災ヘリ「あかふじ」が救助した。

兵庫県

兵庫県六甲山など関西の山岳遭難が近年増加(2019年11月10日)

関西の山では、登山客の遭難などのトラブルが相次いでいます。 今月2日には、奈良県十津川村で、80代の男女3人が日帰りで登山に出かけたまま、一時、連絡が取れなくなりました。 警察庁によりますと、こうした山での遭難は近年増加しているということです。
 
【遭難件数の現状】
 
今月に入って、関西の山では遭難などのトラブルが相次いでいます。 今月2日、奈良県十津川村で、80代の男女3人が日帰りで登山に出かけたまま、一時、連絡が取れなくなり、3人は、翌日、山に入った場所とは反対側の登山口に自力で下山しました。また、3日には、滋賀県の霊仙山で、友人と2人で登山をしていた男子高校生の行方がわからなくなり、翌日、警察のヘリコプターが発見して救助されました。いずれのケースでも、「道に迷って下りる場所がわからなくなった」とか「友人と違う方向に行き、はぐれてしまった」などと遭難などの理由として、道に迷ったことをあげているということです。 警察庁によりますと、山での遭難は近年、増加していて、去年は、全国で3129人、関西の2府4県では385人が遭難しました。このうち、遭難の理由として、「道に迷った」のがおよそ38パーセントで最も多く、次いで、滑落がおよそ17パーセントとなっています。また、遭難者を年代別にみると、40代が12.5パーセント、50代が15.5パーセント、60歳以上が50.5パーセントを占め、高齢者の割合が高くなっています。
 
【六甲山では】
 
兵庫県の六甲山は、100以上の登山道があり、初心者から上級者向けまで、さまざまなルートで頂上を目指せることから、関西でも人気の登山スポットです。 8日朝も、六甲山に近い阪急電鉄の芦屋川駅には登山客が多く集まっていまた。 大阪・豊中市から来た51歳の女性は、「きょうは岩場で冬山に向けてのトレーニングをしようと思って来ました。登山歴は3年くらいです。暑さもおさまってきたので、歩きやすい時期だと思います」と話していました。 大阪市から来た48歳の女性は、「ここから六甲山に入って山越えをして、有馬温泉にいきます。日帰りです。六甲山には、何十回も行っています」と話していました。 宝塚市から来た51歳の男性は、「六甲山は家から近く、それなりに高い山で眺望も良いので、数え切れないくらい来ています。きょうは、山頂でバーベキューをやります」と話していました。 一方で、六甲山では遭難事故も多く、兵庫県警によりますと、平成25年から29年までの5年間に兵庫県内で起きた遭難事故521件のうち、およそ半数の263件が、六甲山系で起きています。

兵庫県六甲山で滑落事故、男性1人死亡(2019年11月10日)

9日午前、兵庫県神戸市東灘区で男性が登山道から転落する事故がありました。男性は病院に搬送されましたが死亡が確認されました。9日午前10時ごろ、神戸市東灘区本山町森の山中で「男性が滑落した」と登山者の女性から消防に通報がありました。警察によりますと、神戸市長田区の丸尾孝治さん67歳警備員男性が登山道からおよそ20メートル滑り落ち、病院に搬送されましたが死亡が確認されました。現場は「ロックガーデン」と呼ばれる六甲山の登山コースの入り口で、道の脇の岩に腰かけていたところ誤って落下したとみられます。警察は事故の状況を詳しく調べています。

[中国]

鳥取県

大山で登山客2人遭難…1人は救助 兵庫県の男性1人と連絡取れず(2022年2月6日)

鳥取県大山町の大山で、登山客2人が下山できなくなっていましたが、6日午前、このうち1人が警察などに救助され下山しました。警察や消防によりますと、5日午後7時51分頃、地元のガイドや登山客の知人から「大山8合目付近で2名動けなくなったようだ」と119番通報がありました。遭難したのは兵庫県の男性2人で、鳥取県大山町の大山を登山していましたが、強風のため夏山登山道8合目付近で動けなくなり、警察など12人が6日早朝から救助活動を始めました。2人のうち1人(60代)とは6合目避難小屋で接触でき、6日午前9時37分に救助隊とともに下山しました。一部凍傷の疑いはあるものの、命に別条はないとみられるということです。残る1人の男性(50代)とは連絡が取れておらず、救助メンバーをさらに4人増やして捜索が続けられています。5日から6日かけて山陰地方は冬型の気圧配置が強まって各地で雪が降り、鳥取県大山では6日午前10時、2メートルの積雪を記録しています。

【追記】
残る1人は兵庫県神戸市の男性(50代)で、午前10時半頃、救助隊が9合目付近に張られたテントの中で意識不明となっている男性を発見。
救助隊により登山道入り口まで運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。

広島県

北広島町高岳で76歳男性を無事救助(2019年9月26日・27追記)

