【まとめ・最新情報】登山ニュース速報・山岳救助隊まやまブログ(2019年遭難滑落)

秋山登山


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Contents

最新情報/ニュース速報(2019年9月12日追記)



美しい紅葉の裏に危険が潜む秋山登山(2019年9月12日)

標高が高い中部山岳や

北海道の山々の紅葉が

始まるのは9月中旬以降です。

出かける場所や天候で

見頃は変わりますが、

9月中旬から10月「体育の日」の

連休頃までで計画する方が

多いかと思います。

毎日の生活場面では

実感しにくい寒さなどがありますので

注意が必要です。

まやまブログ

初心者

秋山登山を楽しく安全に

するにはどうしたら良いですか?

いちばん危険なのは低体温症を発症してしまうことです。

まやまブログ

初心者

どのように低体温症を防げば良いですか?

まずは、ツエルトを携帯することです。

そして、無積雪時は動き回らずに

身体が冷えないようにビバーク体制をとること。

万が一に備えて食料や行動食

常に携帯しておくことです。

まやまブログ

初心者

ツエルトは持っていますが実際に使ったことはありません?

ビバーク時の必須装備がツエルトです。

テント代わりにつかえるのはもちろん、

身体に巻くだけでも防寒効果が

得られます。

実際に使ったことがないとのことですが、

持参しているといないとでは

生還の要因に違いがでます。

今後とも持参することを心掛けてください。

まやまブログ

初心者

覚えておきます、ありがとう御座います。

初心者

遭難したときの決断はどう判断すれば良いですか?

悪天候の場合や日没30分前には

決断することが必要です。

春夏秋冬の日照時間を御存じですか?

まやまブログ

初心者

なんとなく・・・。

参考までに立天文台の暦計算では

6月の夏至では

日の出:4時11分
日の入り:19時11分
日照時間:14時間59分

12月の冬至では

日の出:6時57分
日の入り:16時18分
日照時間:9時間21分

となります。

まやまブログ

初心者

夏至と冬至で、

日照時間に5時間以上の差があるのですね。



ビバークにマイナスイメージをもっている人が

多いかもしれませんが、

そんなことはありません。

道に迷ってあてもなくさまようと

捜索範囲から外れて発見が遅れます。

また、悪天候時や夜間に無理に

行動するよりも翌日までビバークした

ほうが周りの状況を把握しやすいうえに

ケガのリスクを減らせ体力も温存できます。

下山が不可能だと感じたら

ビバークを決断してください。

まやまブログ

初心者

ビバークするにはどのようなことに

気をつけたらよいですか?

まずは寒さ対策となります。

気を付けることが濡れることです。

必ず身体や衣類の濡れを防ぐために

アウターやレインウェアを

一番上に着てください。

防風性もあり、風による冷えからも

防いでくれる重要な点です。

まやまブログ

初心者

ビバークするときの

登山装備があれば教えてください。

まずは先程も話にありました、

ツエルトとなります。

トレッキングポールも

緊急時にツエルトを張って使用する場合、

支柱の代わりとなります。

足をケガしたときにも

あるとないとでは差がでます。

ツエルトを張る際には

細引きが必需品です。

ベンチレーターに遠し2本の木に渡して

結ぶことで吊り下げて設営できます。

カラビナとスリングがあれば

設営時により役に立ちます。

そして、地面に敷く

レジャーシートも雨天時は特に

あるに越したことはありません。

まやまブログ

初心者

やはりツエルトは1度も使ったことが

ないのではいざというときに

設営ができませんね。

雨天時に野外で練習しておくのも

良い方法ですよ。

まやまブログ

初心者

ヘッドランプ、レインウェア、

クッカー、ガスバーナー、

テルモス、非常食、保温着は

常に携帯することようにしてますが、

注意すべき点はありますか?

ヘッドランプは予備の電池ですね。

モバイルバッテリーで充電できる製品も

いざというときには心強いです。

レインウェアは晴れの日でも必ず持参する

ようにしましょう。

クッカーは少しでも寒さを感じたら

湯をわかしてください。

心理的にも落ち着けます。

ガスバーナーは着火装置が使えないことも

考えてライターかマッチを携行するのが

望ましいです。

テルモスは身体が冷えた

危機的状況に役たちますので、

持参して湯をわかした際には

温かい飲料を確保しておきましょう。

非常食はかさばらない高カロリーなものを。

飴が1袋あればおおよそ2日分、

切り詰めれば1週間生き延びることが

できます。

保温着はダウンは必ず一着は携帯しましょう。

まやまブログ

初心者

とてもためになりました。

万が一、遭難してビバークするときの

イメージができました、有難う御座います。

実際、緊急時に備えて持参している装備は?

という質問にツエルトの所有率は44%で

登山者の半数以上は

携帯していない状況です。

まやまブログ



初心者

持参していたとしても

緊急時につかいこなせか否かは

私と同じようなひとをふくめると、

44%に満たないということですね。

そのとおりです。

最低限の備えの持参はもちろん必要ですが

用途、使い方を理解することも大切となります。

まやまブログ

初心者

もしもの話となりますが

ビバークしても

発見されないことも

あるのですか?

道迷いで登山道から

大きく外れてしまった場合や

バリエーションルート。

またはクラミングでの

ビバークなどは

見つからないこともあります。

まやまブログ

初心者

そういった場合はどのように

なるのですか?

あまり聞かない方が

良いかと思われます。

まやまブログ

初心者

是非教えてください。

ビバークという、

大変高度な技術を要する

登り方があります。

もうほとんど人間が

立てないようなところに、

ザイルでもって自分の体を

固定して休んだり、

そこでもってうまく寝袋に

入って寝たりとかする、

それで段々だんだん山を登っていく。

あるときに、ビバークをして、

岩場からザイルがスーッと下がってね、

ちょうどミノムシのような格好で、

一番下に寝袋がぶら下がっている。

それがどうもおかしい、

と地元の方から連絡が

入ったんですよね。

あの登山者は

もう死んでるんじゃないだろうか、

3日経っても全く同じ姿勢で

ぶら下がっている、と。

早速現地へ行ってみたが、

近づけない。

天候が非常によろしくないわけで、

吹雪ではっきり見えない中で、

たしかに岩場に

ザイルがブルーンと下がって、

その下にミノムシのように寝袋がある。

下から拡声器でもって、

おーい!聞こえるか。

聞こえてるんなら何か反応を示してくれ。

手を振るでも、

頭を振るでも何でもいいから見せてくれ、

というんですけれども意思表示がない。

全くない。生きてるものか

死んでるものか分からない。

岩場にぶつかったとか

落っこちたというなら分かる。

でもきちんと寝袋に

入ってぶら下がったまま

死んでいるっていうのは

あんまりありえない話なんですよね。

5日経ってるんですよ。

ただその場所に行くのは

非常に難しいんですよね、

相当な技を要するもんですからね。

結果的には、もしその人間が

死んでいるならば、乱暴な話ですよね、

これ当時実際にあったんですがね、

ザイルを銃で撃ち落とすっていうんですよ。

そのまんま寝袋がドーンッと

地べたに落ちたのを

回収しようという話だった。

お父さんとお母さんが呼ばれたんですよね。

ニュース映像に出ましたよ。

非常に哀しくつらい話なんですが、

ご両親は決断しましてね。

倅は死んでいるに違いない、

と認めたわけですよ。

それで撃ち落とす話になった。

実はそのニュースを撮りに行ってた、

っていうんですよ。

ただ、その場合、何が難しいかというと、

当時のことですから、

極力近づいて映像を撮らなければならない。

そこで近くの山小屋、

といっても普段使われていない

荷物置き場みたいな小屋って

言った方がいいのかな、

そこで何日か、

狙撃が行われるまで待機することになった。

ベテランのニシダさんが

リーダー格だったんですよね。

民放テレビ各局のクルーがそれぞれ、

カメラさん、音声さん、照明さん、

と集まって山を登って行く訳ですが、

何しろ状況が非常に悪い。吹雪いている。

下手をすれば自分たちが遭難してしまう。

(ゴォーーーッ)(ヒューーーッ)

吹雪いてる。前がよく見えない。

そこを隊列を組んで、

一歩でも離れるとどうなるか分からない。

前が見えないから

皆絶対離れるなっていうんで、

体をくっつけて、みんな歩いて行った。



ザッザッザッザッザッ

山道ですよ。険しい中を行く訳だ。

相当体力消耗しますよね。

ザッザッザッザッザッ

気を付けろ、いいかー!

(ゴォーーーッ)(ヒューーーッ)

凄まじい勢いで吹かれながら。

必死ですよね。着いてみれば、

粗末な小屋で隙間だらけ、

ボロボロなんですよね。

一応道具がありますから修繕をする。

あっちこっちが傷んでいる。

(ビシューーッ)

(ギシイーーーーーッ)

(ガタガタガタン)

(バタバタバタンッ)

(ビシューーーーッ)風でもって、

建物がうなりを出している。

一応修繕も済んだ。火を焚いて、

暖をとって一息ついた。

リーダーだったニシダさんは、

「この天候だと何日か待機することに

なるかもしれない。明日は早くなるし、

こういう状況で

相当消耗してるだろうから休もう」

と指示を出して。

いいか、みんな寝ろよ、

と寝袋に入ったわけです。

外はっていうと、

風が(ゴォーーーッ)

(プヒューーーッ)

(ガタガタガタン)

(ビシューーーッビシューーーッ)

(バタバタバタンッ)って

相変わらず音がしてる。

でもそのうち、みんな疲れてますからね、

寝息が聞こえるわけですよ。

ところがどうにもニシダさん眠れない。

神経が起きちゃってる、自分がリーダーですからね。

天候が悪い。この先、何が起こるか分からない、

緊張で眠れないんですよね。

ただ黙ってじーっとしていた。

(ゴォーーーッ)っと

相変わらず吹雪く中、

ザッザッザッ、

ザッザッザッザッザッ

(ん?)

