はじめての入院中の入浴方法やシャワーについて（過ごし方・おすすめ・選び方）

食事は問題なく摂取できるまで

回復しました。

まだ自由にできないのが入浴です。

手術後に１～２週間程度は

大きな事故やケガである場合は

医療用テープや

傷跡テープがありますので、

入浴はできないと思ってください。

そのために、週に２～３回程度で

月曜日・水曜日・金曜日と１日おきに

体拭きや洗髪を看護師にしてもらいます。

体拭きについては

朝食後から昼食までの間に

同じ症状でまだ入浴のできない患者が

時間中に並んで病室とは異なる

処置室で行われます。

寝たきりや半身不随などの

機械浴とはまた異なりまして、

背中や上半身などを中心に５分程度で

濡れたタオルやおしぼりで拭いてもらえます。

下半身等のデリケートな部分は

余分にタオルやおしぼりを渡されますので

病室に戻って自分でできる範囲で体を拭きます。

個室なら問題ありませんが、

大部屋の場合ですと、

カーテンを閉めたりして体を拭きます。

洗髪に関しては、

床屋さんをイメージしていただくと

感覚がわかると思います。

症状にもよりますが、

寝るように仰向けに横たわり、

濡れないように首から下の部分を

タオルで覆い、

「痒い所はありますか？」

など看護師に聞かれて

洗髪してもらいます。

その際には、入院中の持ち物として

準備したシャンプーとリンスを

持参するように言われますので、

事前に用意しておくことが必要となります。

短期の入院であれば、

トラベル用などの少量のもので

充分かと思いますが、

数ヶ月の入院が決まっている場合は、

日常使っているものを持参するのが

良いです。

スーパー銭湯やスポーツジムに

通われた経験がある人は

同様に洗面グッズをカゴに入れて

そのまま持参すれば問題ありません。

持ち運びや携帯がしやすいように

いつでも持ち出せる場所に

置いておく感じです。

症状にもよりますが２週間程度すれば、

医師から入浴可の許可がでます。

そうなれば、いつでも好きな時に

自由に入浴できるかといえば、

そうでもありません。

朝に当日の入浴時間の希望を申し出ます。

また、医療用テープや

傷跡テープの処置はしばらくの間、

必要となります。

防水テープなども発達してきては

おりますが、まだ現状では

衣類を脱いだ後にテープの箇所を

ビニールで保護してもらいます。

最初の数回は

看護師に介助してもらいながらの

シャワーのみとなります。

徐々に大丈夫であれば

看護師の付き添いがなくなります。

４５分程度の間隔で入浴の予定を

いれることができます。

体の自由がきかないことと

ドライヤーで

頭を乾かしたりの時間をふまえるとゆっくり湯舟に

浸かるまでの余裕は入院中には

できないと思ったほうが無難です。