2019年9月25日から広島県にある北広島町の高岳に登山をしていた男性が遭難し、行方が分からなくなっています。警察と消防によりますと発見できずに、捜索活動が続いています。標高1054メートルの「高岳」。遭難し行方不明になっているのは、広島市東区に住む76歳の男性で、警察によりますと25日午後3時半ごろ、北広島町西八幡原の高岳に登っていた男性から、家族と登山仲間に「ルートを外れて、帰りが少し遅くなる」「道に迷った」と電話をして以降連絡がとれなくなっているということです。26日朝になっても男性から連絡がなかったことから、登山仲間が26日午前、高岳の登山道を捜索しましたが、見つからなかったため消防に通報しました。警察や消防などがおよそ30人態勢で捜索し、登山口近くの駐車場で、男性の車を発見しましたが、男性の行方は分かっていません。26日の捜索は日没の午後5時で終了し、27日は、午前8時半からおよそ50人態勢で再開されることになっています。入山届を出さず1人で男性は1人で山に入ったとみられ、家族などによりますと、この山への登山は今回が3回目だったということです。普段から山に通い、高岳にも登った経験があったということです。
 
(2019年9月27日追記)
 
広島県北広島町で登山に出かけたまま連絡が取れなくなっていた男性が27日午前、救助されました。午前10時過ぎ、ボランティアが高岳の南側にある谷で男性を発見しました。消防のヘリコプターで救助された男性は、目立ったけがはなく、意識もあり、自力でも歩ける状態だったということですが、衰弱していたため病院に運ばれました。

[四国]

徳島県

徳島県八面山で遭難の夫婦無事救助(2019年11月11日)

今月9日、徳島県西部の八面山で登山をしていた70代の夫婦が道に迷って下山できなくなっていましたが、10日朝になって、警察や消防などの捜索隊によって救助されました。けがはなく、命に別状はないということです。 今月9日午後4時半ごろ、美馬市とつるぎ町の境にある八面山へ登山に訪れていた愛媛県東温市の70代の夫婦から「下山していたところ道に迷った」と消防に通報がありました。このため警察と消防などが捜索を始めましたが、日が落ちて二次遭難のおそれがあるため、いったん捜索を中断していました。 捜索は10日朝に再開され、携帯電話の電波をもとに県の防災ヘリが現場に向かったところ、つるぎ町の一宇支所から南東におよそ3.5キロ離れた山中で夫婦を発見して救助しました。 警察によりますとけがなどはなく、命に別状はないということです。

徳島県三好市の国見山70代の女性行方不明(2019年9月16日)

今月15日、徳島県三好市の国見山に登山に出かけた70代の女性の行方が分からなくなり、警察と消防などで16日朝から捜索を行うことにしています。行方が分からなくなっているのは岡山県内に住む70代の女性です。警察によりますと女性は所属している岡山県内のウォーキングクラブのメンバー23人とともに、標高およそ1410メートルの三好市の国見山を訪れていて、15日の午前中から登山を行っていたということです。これまでの調べで、女性は登山の途中で撮った記念写真には写っていたということですが、頂上に着いた際に確認したところ姿が見えなくなっていたということです。女性の携帯電話は乗ってきたバスの中に置いたままになっていて、現在は連絡が取れない状況だということです。警察や消防は女性が遭難した可能性があるとみて16日の朝から救助隊を出して捜索することにしています。

[九州]

福岡県

宝満山で68歳男性の遺体を発見、登山中に滑落か(2019年9月27日)

26日午後、福岡県筑紫野市の宝満山で、男性の遺体が見つかりました。警察は、男性が登山中に滑落したものとみて調べています。警察によりますと、26日午後1時すぎ、筑紫野市の宝満山(標高約830m)中腹の崖の下に、男性があお向けで倒れているのを、通りかかった男性が発見しました。倒れていた男性は、春日市の嘱託職員、堤久良二さん(68)で、その後、死亡が確認されました。堤さんは前日25日の夜、妻に「あす、宝満山に登る」と言っていたということです。警察は現場の状況などから、堤さんが1人で登山中、登山道を外れて脇道を歩き、足を踏み外して崖から約15メートル下に滑落したのではないかと見ています。

宮崎県

延岡市北浦町で滑落事故87歳男性死亡(2020年2月5日)

5日午後、延岡市北浦町の山林で、崖下に滑落している87歳の男性が見つかり、その後、亡くなりました。5日午後1時20分ごろ延岡市北浦町の山林で、近くに住む野田武さん87歳が崖に滑落しているのが見つかりました。 野田さんは、延岡市内の病院に運ばれましたが、約2時間後に死亡が確認されました。 警察の調べによりますと、野田さんは、5日午前10時ごろ山へ木を切りに行くと言って出かけましたが、その後、帰宅しないことから家族が探していました。警察では野田さんが誤って転落したとみて調べています。

鹿児島県

屋久島の登山道近くで男性の遺体(2019年9月25日)