雪の中を誰かが歩いてくる足音がする。

(だれだろう)と思っていたら、

目の前の若手が起きて、

「ニシダさん、だれか来ますよね」

「おお、お前も聞こえたか」と。

真っ暗で、こういう状況じゃ悪いから、

こちらから声を出して呼んでやろうか、

と2人でもって、おーーい、

こっちだ!おーい、大丈夫かー、

と呼びかける。

すると他の人間も起きだして、

だれか来てる、というもんだから、

みんなで聞いてみた。

ザッザッザッザッザッ。

確かに音がしてる。

おーーい!こっちだぞ!と、

皆で呼んだわけですね。

ザッザッザッザッ

小屋のそばに来た。

ザッザッザッザッザッ

建物の裏から

周り込んでくるんですよね。

ザッザッザッザッ

小屋の入り口まで来た。

バサッ、バサッ、バサッ

雪を払う音がする。

行ってやれ、と若手に命じて。

ガタガタガタンと戸を開けると、

雪が凄まじい勢いで

ブワァアアアーっと

中に入ってくる。真っ白ですよ。

「大丈夫ですか!」

返事はない。

「大丈夫ですか!・・・

あれ?ニシダさん、だれも居ませんよ」

そうこう言う内に、

吹雪がどんどんどんどん中に

入ってきて火が消えそうになる。



「そんなはずは・・・もういいから、閉めろ」

(みんな足音を聞いているのに、おかしいな…)

と思いながらも、起こして悪かった

、明日も早いしみんな寝てくれ、

ということで、みんな寝袋に戻った。

その後もどうしても

ニシダさんは寝れないもんだから、

また黙ってじーっとしている。

外はっていうと

(ゴォーーーッ)

(ビシューーーッ)

と風の音がする。

(ガタガタガタン)

(バタンバタンッ)

(ギシーッギシーッ)

小屋は揺れている。

どれくらい経ったか知らないけれども、

突然、ザッザッ

小屋のすぐ近くで音がして、

(ん?)

ザッザッザ

歩いてくる。

若手が起きてきて、

「ニシダさん、いますよね」

ザッザッザッ

歩いて入り口までやってきた。

ザッ

「おい、開けてやれ」

ガタガタンとやって、

戸をバッと開けた瞬間に、

(ブワァアアアーっ)と、

のけぞるほどの凄まじい吹雪。

「どこにいますか!大丈夫ですか・・・

ニシダさん、いませんよ」

どうしたどうしたと周りの

クルーの連中も起きてくる。

「今来たんだよ、おっかしいなぁ」

見てもだれもいない。

また戸を閉めた。

そのうちニシダさんも眠りについたわけですよ。

疲れがありますからね、すっかり寝てしまった。

翌朝早めに目が覚めた。

無線が入ってきた。

いよいよ今日、ライフルで撃ち落とす、

決行するという合図なんですね。

「今日決行することになった。

準備して、みんな行くぞ。外の状況、

あまりよくないから気を付けてな」

出発の準備もついた頃、若手の一人が

「あれーっ!ニシダさん、

これちょっと見てくださいよ!」と呼ぶ。

見ると、小屋の入り口から

足跡がずーっと続いている。

小屋に向かってくるんじゃなくて、

小屋に背を向けてどこかへ向かっているんだ。

(やっぱり昨日来てたんじゃないか。

おかしいな、何で小屋に入らなかったんだろう)

「行く前にみんな悪いけど、

どこかに倒れてるかもしれないから

小屋の周りを見てくれないか」

ニシダさんは若手と2人で

足跡について行ってみた。

靄(もや)ってすごいんですよね、

山の靄は。手を前に出した瞬間から

手先が見えなくなるっていうほど濃くなる。

「踏みしめて歩け。落ちるといけないからな」

ニシダさんは前を歩く青年のベルトをぐっと掴んで、

いいか、行くぞ、と歩いて行った。

「足跡、ずっと続いてますね、どこに続いてるのか」

「ああ、続いてるな。

どこに断崖あるかも分からないから、

気を付けろよ」

「…どこへ行ったんですかね」

「…ああ」

しばらくすると、

「…うわぁ!びっくりした」

若手の方が足を滑らせる。

「だから言っただろ、大丈夫か」

靄がスッと退いた瞬間に…

人間て面白いんですよね。

そういうときって、うわぁこわいって、

もう一回確かめて見るんですよね、

なぜか。うわーっ、こんなとこだったんだ、

危なかったぁ、って。

断崖なんですよ。

足跡もずっと続いてる。

恐る恐る下をうーっと覗いて見る。

「ニシダさん、いますよ!

見てくださいよ、あれ」

見ると、断崖の真下、

岩場に大きい岩が三つあって、

その抉れた中に

すっぽり嵌るようにして、

と黄色のヤッケっていうんですか、

それが見えてる。人が落ちてる。



(そうか、歩いてきて暗くて

見えなくて落っこちたんだ。)

おーい!と呼んでも返答がない。

どう考えても生きてるとは思えない。

(これは無理だろうな…)と思いながらも、

すぐに無線で連絡とって、

下の救助隊を呼ぶように言った。

「こちら撮影隊なんですけども、

救助隊お願いします」

下に無線をつなぐ。

「今、けが人か遺体か分からないんですが

発見したんです。至急お願いします」

下から、他に救助隊がないから

すぐには行けない、と返答がある。

「どこの局の人間でしょうかね…

赤と黄色のジャケットを着ていて…

夜に来た人間なんですけども…

崖から落っこちたようなんですよ」

夜中にそちらへ行った人間なんかいない、

ましてやテレビ局の人間が着ているのは

紺か黒かグレーに決まってる、

赤と黄色の奴なんかいない、と。

言われてみればそうなんですよね。

やりとりがあって、

なにしろこちらは狙撃を決行するから、

とにかく当初の場所に行ってくれと。

後から別動隊に行かせるから、

そちらは任せなさいということになった。

その岩場というのは、

崖の上からなら見えるんですよ。

ところが下からだと、

岩の窪みに嵌った死体は

見えないような場所だった。

何があったか知らないけれど、

と思いながらも、

ニシダさんたちは

目的の撮影ポイントへ向かった。

ライフルでロープ狙撃を実際にやりました。

(ドゴーーーン!)

とザイルが撃ち落とされて、

ストーーーンっと落っこった。

回収されました。

そのときのニュース映像で見ましたけれども、

外で山男が集まって、

遺体が焼かれるんですよね。

お父さんはっていうと、

遠く、白い靄に包まれた岩肌を

じーっと見てるんですよね。

哀しそうに、じーっと見てましたよ。

お母さんは、ただ泣くばかりでしたよね。

一方ではですね、

別の救助隊によって

赤と黄色のジャケットの

遺体を引き上げられた。

「オレ驚いたよ」

ニシダさんが言ったんです。

「その救出された遺体なんだけどさ、

それ、一年前の遺体なんだよね」

「よく考えてみたらさ、猛吹雪の中、

足音なんか聞こえるわけないよね。

なのにみんなちゃんと聞いたんだよ、

足音。雪を払う音も」

「小屋からあった足跡。

あれは俺たちを“案内”したんだな、きっと。

一年前に死んだ人間が、

自分の居場所を見つけてもらいたくて、

助けてもらいたくて足跡つけてたんだね」

「幽霊って、そんなことするんだねぇ」

って言ったんですよ。



私も、ああ、なるほどそんなことが

本当にあるもんなんだねぇ、と思ったものです。

…そんな話を聞いてから、随分月日が流れて。

局の仕事が終わって、

いつもは車で向かうんですが、

なぜか、その日、歩いてたんです、駅に向かって。

すると、私、しばらくぶりに会ったんですよ、

ニシダさんと。「おう、どうも」

「しばらくだねぇ!

元気?変わらないね」と。

なんて言ってね、

「してくれた例の話、

覚えてますよ、ビバークの」

って言ったら、

ニシダさんが

「あれ、違うんだよ。あの話ちがうよ」

って言うんです。

聞いてみると、

その後ニシダさんのところに連絡があった、

っていうんですよ。

ザイルにぶら下がって、

ビバークをしていて亡くなった

青年の山仲間の友人たちなんですね。

時間も経ってお父さんお母さんも

気持ちが落ち着いた、

我々も彼の魂、

気持ちを送ってあげたいから

みんなで集まって

懐かしい話でもしようじゃないか、

という集まりがあった。

あなたは当時映像を撮って下さった、

これもご縁ですから

良ければ顔を出してくれないか、

と連絡があった。考えてみれば、

局のカメラマンなんて

色んな人撮ってますから、

そんな付き合いをすることも

普通ないんですけれども、

妙に好奇心が湧いて

行ってみたそうなんです。

行ってみると、お父さんお母さんも

いらっしゃって、その節はどうも、

と挨拶を交わす。

亡くなったその青年は

非常に几帳面な方で、

色々と日誌を付けてる。

ああ、こういう明るい人だったんだね、

そういう人だったんだね、と話をした。

他にも、彼は写真を撮ってるんですよね。

自分で撮ってるんですよ、

自動シャッターで。

それも見せてもらった。

山を背景にニコっと

笑ってる写真だとか、

何人かで撮ってる写真だとか、

楽しそうな笑顔がずっと写ってるんですが、

向こうの方に3枚ばかり

ひゅっと抜いて渡された。

「ニシダさん、この写真なんですけどね、

これ、ちょっと見てもらえませんか」

見ると、10人くらいが山小屋を背景に

笑って写っている団体写真。

大体2列になって並んでいる。

「これが、彼です」と指さす。

前列の、割と左側に、

亡くなった青年が笑って写っている。

ニコ〜っと。



「彼の、斜め後ろの、

この人、見てください」

見れば、青年の斜め後ろに、

同じようにニコニコ

嬉しそうに笑いながら、

彼の肩に手をかけている男性がいる。

で、笑っている。

「この笑ってる人なんですけどね、

ニシダさん」

「ええ」

「赤と黄色の、ヤッケ、着てますよね。

覚えてらっしゃいませんか?

あの日、もうひとつ死体発見されましたよね」

「え・・・ああ、覚えてますよ。

でもねぇ、あれは、違いますよ。

あの死体はすでに

一年前の遺体だったんですよ。

この写真に写る訳ないんですよ」

と言ったら「いいえ、ニシダさん。

それが、ここに映っている本人なんですよ」
と指さす。

「そんなバカなことはないでしょう。

だって、あの人間は一年前に死んでるんですよ、

一緒に写真に入る訳ないじゃないですか」

というと写真を出した人間が、

「ええ、でも、違うんです。

たしかに赤と黄色のヤッケを着ているこの青年。

“この青年”に間違いないんですよ、

ニシダさん」と念を押す。

「じゃぁ、一年前に死んだ人間が

一緒に写っていたっていうのかい」

「…そうなんです」

「ええぇ?」

何ともいえない気持ちになって、

別れを告げて帰ってきた。

その帰り道で、あることに気が付いた、

とニシダさんはいうんですよ。

「亡くなった青年の肩に

手をかけて笑ってる、

あの赤と黄色のヤッケの男な。

分かったんだよ」

「だって、あのビバークの青年が

亡くならなかったら、

誰もあんな場所行かないぜ。

俺たちだって、

彼が亡くなったから、行った訳だ」

「一年前に死んだあいつは、

探してたんだよ、

自分を見つけてくれる人間を。

どうしたら自分が見つかるか、その方法を」

「分かったんだよ、

誰かが死ねば自分も

見つけてもらえるって」

「自分を見つけてもらうために、

だ〜れ〜を犠牲にしよ〜かなぁ〜、

と思っているうちに、

『あ・・・こいつに決〜めた!』って」

「それで、笑ってたんだよ」

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初心者

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北アルプス剱岳で行方不明 横浜の女性会社員(19)遺体で発見(2019年9月12日)

初心者

北アルプス剱岳で

若い女性が死亡するニュースが

ありましたね。

北アルプスの剱岳一帯で

今月8日から行方不明と

なっていていた神奈川県の

19歳の女性が12日朝、

遺体で発見されました。

遺体で見つかったのは、

神奈川県横浜市の19歳の

女性会社員で、

今月8日、

「富山で登山してくる」と

言って家を出たまま、

行方不明になっていました。

まやまブログ

初心者

ツイッターで

お兄さんが行方不明の妹に

関する情報を求めていたのを

見かけました。

妹が9/8の日曜の夕方から行方不明です。

連絡もつきません。

富山県警には連絡済み、

届けも出しています。

立山連峰に向かったらしいですが

目的地はわかりません。

別山尾根方向にて

見かけたとの情報あり。

当時の服装は

白いTシャツ

紺の短パン

黒のスパッツ

紺色のリュックサック

水色の登山靴

蛍光色の黄色の帽子

些細な情報でも構いません。

かなりの軽装で山を

甘くみているとしか思えず

お恥ずかしい限りですが

どうかよろしくお願いします。

お騒がせしております。

軽装かつ装備も不十分ましてや

一人で登山という無謀な

挑戦は本人の甘さが

招いたところであります。

そんな妹のために

皆様からご協力いただき

とても感謝しております。

明日また富山県警の方で

ヘリなどで捜索を

していただくので

また状況に変化が

あればご連絡したいと思います

とりあえずご報告を

させていただきます。

今朝警察のほうから

連絡があり、

残念ながら遺体で

見つかったとのことです。

私も動揺していますし

家族も精神的に参っています。

昨日から皆様に

ご協力していただき

大変感謝しております

県警山岳警備隊は、

女性が剱岳に単独登山したとみて、

行方を探していたところ、

12日午前9時頃、

剱岳の登山ルート、

前剱(まえつるぎ)と

一服剱(いっぷくつるぎ)の間の

岩場で、

倒れている女性を発見しました。

女性は心肺停止の状態で

ヘリコプターで搬送されましたが、

その後、死亡が確認されました。

上市警察署によりますと、

女性の体には岩などに

打ち付けたと見られる傷があり、

警察は女性が登山道から

およそ150メートル

滑落したと見ています。

8日の午後4時頃には

「女性が剱岳のカニの横ばいを渡っている」という

目撃情報があったほか、

午後5時頃には、「登頂した」との

メッセージをSNSで家族に送っていて、

県警が11日から剱岳一帯を捜索していました。

まやまブログ

初心者

ご冥福をお祈り申し上げます。



御在所岳に1人で登山の滋賀県の男性死亡 三重・菰野町(2019年9月12日)

初心者

三重県の御在所岳で

税理士の男性が死亡する

ニュースがありましたね。

三重県菰野町の御在所岳で、

1人で山登りに出かけていた

滋賀県湖南市の

税理士・鈴木雅博さん(47)が

亡くなっているのが見つかり、

12日午前、防災ヘリコプターで

遺体が収容されました。

警察によりますと、

鈴木さんは8日朝、

家族に「御在所に行ってくる」と

言って家を出ましたが、

夜になっても帰ってこないことから、

捜索が行われていました。

警察は、足を滑らせた可能性も

あるとみて調べています。

まやまブログ

初心者

ご冥福をお祈り申し上げます。



御嶽山、噴火から5年。入山規制解除は10月16日まで(2019年9月12日)

初心者

最近、焼岳や浅間山など

噴火を警戒するニュースが

多いですね。

そうですね。

焼岳、浅間山以外にも

現在は箱根山、草津白根山、

阿蘇山が噴火警戒レベル2

となってますね。

まやまブログ

初心者

噴火警戒レベル2とは

どのような状況ですか?