屋久島の宮之浦岳に向かう登山道近くの沢で24日午後、男性が倒れているのが見つかりその後、死亡が確認されました。屋久島警察署によりますと24日午後5時ごろ登山ガイドから「沢で男性が亡くなっているのを見つけた」と警察に通報がありました。警察が現場に向かったところ、淀川登山口から宮之浦岳へ向かう途中の休憩所近くを流れる沢のおよそ300メートル下流で岩に挟まれた状態の男性の遺体を見つけました。警察は、25日の朝からヘリを使い、上空から男性を引き揚げる予定です。男性は黒の長袖Tシャツにカーキ色の長ズボンを履いていて、現在身元の特定を急いでいますので情報がわかりしだい追記させていただきます。

[その他]

・【28歳の男逮捕】電車内でたばこ 注意され男子高校生を殴る動画(2022年1月25日)






 

 1月23日、JR宇都宮線の車内で起きた暴行事件は、その映像のショッキングさから注目を集めた。電車の中で喫煙していた宮本一馬容疑者(28)は、男子高校生のAさん(17)に注意されたことに逆上し、車内及び駅ホームで10分以上にわたって暴行。Aさんは右頬骨骨折等の重傷を負った。現場を立ち去った宮本容疑者は同日夜、宇都宮駅で身柄を確保された。宇都宮市内のホストクラブで働いていると供述している宮本容疑者。彼の接客を受けたことのある女性が語る。「接客はよかったですよ。歌舞伎町でも働いていたというので、『歌舞伎町、鼻くそ溜まるでしょ?』ってボケたら『溜まる、溜まるー』って。奈良県出身と言っていましたね」彼が生まれ育った奈良県のある町を本誌が訪れると、複数の住民が思春期時代の宮本容疑者を記憶していた。彼が育った家の近隣住民は、当時の印象をこう語る。「共働きの両親と兄弟の4人家族で、一馬は長男。とにかく、見るからに普通でなかった。おうても挨拶せえへんどころか、顔合わせたら、こっちを睨み返してきおったからな。中学を卒業するかせんかのうちに、家からおらんようになった」宮本容疑者と中学の同級生だったという男性も、「中学のころからものすごく凶暴。とにかく札付きのワルだった」と、吐き捨てるように言った。一方、被害者となったAさんは「おっとりした子だった」と近所の住民が語る。「ずっと野球をやっていたね。納屋にはバットやダンベルなどのトレーニング機器があって、自主トレに励んでいるところをよく見たよ。事件に巻き込まれたのがAくんと聞いてびっくりしたんだ」宮本容疑者はなぜ “キレ” たのか。下野署に勾留されている本人に面会を申し込んだ。面会室で待つ記者を威嚇するように、肩で風を切り現われた宮本容疑者は紺のジャージ姿。不機嫌そうな表情からは、警戒している様子が見て取れる。開口一番、「気に入らなかったら帰るから」と言い放つと、宮本容疑者は報道とは異なる意外な主張を語り出した。「高校生から『お兄さん、タバコやめてもらえませんか?』と注意された? 全然そんな優しい言い方じゃなくて、車両全体に響き渡るような大声で、『おい、何タバコ吸ってんだよ!』みたいに言ってきたんですよ。それで喧嘩売られてるのかと思ってカッとなって。そしたら、向こうが先にガッと首を掴んできたんですよ。ここ、痕あるやろ?」そう言って襟元をはだけた彼の首筋には、爪が食い込んだような痕が見て取れた。「で、言い合いするうちに、向こうがまた俺の首を掴んできて、俺も完全に頭に血が上って。で、『やんねんな?』って(言った)」被害者が「自分が謝ったら手を出さないですか」と言ったにもかかわらず、暴力を振るったことについて記者が糺すと、「そんなん言ってた? 全然覚えてへん。タバコ吸ったことと、やりすぎたことは悪いと思ってるよ。俺は育ちのいい人間じゃないから、怒ったら止まらんとこはある。朝まで酒を飲んでたしな。だけど、普通に注意してきたら、『あ、ごめん、ごめん』ですんだ。それに向こうは、背も俺より全然デカいし、サングラスもかけてて、高校生とは思わんかった。向こうが先に手を出してきたから、しばき倒しただけのこと。喧嘩売る相手を間違えんなよと言いたい」身勝手すぎる主張と言わざるを得ないが、車内に居合わせた乗客も、「大きな声で注意するのは聞こえた」という。「青年が宮本容疑者に向かって何か大きな声で怒鳴っていました。その後、自分の席を立ち、寝転ぶ宮本容疑者の前まで行くと、見下ろすような形で何かを言っていた。逆上した宮本容疑者がダウンを脱ぐと、腕に入れ墨が見えました。それで青年も焦ったんじゃないでしょうか。土下座しようとする青年に『いいよ、顔を上げなよ』と言って止めに入っている宮本容疑者の友人らしき男性もいましたが、その男性まで激しい勢いで突き飛ばして、一方的に青年に暴行を加えていました」あまりに短絡的すぎる、今回の宮本容疑者の暴行。奈良の実家の両親はどう考えているのか。インターホンを鳴らすと、「もう全然つき合いがないんです。すみません」とだけ言い残し、通話は切られたーー。


 
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