噴火警戒レベル2は

火口周辺規制となります。

まやまブログ

初心者

御嶽山の噴火による事故

も記憶に新しいです。

まだ入山規制となのですかね。

2014年(平成26年)9月27日の

噴火以来、山頂部の入山規制が

続いていましたが、

昨年9月、

御嶽山は4年ぶりに

木曽町の「黒沢口」登山道の

9合目から山頂までの

約600メートルの

立ち入り禁止が解除されました。

今年2019年は、

御嶽山の二ノ池手前から

山頂までの約600mの登山規制を

7月1日から10月16日まで

解除しています。

まだ、道中ところどころに

噴火の影響が見られ、

災害の規模の大きさが

わかります。

当時の噴火の状況についての

詳細は以下のとおりです。

まやまブログ

2014年9月27日、

58人が死亡、

5人が行方不明となった

戦後最悪の火山災害、

御嶽山(おんたけさん)=長野、

岐阜両県=の噴火から

東京都内の40代の女性が

初めて取材に応じた。

火山灰が積もった山頂付近で、

周囲の登山客が次々と息絶える中、

生還を信じ救助を待ち続けた女性。

「備えの大切さを伝えたい」。

噴火で受けた傷は今も癒えないが、

当時の状況を振り返る決意をし、

「あの時」を語った。



もう手を振る力は

ほとんど残っていなかった。

噴火から一夜明けた

平成26年9月28日

午前11時半。

火口付近の八丁ダルミにある

石像の石造りの台座に

寄りかかった女性は、

頭上を飛び交う自衛隊などの

ヘリに向けて救助を

求めようとしたが、

わずかに右手を振るのが

やっとだった。

降りしきる噴石で左腕を失い、

腰や背中にも傷を負った。

動くたびに激痛が襲い、

貧血で何度も意識が遠のいた。

「私に気付いていないのかもしれない」。

なかなか近づいてこないヘリを

見ながらそう思っていると、

手元の携帯電話に着信があった。

「どこにいますか」。

災害対策本部からの電話だった。

前日、ともに山を登り、

無事助かった友人が、

通報していてくれたのだ。

しばらくすると消防の

ハイパーレスキュー隊が

到着した。

「がんばってね。がんばってね」。

女性を乗せた担架を運ぶ

隊員が励ましの声を送り続ける。

まもなく灰に覆われた

王滝頂上山荘が目に入った。

「助かった」。そう思った。



救出された台座の周囲には、

前日までは確かに生きていた

登山客の男性が、

朝を迎えることができないまま、

息絶えて倒れていた。

「生き残れたのは噴石が当たる、

当たらないの運、

どこに当たったのかの

運もあると思う。

でも、少しだけ準備して

いったことも大きい」。

女性はそう振り返ると、

あの時の体験を語り始めた。

女性が登山を始めたのは

5年ほど前。

関東近郊の百名山を

中心に楽しんだり、

長期の休みには、

北アルプスへ遠出したりした。

山岳会には所属せず、

あの日も友人と2人で

御嶽山を訪れていた。

選んだのは長野県王滝村の7

合目にある田の原駐車場の

登山口から山頂へ向かう、

ごく一般的なコース。

噴火直前は、

友人と離れた場所で

八丁ダルミを

1人で歩いていた。

山頂までは、もうすぐだった。

「ぺースが上がらないし、

迷うところではないので

友人には先行してもらっていた」

変は音で気づいた。

何かがはじけるような

「ポン」という感じだったと

記憶している。

音がした方向を見ると、

黒煙がモクモクと上がっていた。

午前11時52分。御嶽山噴火。

だが現実と受け止められなかった。

「まさか、この山とは思わず、

どこか他の山かなという感じで…」。

においや揺れといった

確たる変化もなかったため、

直後は周囲の登山客と同様に

噴煙を写真に収めていた。



現実を突きつけられたのは10秒ほど後。

気付くと周囲は真っ暗に。

「逃げる時間はなかった」。

近くに身を隠せるような

岩も見えたが

「その場で立ち尽くすというか、

動けなかった」。

噴煙は、もう目前に迫っていた。

想像もできなかった御嶽山の噴火。

女性は迫り来る噴煙に背を

向けるしかなかった。

「(噴煙は熱く)サウナに

入ったような感じで

『焼け死ぬのか、

溶けるのかな』と思った」

噴石が襲ってきたのは

噴火から1分もしないころだった。

山梨県富士山科学研究所の

試算では、火口から噴石が

出た速度(初速)は

時速360~540キロ。

地面に衝突した際の速度は

最低でも108キロだったという。

女性にもそんな噴石が容赦なく襲い、

ザックで隠れていない

後頭部や腰を直撃した。

「折れたかなと思うほど、

これまで受けたことのない衝撃」。

実際に腰の軟骨は折れていた。

噴石の勢いが少し弱まったとき、

近くで一緒にしゃがんでいた

男性が声をかけてきた。

「起き上がれないから起こしてくれ」。

男性の体を支えてあげたが、

すぐにばったり前に倒れた。

どうすることもできず、

男性の口に付いた灰を

ぬぐってあげるしかなかった。

その直後、

噴石が再度襲ってきた。

最初より激しく降り注いだ

噴石は次々と体に直撃、

最後に身体が地面に

沈むくらいの衝撃を

左腕に受けた。

「痛い、熱い、しびれ。

味わったことのない感覚だった」

噴石の勢いが弱まり、

体を起こした。

周囲で動ける登山客は

3、4人。口をぬぐった男性は

亡くなっていた。

自身はおなかに

重たいものを感じた。

噴石の直撃でちぎれた

自分の左腕だった。

体に少しだけくっついた状態で

傷口から血が滴り落ちている。

「止血お願いします」。必死に叫んだ。



男性が手ぬぐいで止血を試みたが、

傷口に驚いたのか結びが緩く、

別の男性がきつく結び直してくれた。

腕をなくしたことは残念だが、

命を落とすことはなかった。

「とりあえずここまで乗り切れたから、生きよう」。

そう思った。

無事だった登山客に

下山しようと言われたが、

貧血がひどく、

腰にも違和感があった。

「歩けない」。

その場に残る決断をした。

100メートルほど離れた場所に、

身を隠せそうな石造りの

台座を見つけた。

左腕を抱き、

何度も気を失いながら、

足とお尻を使い、

尺取り虫のように進んだ。

途中にうずくまる

登山客の男性がいた。

「一緒に行きませんか」。

声を掛けると、

男性は時間をかけて

台座近くまで来た。

長い時間を費やして移動し、

台座を背にしたころには

日が沈みかけていた。

台座周辺には別の男性が一人いて、

携帯電話で通話していた。

相手は家族だろうか。

「今噴火にあって、

ちょっと無理かもしれないけど、

俺は絶対に帰るから」。そう告げていた。

夜になるにつれ風が強くなり、

標高3千メートルの

過酷な環境が女性たちを襲った。

女性は日が暮れる前、

台座の前を歩いて

通り過ぎようとした男性に頼み、

ザックの中から

ダウンジャケットと

簡易テントを出してもらい、

防寒対策として

体に巻きつけていた。

ふと携帯電話をみると、

一緒に登っていた友人から

何度も着信があった

形跡があった。

友人は無事だったんだ。

少しだけほっとして

折り返し電話を掛けた。

周りが暗くなる中、

ただ寒さに耐えた。

長野地方気象台によると、

標高1千メートル付近にある

御嶽山麓の開田高原で

噴火翌朝の最低気温は6・6度。

女性が一夜を過ごした

標高3千メートル付近は

氷点下だったことが想像される。

過酷な環境に耐えられたのは、

携帯電話から聞こえた

友人の励ましの声だった。

「私がここで死んだら

友人はきっと自責の念にかられる。

だから生き抜こう」。

勇気を振り絞った。



救助されたのは

噴火から丸1日が経過した

28日午後0時半。

台座の周囲にいた

2人の男性は

息を引き取っていた。

山にゴミを残してはいけないと、

テントやダウンジャケットは

ザックにしまった。

心身ともに負った大きな傷。

それでも経験を語ろうと

決意したのは、

連日のように自然災害の

脅威が伝えられる中、

御嶽山の噴火が

忘れ去られるのではないかと

危機感を抱いたからだ。

生死を分けたのは何だったのだろうか。

「御嶽山は初心者でも気軽に

登ることができるだけに、

十分な準備をしている方は少なかった。

生き残れたのは運もあるが

最低限の準備を

していったからだ」と言う。

性は登山の際、

日帰りでも簡易テントは必ず携行し、

3千メートル級の山には

ダウンジャケットも

持っていった。

夜になるまで生存していながら

周囲で亡くなった登山客は、

ダウンジャケットや

簡易テントは

持っていなかったようだった。

生死を分けたのは「その差」と思っている。

4月に職場復帰し、

山登りも再開したが、

火山へは二度と

登るつもりはない。

「もし山へ行かれる方は、

リスクを考え準備をしてほしい」。

最後にそう訴えた。

まやまブログ

初心者

当時、ニュースで見て聞いたことより

噴火についてずっと恐ろしく感じました。

戦後最悪の火山災害である

御嶽山噴火を風化させることなく、

常にリスクを意識してもらいたいものです。

まやまブログ

御嶽山噴火の登山ガイドの壮絶な体験(2019年9月11日)

御嶽山噴火を風化させたくない。

登山者一人一人の心構えは

どうするべきか。

山、自然、登山を愛する

全ての皆様に、

今一度考えて頂きたい内容。

中央・南アルプスの山を中心に

登山ガイドをされている

小川さゆりさんの

インタビューを掲載させていただきます。

 
参考文献: 
御嶽山噴火生還者の証言
 

まやまブログ

まず、今年から入山規制が緩和される事について、小川さんはどのように捉えていらっしゃいますか?

小川ガイド

そうですね、昨年の秋、噴火以降13日間だけ山頂の剣ヶ峰が登山可能となりました。その時に私も3回登ったんですけど、とんでもない数の人が登っていました。
13日間だけだったので、台風などの影響で登れる日も限られていたんですけど、最終日は体育の日で晴天ということもあり、すごい人の数だったんですね。

とんでもない数、というのは・・・ピーク時の富士山のようなイメージでしょうか?

小川ガイド

ほんとそんなかんじです。
約4年ぶりに剣ヶ峰が規制解除された理由として挙げられるのは、噴火警戒レベルが1ということと、登山道が整備され剣ヶ峰直下にシェルターが3つ設置されたということで、「安全が確保された」ということでした。しかし噴火した日と何も変わらないんですね。
噴火した日も「警戒レベル1」でした。ですが御嶽山は突然噴火しました。
噴火当日も山頂には山小屋があって、そこがシェルターの役目をしていたので。
それって、変わらないじゃないですか。なんて言うんでしょう、シェルターができ安心にはなっても安全ではありません。「安心と安全」は違います。シェルターは3基、収容人数90人です。
「安心だ」と思って物凄い数の登山者が来ていて、「もし仮に今ここで噴火したら、どのくらいの人が命を守れるのかな・・・」そんなことを考えました。

小川さん自身は「安心で安全な登山を広めたい」という想いで現在もガイドをされているのでしょうか?

小川ガイド

そうですね。自然相手に安心というのは言い切れませんが、安全登山は広めたいと思っています。ガイドであれば直接お客様と現場(山)にいて伝えることが出来るじゃないですか。
その方がこちらも伝えやすいし、一番伝えなきゃいけない人達だと思うので。
やっぱり机上でいくら危険性を言っても、例えば「雨が降ったら寒い」とか言っても、分からないじゃないですか。
だけど本当に山で雨が降って風が吹いて寒さを体感した方が、伝えやすいし。
1つの登山パーティで、同じ状況下の中で異常に寒い人って、やっぱり装備が悪いんですよ。
「雨に濡れて寒い」とか、やっぱりいくら机上で説いても説得力が無いんですよね。



個人差もありますけど、実際に体験しないと分からなかったり気づかない事ってありますもんね。
今はその想いで登山ガイドを続けていらっしゃるんですね。

小川ガイド

そういうのをやっぱり、伝えていかないと伝わらないし・・・やっぱり諦めずにコツコツ伝えていけば、伝わる方もいるかな、と。
私、御嶽山が噴火した日、下山している時に「私もう二度と御嶽山に来ることはないだろうな」と思っていたんです。
噴火に遭って1時間前死にそうになってたし。
ただ「自分の居た所だけは絶対に見に来よう」と思ってましたけど、人を連れて行くとか、そういうのは私の中では無いな、と思って下りていたんですね。
突然の噴火の中自分の命を守るのに精一杯で、この日は単独だったけど、もしガイドで行っていたら「お客様の命を守ることはできなかった」そう痛感したので。
だけど時間が経つと、自分の中だけで決着をつけるのではなくて、やっぱり「あった事をきっちり伝えなきゃいけない」と思うようになりました。御嶽山に登れるのなら、ガイドしてそこでお客様に感じてもらいたいなと。
色んな感情もあるんですけど、起きた事は真実としてあるわけで、そういうのはやっぱりその場にいた人が伝えなければいけない。
たまたまその時その場にいた登山ガイドが私しかいなかったので、一人だと出来る事は限られているとは思うんですけど。

小川さんの著書を読んでいた中で、第1章(噴火当時の約1時間の場面)の小川さんの気持ちの変化、「人間って境地に至るとこんなに色んな思考や感情が目まぐるしく変わるのか」と思って・・・なんというか、、その時を思い出す事は辛くはないですか?

小川ガイド

辛くは無いですね。
やっぱりこう・・・あり得ない世界だったので。
もうちょっと身近にある事、例えば雷とか落石だったら怖いんでしょうけど。
「噴火」って多分無いじゃないですか。
あと簡単に、「火山に登らなきゃいい」という選択肢もあるので。
だからあまり(真実を思い出す事が辛いという事は)無いですね。
なんか本当に、目の前で起こっていた事が夢みたいな、、あり得ない事だったので。



小川さんの著書の中で、活字で読んでいて気になったのが、近くを飛んで来る噴石などの「とんでもない音」。
たしかに擬音では書いてあるんですけど、「とんでもない音」って、どういう音なんでしょう?
ロッククライミングをしている時に頭上から降ってくる落石の風切音みたいな。

小川ガイド

落石とかって聴いたことあります?
なんて言ったらいいんでしょうね。「ヒューン!」っていう。
なんか飛んで行って「今の何だ?岩だ・・・」みたいな。
リスクが多い高所や壁にチャレンジされる方の緊張感とは、違った生死の覚悟ですよね。
まさか登山道も整備され登り易い山として人気のあった御嶽山で噴火に遭い死を覚悟するとは思ってもみなかったです。
でも山の高さや難易度に関係なく、自然に100%の安全はないなと実感しました。

小川さんの著書を読んでいた中で、『「今できること」、「できないこと」、「するべきこと」、「するべきではないこと」、そして何より「しないこと」が明確になった』とありましたが、その思考回路に切り替わったのは、今までご自身で経験されて学ばれた知識があるから、取捨択一の思考回路に瞬時に切り替わったのでしょうか?

小川ガイド

そうだと思います。
「直感」って、色んな事の積み重ねがあっての「直感」じゃないですか。
普通だったら30秒かけて筋書きを立てなければ出てこない事を、一瞬で出てくるって、それがやっぱり「直感」だと思うんですけど。
緊急を迫られた時、ある程度バックボーンが無かったら出てこないので。
それが私ではなくて、ヒマラヤの8,000m峰や、厳しい山を登っているようなプロの登山家の方であれば、もっと違った選択をしたかもしれませんね。
自分の命を守る術についてどれだけ多く考えてきたかと、経験が「直感」となるのかなと思います。

小川さん自身、経験によって何かそれまでとの変化はありましたか?

小川ガイド

そうですね。
これまでも「リスクを伝えるガイドになりたい」と思ってガイドになったんですけど、自分もそこまでのリスクを感じた事は無かったので、お客様に対して言うけれど、どこか「響いてない」部分があったと思うんです。
自分自身が上っ面だけだったから響いていなかったと思います。噴火で悲しみや、苦しみ、怒り色々な感情を目の当たりにしました。「山で悲しい思いをして欲しくない」そう本気で思うようになりました。
リスクと登山者が持たなければいけない危機意識を伝えたいと思っています。



お客様の前で実際にお話される際に、気にされているポイントなどはありますか?

小川ガイド

登山者としての心構えですかね。「自分の命を守るのは自分自身である」それを伝えたいです。
自然相手の登山に100%の安全はない中で、どれだけ安全に近づけられるのか準備は必要だと思います。
例えば、登山計画書を出すとか、事前に火山と調べておくとか。
自分で事前に調べることで回避出来る危険もあるわけですし、気象遭難など。怪我をしたり、寒い思いや痛い思いするのも自分じゃないですか。
安全登山のための準備は自分の命を守るためにするものです。

それは火山でなくても一緒ですよね。
低山で大怪我される方もいらっしゃいますし。
生命を守るために必要な装備・・・使うべきタイミングをきちんと見極めるのも、登山をする上で必要な心構えですよね。

小川ガイド

装備にしても同じですよね。
低体温症にかかってしまった方が、ザックの中には防寒着がちゃんと入っていたという事がありました。装備は持っているだけでは意味がないのです。
先に話した「安心と安全」の違いでしょうか。装備は持っている事は安心ですが、使えなければ安全には繋がりません。
御嶽山噴火以前は、噴火は登山者が遭う危険としては意識されていなかったと思います。ですが100名山のうち32座は火山です。火山を登る時は「噴火」という危険を頭の片隅に置いてほしいと思います。
そうすることが万が一の事態が起きても、即座に命を守る行動に繋がると思います。火山だけではなく危険を想像出来ることが自分自身を守るにはとても必要なことではないでしょうか。
噴火は晴天、紅葉、土曜日、お昼。山頂に最も登山者が集まるタイミングで起きました。突然の噴火は多くの登山者の命を奪って行きました。山は美しくもあり、時として恐ろしくもあります。山頂周辺には噴石や破断された手すりや石像が噴火当時のまま残されています。エメラルドグリーンだった二ノ池は灰でほとんど埋まっています。しかし同時に自然は再生されています。山頂以外噴火を連想させるものはありません。御嶽山噴火をタイミングの悪い自然災害で終わりにするのではなく、御嶽山の頂きに立ち、「あの日、自分がその場にいたらどうしたかな」そんなことを少しでも考えてもらえたらと思います。

カムイエクウチカウシ山で男性遺体、ヒグマか?(2019年9月5日)

初心者

カムイエクウチカウシ山の

ニュースがありましたね。

4日正午すぎ、

北海道の日高山脈の

カムイエクウチカウシ山で

男性の遺体が見つかりました。

登山をしていた男性から

「遺体らしきものがある」と

警察に通報がありました。

警察によりますと、

発見された遺体は男性で、

死後数日から数週間

経っているとみられています。

カムイエクウチカウシ山への

入山届けや行方不明の

届け出は出されておらず、

まだ身元がわかっていません。

警察は男性が滑落やクマに

襲われた可能性が

あるとみて調べています。

まやまブログ

初心者

以前にも

中札内村の山でクマが登山者襲う

ニュースがありましたね。

7月中旬以降に登山者が

相次いでクマに襲われ、

北海道などが登山自粛を

呼び掛けている中札内村の

カムイエクウチカウシ山(1979メートル)は、

事故後も登山者の姿が絶えません。

行政側は「山はもともとクマの生息地」

として駆除しない方針だが、

登山者や専門家は

死亡者が出ないうちに駆除すべきだ

と意見が割れています。

まやまブログ

初心者

駆除したほうがいいのですか?

やはり、死亡者が出ないうちに

駆除すべきという意見となります。

ただ、駆除というより

捕獲できるのが最善と思われます。

まやまブログ

初心者

どのような事故の経緯なのですか?

事故は7月11、29日の早朝に発生してます。

帯広署によりますと、

それぞれ男性が単独で

札内川ヒュッテから入山し、

山頂に近い八ノ沢カールで野営。

翌朝、山頂を目指して登山中に

10~20メートル先でクマ1頭と遭遇し、

近づいてきて襲われました。

29日にドクターヘリで札幌市内の

病院に搬送された40代男性は、

頭などに50針を縫う大けがを負いました。

まやまブログ

初心者

登山者は多いのですか?

北海道と北海道県警、道森林管理局、

中札内村は最初の事故発生後、

登山者に自粛を呼び掛けていますが、

札内川ヒュッテに置かれた登山届を見ると、

先月9日までに少なくとも

40人以上が入山しています。

なかには本州のツアー会社の名前もあります。

まやまブログ

初心者

ツアーなどもあれば危険と隣合わせですね?

北海道県警によりますと、

ヘリコプターが八ノ沢カール付近で

クマ1頭を確認しました。

十勝山岳連盟の斉藤邦明会長は

一度、人を襲ったクマはまた襲う。

同じ場所に居着いているかもしれず、

駆除されない限り山には登れないと話します。

まやまブログ

初心者

最終的な判断はどうなるのですか?

駆除の最終判断は地元自治体に委ねられます、

中札内村はクマが集落で住民に

危害を与えたわけではなく、

襲われたのは山深い場所。

駆除の対象にはならないとの立場です。

それでも、連日登山者がいることから、

登山自粛から登山禁止に切り替えて、

より強い態度で登山しないよう

呼び掛けることも検討しています。

まやまブログ

初心者

熊が自然と離れたりはしないのですか?

 
クマの生態に詳しい知床財団(オホーツク管内斜里町)

の葛西真輔さんは

雄のクマなら、かなり広い範囲で生活するので、

来年は離れている可能性はある。

だが、雌は定着性が高いとしています。

まやまブログ

初心者

熊と人間の共存は難しい問題ですね?

駆除に当たっては、

同じ個体であることを裏付けるための

DNA型鑑定や、山深い現場で

どのようにして捜し出すかなどの

技術的な問題もあります。

山でクマが人を襲っても、

それに対応できる体制が

できていないことも課題と指摘されています。

まやまブログ

初心者

カムイエクウチカウシ山は

昭和40年代に学生パーティが

ヒグマに襲われた場所ですよね?

福岡大学ワンダーフォーゲル部ヒグマ事件

は1970年(昭和45年)7月に

北海道日高郡静内町の日高山脈

カムイエクウチカウシ山で

発生した獣害事件。

若い雌のヒグマが登山中の

福岡大学ワンダーフォーゲル同好会

会員を襲撃し、3名の死者を出した。

福岡大学ワンダーフォーゲル同好会

ヒグマ襲撃事件、

岡大学ワンゲル部員日高山系

遭難事件とも呼ばれる。

まやまブログ

ヒグマの習性を知らしめることに

なった熊害事件の一つ。

18歳から22歳までの若者5人が

登山中にヒグマと接触し、

その習性に翻弄されたあげく

3人が犠牲になった凄惨な事件である。

被害に合ったパーティは

部と省略されがちだが、

実際は後者の同好会のほうが正しく、

規模の小さな組織であったことが伺える。

本記事では通りが良いため

彼等をワンゲル部と略す。

メンバーはリーダーのA(20歳)、

サブリーダーのB(22歳)、

他同行していたC(19歳)、

D(19歳)、

E(18歳)の5人である。

それぞれの本名は周知されたものであるが、

ここではあえて控えることにする。

ちなみにワンダーフォーゲルとは

「渡り鳥」という意味で、

転じて当時流行っていた

「青少年達が自然溢れる山野へ出向き、

それを通じて心身ともに鍛える活動」

のことをこう呼ぶ。

平たく言ってしまえば登山部であるが、

ワンゲル部は山に限らず自然溢れる環境ならば

どこにでも目的地を定めて出向くという点が異なる。

1970年7月12日、

ワンゲル部は九州福岡から

北海道の日高山脈へと向かって旅立った。

同月の14日に到着して入山を開始した彼等は、

それから11日かけた同月25日、

1979m地点のカムイエクウチカウシ山

八ノ沢カールに到着する。

この時、予定は大幅に遅れていたので、

翌日の登頂後には

すぐ下山するという方針が固まっていた。

テントを設営し、一息ついていると、

その近くに1頭のヒグマがやってきた。

この時、キスリング(荷物)は

外に放り出されていた。

ワンゲル部のメンバーは物珍しかった

ヒグマをしばらく面白そうに観察し、

写真を撮るなど余裕を見せるほどであったが、

やがてヒグマは放置していたキスリングを漁り始めた。

食料などが入ったキスリングを

奪われたままでは困ると思ったメンバー達は、

ヒグマが興味を失った隙を

見計らってキスリングを奪還。

その後はラジオの大音量を流したり、

火を炊いたり、食器を鳴らすなどして

ヒグマを威嚇してなんとか追い返した。

それから疲れ果てて眠りについた

彼等だったが、妙な鼻息を聞いて目を覚ました。

鼻息の主は、さっきのヒグマだった。

戻ってきた先ほどのヒグマは、

拳大の穴をテントに空けていくと、

また去っていった。

これに肝を冷やした彼等は

2時間ごとに交代で見張りを立てることになった。

しかしこの時、事態は既に

深刻な状況へと陥っていったのである。

26日を迎えた。見張りを立てていた間も、

ワンゲル部の面々は恐怖の

あまり誰一人として眠りにつけなかった。

早朝、早々と荷造りしていた彼等の元に、

またヒグマが現れた。

ヒグマはしばらくうろうろしていたが、

ついにテントに近づいてきたので

一同はテントに一度は逃げ込んだ。

テントを押し潰そうとする

ヒグマとの押し合いが続いたが、

このままでは危険と判断した彼等は、

反対側の入り口から急いで脱出し、

稜線まで逃げた。

やがてヒグマはテントを潰すと、

自分の漁ったキスリングを

移動させる行動を取り始めた。

命の危険がより間近に

迫っていることを悟った

リーダーのAは、サブリーダーのBと

メンバーのEに助けを呼んでくるように指示した。

この時、彼等は全員ですぐ山を

降りるという選択を取らなかった。



遺族はその理由を

「登頂達成という目標への未練が

あったのではないか」と推測している人が多い。

やがてBとEは北海学園大学の

パーティと遭遇することに成功する。

このパーティもまた同個体と

思われるヒグマの襲撃を受けていた。

しかも、福岡大ワンゲル部よりも

さらに執拗に追いかけられており、

1人は躓いて地面に倒れるなど

ヤバイところまで追い詰められていたが、

一度荷物を捨てたことで、

命からがら逃げられたという。

ちなみにその荷物を後で見に行くと、

ヨダレでべちょべちょになった

ズタボロのキスリングが

岩の上に整然と並べられていたらしい。

北海学園大ワンゲル部から

2人は下山を薦められたが、

まだ上に3人を残しているので

合流してからにすると答え、

食料などを分けてもらうと

仲間の元へと戻ることにした。

一方で、残ったメンバーは

やがてヒグマが姿を消したのを見計らって、

再度荷物の半分程度を取り戻し、

引き返していた。

しかし疲労がピークに達していた3名は

疲れて数時間ほど眠ってしまった。

目を覚ますとヒグマの気配はもうなく、

彼等は残りの荷物を回収し、

先ほどの稜線まで引き上げた。

この時、鳥取大学や中央鉄道学園の

パーティが通りがかっており、

ヒグマがうろついているという情報を共有した。

北海学園大学の支援を受けたBとEは、

引き返して残留チームと合流、

壊されたテントを修理すると、

安全だと思われる稜線に設営、

なんとか夕食がとれる

状況へと持ち直そうとした。

だがその時、またヒグマは姿を現した。

今度はさらに執拗に

テントを狙っている様子で、

一同はまたテントから

逃げ出すことを決意。

何度かリーダーのAが偵察したが、

ヒグマがテントから離れる様子はなく、

彼等は鳥取大学のパーティに

泊めてもらう方針を固めた。

三度偵察してもヒグマが

居座っていたので完全に

荷物を諦めた彼等は、

一気に沢を下っていった。

この時の時間は、

もう午後の6時30分頃で

、辺りは既に暗くなっていた。

下っていた最中、ふとDが後ろを向くと、

ヒグマが自分達の後を

追いかけているのが見えた。

慌てた彼等は急いで逃げ出したが、

ヒグマもそれに刺激されて

すぐに追いかけてきた。

ヒグマはまずEに襲いかかった。

「ギャー!」悲痛な悲鳴が山の中に轟き、

その直後に「畜生!」と怒鳴り声をあげげ、

足を引きずりながら

Eはカールの方へと逃げていった 。

その後Eの生きた姿を見たのは、

恐らくそのヒグマしかいなかっただろう。

リーダーのAが必死になって

助けを呼んでいると、

鳥取大学のパーティが事の重大さに気づき、

焚き火を起こしたりホイッスルを

鳴らすなどして位置を知らせ、

自分達は助けを呼ぶためにテントや

荷物を残して下山することを決意する。

福岡大ワンゲル部のメンバーは

なんとか合流に成功したが、

騒乱の中でメンバーはCとはぐれていた。

CのことをAは呼びつづけたが、

一度応答があっただけで

合流は出来なかった。



後に分かったことだが、

Cはこの声を確かに聞いていたが

詳しい内容が聞き取れず、

ヒグマの気配もあって合流に

失敗してしまったのである。

A、B、Dの3人は鳥取大学の残した物資の

あるカールに降りることは出来ず、

その夜は岩場に身を隠した。

はぐれたCは鳥取大の残した目印を

頼りにテントへと移動しようとするが、

その間にまたヒグマに遭遇した。

Cは死に物狂いで崖に登り、

岩を投げつけるなどして必死に抵抗した。

すると投げつけた岩が一発当たって

ヒグマが怯んだので、

その隙に一気に鳥取大の残した

テントに逃げ込んだようだ。

しかし、助けがいると思ったそこに

持ち主の姿は既になく(もう下山していた)、

疲れ果てたCは、そのまま

テントの中で眠りに付いたという。

27日は朝から濃霧が立ち込めており、

ヒグマの接近など

察知出来る状況ではなかった。

それでもCとEを探そうと

一行は出発したが、

彼等はすぐさまヒグマと遭遇した。

リーダーのAはカールの方に逃げ、

ヒグマはそれを追いかけた。

それがB達の見たリーダーAの最後の姿だった。

標的から外れたBとDは

麓まで降りて救助を要請した。

結果として彼等は生存者となることが出来た。

山に残されたCは、

その後どういったことが起きていたか、

メモに残していた。

メモから察するに彼はずっと

鳥取大学の残したテントに残り続け、

孤独に恐怖と戦っていたことが伺える。

実際のメモはググるとすぐに出てくるが、

ここではあえて避ける。

文中には「早く博多に帰りたい」

という切実な思いが

綴られていたということだけは触れておく。

メモは26日の午後5時から27日の

朝の8時頃にかけて残されたもので、

最後は恐怖に支配されて手が震えていたのか、

ところどころ判別が難しい内容になっていた。

Cはその後、遺体で発見され、

メモはその近くに置かれていたという。

Cがどの程度まで生き永らえていたのかは

判然としていない。

救助隊が結成され、

行方不明の3名の捜索が行われた。

そして29日に2名、30日に1名が発見された。

遺体は、衣服を完全に

破り取られベルトだけに

なっていたなど、見るも無残な状態だった。

顔が半分なくなっていたり、

腸を引きずり出されていたり、

耳や鼻などの部位が

齧り取られていたなど……。

それはもう目も当てられない

状況だったという。



悪天候のため遺体を降ろすことが出来ず、

現地で荼毘に付されることになった。

彼等を殺害したヒグマは29日、

ハンターによって発見、

射殺された。4歳の雌だった。

検死の結果、3名の死は

「頚椎骨折および頚動脈折損による失血死」だった。

ヒグマの怪力の凄まじさを物語る死因である。

誤解されがちだが、

このヒグマは彼等を食べるために殺害したのではない。

ヒグマの射殺後、胃の内容物を調べたところ、

人の部位が出てくることはなかったのだ。

これはすなわち、ワンゲル部の面々はヒグマにとって

「自分の所有物を奪おうとする敵対生物」

という認識だったことを意味する。

要は「獲物ではなく、敵として排除された」

という証拠であった。

実際敵対生物は食害せずに

排除するという行動は

前例がないわけではない。

有名な三毛別羆事件の

人食いクマと決定的に

違うのはこの点である。

ただしこの時のクマは、

キスリングの荷物からぶんどった

食物をある程度摂取していたことから、

人間まで食べる必要が

なかったのだとも言う。

しかし、結局のところ彼等の

遺体が食害されなかった

理由はわかっていない。

3人の若者の命を奪ったヒグマは、

ハンター達のしきたりによって

熊肉として食され、

さらに剥製として日高山脈山岳センターに

保管されることになった

(以前は役所で保管されていたこともあるようだ)。

ちなみに剥製にする際、

銃弾を受けた部分を削ったため、

やや身体が小型化してしまっている。

しかしこちらを見ながら

威嚇するようなのポーズを

とっているそれは、見るものを圧倒するものがある。

余談だが今でも福岡大学には

ワンダーフォーゲル部が存在し、

事件当時は同好会だったそれは、

正式に部として昇格した。

事件のあった地には

慰霊碑も設立されており、

部では慰霊登山が行われているようだ。

しかしかなり悲惨な事件だったため、

そういった活動をしていることは

あまり表沙汰にはしていない。

当時はインターネットなど当然ない時代である。

現在でもそうだが、当時は今よりも

ヒグマの対処法が人々に浸透していなかった。

ワンゲル部のミスは大雑把に言うと、

ヒグマから荷物を執拗に

取り返そうとしてしまったこと

逃げる時に色めき立ったことで

ヒグマを刺激してしまったこと

散り散りに逃げてしまったこと

と、ことごとくヒグマの神経をさかなでし、

かつヒグマが追いやすくなる行動を

とってしまったことに尽きる。

そしてそもそも最初にヒグマと遭遇した時、

すぐに下山しなかったことは致命的だった。

最初は大丈夫だと高をくくったとしても、

テントを押し倒された時点で、

つまり2日目朝の襲撃時点で

下山の判断をしていれば、

3名の命が失われることはなかったという

厳しい意見も聞かれる。

この登山計画自体は

大変良く練られたものであった。

よって彼等は登頂するということに

並々ならぬ熱意を注いでおり、

その思いが彼等を山に踏みとどまらせてしまった。

一つ擁護するのであれば、

ワンゲル部が荷物に固執したのは

無理もない話でもある。



11日もの間、山を歩き続けた彼等にとって、

残り少ない食料を詰めた

キスリングは生命線だった。

さらにこの中には財布などの

貴重品も入っていたという話もある。

とはいえ、他の登山者の存在を

認識した時点で、彼等の支援を

受けながら即下山するという

選択肢があったこともまた事実である。

この事件を教訓に、

ヒグマの執着心の強い習性、

誤った撃退方法などは、

より多くの一般市民に知れ渡った。

ちなみに惨劇の地となった日高山脈では、

これの前後において人が死ぬほどの

熊害事件は起きていない。

が、襲われかけた事件は事件前にも

何度か起きていた。

これらは全て同個体の仕業では

ないかと見られている。

これを機に、ヒグマの生態や

習性が明らかにされたことで、

この日高山脈ではこれほど酷い

熊害事件は起きていない。

 
熊対策の記事はこちら
 


まやまブログ@山岳救助隊

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まやまブログ

北アルプス槍ヶ岳北鎌尾根の遭難について(2019年9月4日)

 
(9月6日追記)
 
警察庁は6日、

7~8月の山岳遭難件数が606件で、

遭難者数は669人だったと発表しました。

統計が残る1968年以降で

最も多かった昨年同期に比べ、

115件、124人減少しました。

死者・行方不明者は17人減の54人。

同庁の担当者は

「7月に天候の悪い日が多かったことが

影響しているのではないか」と話しています。

遭難者のうち315人(47.1%)は

60歳以上でした。

都道府県別では長野の

106人が最多で、

富山84人、静岡68人が続いた。

一方、7~8月の

水難事故件数は461件、

水難者数が594人で、

死者・行方不明者は239人。

事故件数は統計の残る66年以降、

最も少なかったとのことです。

まやまブログ

初心者

夏山シーズンの長野県内での

遭難は少なかったニュースが

ありましたね。

報道のとおりなのですが、

夏山シーズン(7月1日~8月31日)の

県内での遭難件数が

昨年同期比18件減の99件となり、

2011年以来、

8年ぶりに100件を下回りました。

ただ、外的要因によることも事実です。

まやまブログ

初心者

外的要因とは何ですか?

悪天候が続き、

登山者数が減少したのも

要因と考えられます。

今年は梅雨明けが遅く、

気象庁によりますと、

七月の日照時間が

松本市で昨年の半分以下に

なるなど悪天候が続きました。

また、速報値となりますので

多少修正が入ると思います。

統計のみならず

熱中症の登山者をふくめると

過去より多いとも言えます。

まやまブログ

初心者

なるほど。

ニュースだけみて楽観視は

していられないのですね。

昨年より18件減とのことですが、

夏シーズン2ヵ月のみで

99件もの遭難があったのですから、

ニュースで取り上げられて以外にも、

たくさんの遭難事故があったのですね。

はい、実際はそのとおりなのです。

8月最終週は8件の

遭難が発生しました。

26日に発生した単独登山者の

北鎌尾根における道迷い遭難は、

当初から尾根に登り詰める沢を間違え、

途中で間違いに気がついたものの、

ロープ等の装備がないために、

急斜面を降りることも進むことも

できなくなり行動不能と

なったものです。

北鎌尾根は有名な山岳小説の

舞台となったこともあり、

バリエーションコースとして

人気がありますが、

近年は実力不足の登山者による

遭難が後を絶ちません。

今年の夏山期間中も

4件の遭難が発生しており、

そのうち2件は行動中の

疲労によるものでした。

北鎌尾根はアプローチを含め

標高差も大きい長大なルートです。

また、複雑な岩稜帯を進むため、

いったん、尾根を登り始めたら

途中で引き返したり、

脱出することは非常に困難です。

技術、体力、経験が

揃っていることはもちろん、

それに加えて気象条件が

揃っていなければ無謀な

挑戦になってしまいます。

高みや困難を目指すことは

登山の醍醐味の一つですが、

着実なステップアップを

心がけてください。

まやまブログ



南アルプス間ノ岳で行方不明の男性遺体で見つかる(2019年9月3日)

南アルプスで登山中に

行方がわからなくなっていた

浜松市の男性について、

警察は8月25日に見つかった

遺体元がこの男性であると

特定しました。

行方がわからなくなっていたのは、

浜松市中区の平松茂さんで、

8月14日に南アルプスの

間ノ岳付近にある熊の平小屋を

出発してから、

足取りがつかめていませんでした。

静岡・山梨の両県警が

捜索を行ったところ、

8月25日に間ノ岳の

東側斜面で身元不明の遺体を発見し、

その後 家族の確認などを行い

遺体は平松さんであると特定しました。

死因はわかっていないということです。

今年は夏山期間中に

遭難事故が多発していて、

先月時点で49件の事故が発生、

遭難者は51人となっていて

梅雨明けが早かった去年よりも

件数、遭難者ともに増えています。

今年の山岳地帯は20度を超える

気温が高い日が続いていて、

暑さによる脱水症状や疲労が

原因とみられる事故が

目立っています。

県警は登山者に対し事前に

水場を確認するなど水分補給に

努めることや体力の消耗を

抑える計画を立てるなどの

対策を呼びかけています。

まやまブログ

初心者

ご冥福をお祈り申し上げます。

 
(2019年8月20日)
 

南アルプスに登山に出かけた

浜松市中区の63歳の男性の

行方がわからなくなっていて、

警察が捜索しています。

行方がわからなくなっているのは、

浜松市中区の

会社員の平松茂さん(63)で、

14日に間ノ岳付近の

熊の平小屋を出発後の

足取りがわかっていません。

平松さんは浜松市で

単身赴任をしていましたが、

休み明けの19日に

なっても出社しなかったため、

会社から連絡を受けた家族が

警察に通報しました。

警察によりますと、

平松さんは11日に

長野県側から南アルプスの

登山に出かけ、

16日に下山予定でした。

最後に姿が確認されてから6日。

警察は平松さんが遭難した

恐れがあるとみて捜索を進めています。



南アルプス薬師岳で道迷い76歳女性救助(2019年9月3日)

初心者

薬師岳で道迷いによる

遭難のニュースがありましたね。

9月2日月曜日の

午後7時55分頃に

一緒に登山して人から

通報がありました。

まやまブログ

初心者

薬師岳は全国各地にありますよね?

おっしゃるとおりです。

今回は山梨県韮崎市の

南アルプス・薬師岳(2780メートル)で

女性が道に迷ったと、

通報がありました。

まやまブログ

初心者

南アルプスですと鳳凰三山の

薬師岳ですね。

北アルプスにも折立から

行く薬師岳もありますので

ややこしいですね。

76歳の女性は発見されたのですか?

9月3日午前6時25分頃、

女性を救助しました。

新潟県魚沼市の

無職女性(76)で、

けがはありませんでした。

山小屋に向かう途中に

仲間とはぐれたとのことです。

女性は平成22年8月にも、

北海道の日高山系で滑落し、

道警ヘリに

救助されたことがあるそうです。

まやまブログ

初心者

以前にも遭難の経験があったのですね。

救助隊にとっては

注意散漫に見えるのではないですか?

そんなことありませんよ。

特にパーティで行ったのであれば

リーダーが遭難経験がある人を

フォローして一人にすることは

避けるように配慮するべきです。

また、遭難経験があっても

山に再び戻ってきてくれることは

本当に山が好きなのだと感じます。

まやまブログ



富士山落石は石積みが原因の可能性?究明は難航(2019年8月27日)

ロシア国籍の女性

東京都品川区北品川の主婦、

アンナ・ドゥブロビナさん(29)が

落石に当たって死亡した事故で、

現場の上にある石積みから

石が落ちた可能性も

あることが27日、

山梨県の調べで分かりました。

まやまブログ

初心者

石積みですと自然落石とは

ならないですよね?

難しいところで

まだはっきりしておりません。

石積みは山頂付近の神社の

敷地内にあり、

ご来光を見るために

登山者が上がっていた

可能性もあるとしています。

石が崩れたかどうかは

不明ですが、この事故を受けて

静岡県や山梨県は8月27日、

落石につながった可能性のある

山頂付近の石積みに

約20mにわたりロープを張って

「立入禁止」の看板を設置しました。

まやまブログ

初心者

はっきりしない点について

具体的に教えてください。

県が調べたところ、

崩落やネットの破れはなく、

仮復旧部分からの落石では

ないとみています。

一方、県警は自然落石のほか、

登山者が誤って落石させた

重過失致死などの疑いもあるとみて、

当時現場付近にいた

登山者たちから状況を聴いていますが

今のところ女性に当たった

石を特定できておらず、

過失の認定も難しいことから

原因究明は難航しそうです。

まやまブログ

初心者

ニュースで登山者や関係者から

富士山は危険との声もあがってますね。

県は「どこでも起きる危険性がある」と

注意を呼び掛けています。

噴火を繰り返していまの形になった

富士山は5合目より上の大部分で

溶岩がむき出しの状態です。

決まった道を歩けばいいけど、

あまりに混んでいて登山道を

外れる人がいて、これが非常に危険です。

岩だらけの富士山は

「落石リスク」の高い山と

なっています。

富士山は一見、

なだらかな山に見えるが、

7合目から上は急傾斜な岩場があり、

落石や転倒の恐れがあります。

まやまブログ

初心者

落石に対してはどのように

気を付けたらよいですか?

登山者はヘルメットを着用して

安全な登山を心掛けて

いただきたいです。

現在も、県は整備された

登山道以外では

落石などの事故の可能性が

特に高まるとして、

ルールを守った登山を

するよう呼びかけています。

まやまブログ

初心者

今回2019年8月26日の

富士山での落石事故は

自然落石なのですか?

人為的な落石なのですか?

その後の警察の話として、

現場で状況を確認したところ

「自分が誤って

石を落としたかもしれない」

と話す人物がいることが

分かったといいます。

この人物は死亡した

女性よりも上にいたとみられています

警察はすでにこの人物から

事情を聴いているものの、

故意ではなく、今回の事故との

関連は不明のため、

現時点で事件性はないと判断しています。

まやまブログ



富士山で落石直撃しロシア人20代女性が死亡(2019年8月26日)

(2019年8月26日追記)

富士山の山頂付近を登っていた

女性が落石に当たって死亡した事故で、

女性が29歳のロシア国籍で

死因は落石が胸に強く

当たったことだったことが

分かりました。

26日午前5時ごろ、

ロシア国籍の

ドゥブロヴィナ・アンナさんが

富士山の頂上から

約200メートル下を

登っていたところ、

落ちてきた石が当たりました。

一緒に登っていた日本人の

夫からの通報を受けて

駆け付けた医師が現場近くで

死亡を確認しました。

警察によりますと、

ドゥブロヴィナさんの死因は、

落石が胸に強く当たったことによる

外傷性心肺損傷だったことが

分かりました。

ドゥブロヴィナさんは25日午後9時ごろ、

山梨県側の富士吉田登山口から

夫と登山を開始していました。

事故の状況を調べています。

今回の死亡事故を受けて

通行止めになっているのは、

3450メートル付近にある山小屋の

「御来光館」から山頂まで。

貸し出し用のヘルメットを

50個追加して対応してます。

まやまブログ

初心者

富士山での落石の

ニュースについて教えてください。

富士山の山梨県側の

山頂付近の登山ルートで

26日朝、落石が登山中の

20代の女性に直撃し、

ロシア国籍の女性が死亡しました。

午前7時ごろ、山梨県の

富士山5合目管理組合センターに、

「救急車をお願いします」と

119番通報があり、

6合目に常駐している医師が、

富士山吉田口登山道の

山頂付近に向かったところ、

登山中の20代の女性が

倒れているのが見つかりました。

女性は、複数で

登山していた際、

落石が直撃し、

5合目まで運ばれましたが、

死亡が確認されました。

吉田口登山道は、

石積みが崩落し、

登山道に落石したため、

7月1日の山開きの際は、

8.5合目から山頂までは

登れず、その後、

山頂までの通行が可能となっていました。

警察や山梨県は現在、

登山道を通行止めにしています。

まやまブログ

初心者

ご冥福をお祈り申し上げます。

初心者

富士山では

2019年7月1日の山開きと同時に

山頂に登れない可能性もある

ニュースもありましたね。

富士山山頂付近の登山道脇の

石積みが崩れ登山道を

塞いでいることから、

山梨県は6月中旬に

現地調査し復旧工事を

開始しました。

山頂付近では昨年10月の

台風の影響とみられる

石積みの崩落が発生。

7月1日の山開きの日は

標高3450メートル付近

から山頂まで登頂できず、

同9日に仮復旧した。

現在も石をネットで覆い、

一部は登山道の幅が狭くなっています。

まやまブログ



巻機山で滑落 富山県の男性が死亡(2019年8月24日)

初心者

巻機山での滑落の

ニュースについて教えてください。

南魚沼市の巻機山(1967m)で、

登山者が滑落し救助され

防災ヘリコプターで

病院に搬送されましたが

頭や胸を強く打っており、

死亡が確認されました。

警察によりますと、

24日午前9時35分ごろ、

南魚沼市と群馬県に

またがる巻機山の米子沢で、

登山中の男性より

「一緒に沢登りをしていた

男性が滑落し意識がない模様」と

110番通報がありました。

およそ3時間半後に

県の防災ヘリコプターで

警察や消防が救助に

向かいましたが、

富山県高岡市横田町の

県立高校教諭

棚田英治さん(61)は、

心肺停止の状態でした。

県警南魚沼署によると、

棚田さんは24日午前7時ごろから

男性と沢登りしていたが、

知人の男性と2人で、

午前7時ごろから

沢登りをはじめ、

10メートルほど

滑落したということです。

棚田さんが滑落した場所は

標高が1180メートルの地点だということで、

警察が滑落の状況などを調べています。

まやまブログ

初心者

ご冥福をお祈り申し上げます。



大菩薩嶺で76歳男性滑落死、山梨県内遭難多発(2019年8月19日)

初心者

大菩薩嶺で76歳男性が滑落死の

ニュースがありましたね?

山梨県内では山岳遭難が

相次いでいてこのうち

小菅村では東京・三鷹市の

76歳の男性が滑落し、

死亡しました。

18日午後1時ごろ、

小菅村の山の中で近くを

通りかかった人から

男性が滑落したと

消防に通報がありました。

消防と警察が捜索したところ

大菩薩嶺から小菅村に向かう

途中で東京・三鷹市の

菊地藤次さん(76)が

見つかりました。

菊池さんは登山道から

およそ40メートル下の

沢の近くで見つかり

病院に運ばれましたが

死亡が確認されました。

菊地さんは登山仲間7人

とともに甲州市にある

登山口から入山し、

大菩薩嶺を経由して

小菅村方面に向かっていた

ところ滑落したということで

警察は詳しい状況を調べています。

一方、17日、山梨市三富川浦の

東沢渓谷では沢下り中に

東京・世田谷区の大学生、

利藤暢さん(22)の行方が

わからなくなりました。

警察と消防が捜索したところ、

18日午前8時45分時ごろ

利藤さんは滝つぼの中で遺体で

見つかったということです。

警察によりますと、

東沢渓谷は流れが速く

急こう配が続く上、

台風の影響もあり

普段より増水していた

ということです。

山梨県内では17日、

北岳で31歳の男性が

死亡したほか、山中湖村で

20代男性が行方不明となるなど、

山岳遭難が相次いでいます。

ご冥福をお祈り申し上げます。

まやまブログ

北アルプス前穂高岳で滑落、安曇野市の男性が死亡(2019年8月18日)



初心者

北アルプス前穂高岳で滑落の

ニュースがありましたね?

安曇野市の会社員の男性が、

滑落して死亡しました。

死亡されたのは

市川謙さん41歳です。

市川さんは、昨日の昼過ぎ、

前穂高岳東壁付近で

滑落し行方不明に

なっていて、

きょう午前、

捜索していた

県警山岳遭難救助隊員に

よって心肺停止の状態で

発見されました。

市川さんは県警のヘリコプターに

収容され死亡が確認されました。

市川さんは、

登山仲間の別の男性と2人で、

16日に上高地から前穂高岳を

目指して入山し、

きょう下山する予定だったということです。

ご冥福をお祈り申し上げます。

まやまブログ

朝日連峰で行方不明の静岡県男性が遺体で発見(2019年8月16日)



初心者

朝日連峰で遭難の

ニュースがありましたね。

山形県朝日町の朝日連峰に

登山に入ったと見られる

静岡県の男性が

行方不明となっています。

警察は山岳遭難と見て

捜索を開始しました。

遭難したと見られるのは、

静岡県御殿場市の

会社員・鈴木光夫さん(57)。

警察によりますと、

鈴木さんは10日朝、

家族に「山へ行く」と告げて

車で家を出ました。

その後14日になっても

帰宅しなかったため、

家族が「山形に行ったかもしれない」と

地元の警察に届け出ました。

その後15日午前8時半ごろになって、

朝日連峰の

登山口「朝日鉱泉」の駐車場で

鈴木さんの車が見つかりました。

鈴木さんは12日に大朝日岳の

山小屋に宿泊したことが分かっており、

警察は山岳遭難と見て、

15日午前から捜索を開始してます。

警察などがさらに捜索した所、

朝日鉱泉から15分ほどの登った

登山道で鈴木さんの

リュックや帽子などが見つかり、

午後1時半ごろ、

近くの沢で男性の遺体が発見された。

遺体は50~60歳で、

朝日連峰に登山に来ていた

可能性の高い静岡県の

男性と見られている。

警察は遺体の身元や死因を確認している。

 

(以下追記:2019年8月16日20時)

 

山形県朝日町の登山道近くの

沢で見つかった遺体は、

朝日連峰に登山に来て

行方不明になっていた

静岡県の男性と確認された。

身元が確認されたのは

静岡県御殿場市の

会社員・鈴木光夫さん(57)。

鈴木さんは朝日連峰に登山に来て

行方不明になっていたが、

15日午後、朝日町立木の

登山道近くの沢で遺体で見つかり、

その後家族が鈴木さんと確認した。

発見場所は登山道から

50メートルほどの崖下。

登山道には鈴木さんの

リュックや帽子が残されていた。

警察は、鈴木さんが

水を飲むために沢に

降りようとしたとみて、

滑落の可能性を含め

死因を調べている。

まやまブログ

初心者

通報を受けた地元の警察は

どのような対応をされるのですか?

山形県内の全ての登山口や

登山届を調べあげます。

かなりの数がありますが

迅速さが必要となります。

14日に捜査依頼が出て

翌朝には山小屋にも連絡を入れ

宿泊者名簿から割り出され

登山口の車を見つけました。

まやまブログ

救助活動は多くの時間と

人員が必要になります。

遭難をして救助要請をしても、

救助隊の到着には相当の時間を要します。

場合によってはその場で

一晩を耐えてもらわなければ

ならないこともあります。

登山者の皆さんは

このような万が一の事態を想定し、

緊急時の装備等の準備をして入山してください。

入山する際は事前に気象情報を

確認するようにしてください。

まやまブログ

初心者

有難う御座います。

遭難を防ぐためには、

適切な登山計画と

準備が必要となりますね。

登山行くときは登山届のみならず、

身近なひとへの声掛けも必要ですね。

まやまブログ

初心者

別の登山者が救助を求めたとのことですが

実際に滑落者を見かけた

どうして良いのか正直自信がありません。

ほとんど経験することない事、

これからも経験してもらいたくない事、

ですからね。

まやまブログ

初心者

有難う御座いました。

早く身元確認ができることを

お祈り申し上げます

蒲生岳で登山中の大学生が熱中症で死亡(2019年8月15日)



初心者

蒲生岳で登山中の大学生が

熱中症で死亡という

ニュースがありましたね。

只見町の蒲生岳で

登山中の大学生が倒れ死亡しました。

警察が熱中症の可能性が

あるとみて死因を調べています。

亡くなったのは

東京都港区の大学生・中瀬翔さん。

警察などによると

中瀬さんは13日、

只見町の蒲生岳に親

族3人と登山に訪れ、

「先に下山する」と言って

親族と別れた後、

行方がわからなくなっていた。

その後、登山道の入り口近くの

山林で中瀬さんが

倒れているのを

近くの住民が

発見したということ。

中瀬さんは意識が

もうろうとした状態で

医療機関に運ばれたが

約2時間半後に死亡となりました。

中瀬さんに目立った外傷はなく、

警察は熱中症の可能性が

あるとみて死因を

詳しく調べることにしています。

まやまブログ



北アルプス登山で男性滑落死・奥穂高岳(2019年8月12日)

初心者

ジャンダルムで男性が

滑落したというニュースがありましたね。

岐阜県高山市の北アルプス・奥穂高岳の

ジャンダルム(3163メートル)で

11日午前7時ごろ、

「登山者が滑落した」と、

目撃した別の男性登山者が

119番通報しました。

県警山岳警備隊が

約1時間40分後に付近で

滑落者の姿を確認しましたが、

天候が悪化して捜索を中断。

12日朝、県警が男性の遺体を収容しました。

高山署によりますと、

男性は40~50歳くらい。

稜線から約100メートル

滑落して全身を打っていたとみられます。

まやまブログ



北アルプス剱岳で男性遺体を発見(2019年8月9日)

初心者

北アルプス剱岳で行方不明の

ニュースがありましたね。

6日北アルプス剱岳に

登山中行方が分からなくなっていた

登山者とみられる男性が

遺体で発見されました。

福岡県、田川郡香春町の無職、

上田繁さん(83)とみられています。

まやまブログ

初心者

どのようなルートで登られていたのですか?

上市警察署によりますと

上田さんは6日一人で

上市町の馬場島から入山し、

7日、早月小屋を出発後、

午前11時30分ごろ

「道を間違え、迷っている」という

妻への連絡を最後に、

行方が分からなくなっていました。

県警山岳警備隊がヘリコプターで

捜索していたところ、

8日正午過ぎ標高およそ

2800メートルの源次郎尾根付近の

岩場で上田さんとみられる男性を発見、

その後、死亡が確認されました。

遺体には足の骨折や全身に擦り傷がみられ、

誤って転落したものとみられています。

まやまブログ

初心者

早月尾根なのですね?

早月小屋まで行けたのですから

ルートさえ間違えなければ

問題のないコースですね。

まやまブログ

初心者

ご冥福をお祈り申し上げます。



気象庁会見浅間山が小規模噴火警戒レベル3に引き上げ(2019年8月8日)

浅間山(群馬・長野県県境、2568メートル)の

山頂火口で小規模な噴火が発生し、

噴火警戒レベルが3(入山規制)に

引き上げられました。

気象庁は火口から半径4キロの

範囲で大きな噴石や火砕流への

警戒を呼び掛けており、

地元自治体は住民・観光客の

安全確認や立ち入りの

規制などの対応に追われました。

まやまブログ

初心者

けが人や行方不明者は

出ているのですか?

群馬・長野両県によりますと、

けが人や行方不明者、

建物への被害は確認していないということです。

地元住民らは胸をなでおろす一方、

観光への影響を懸念する声も出ています。

まやまブログ

初心者

登山道は閉鎖されているのですか?

浅間山の登山道近くにある

小諸市の宿泊施設2カ所に

滞在していた約90人の無事が確認できています。

火口から2・3キロに位置し、

シェルター機能を備える

登山客の休憩施設「火山館」には

常駐職員1人がおり、

安全を確認し、

8日正午過ぎに下山しました。

火口から4キロ圏内の登山道を閉鎖した。

まやまブログ

初心者

観光への影響は出ているのですか?

天狗温泉浅間山荘代表の

山崎幸浩さん(53)は

突然の噴火で驚いた。

早く収まって警戒レベルの

引き上げが続かないでほしい。

これから宿泊客のキャンセルが

出てくるだろうと肩を落としています。

また、溶岩を見学できる鬼押出し園と

隣接する浅間火山博物館は、

火口から4キロ圏内に

入るため休業となりました。

まやまブログ

初心者

農業などの被害状況は

どのような状況ですか?

村役場周辺でもごく少量の

降灰が確認されましたが、

今のところ農業などへの

大きな被害は確認されていません。

村内では高原キャベツの

出荷最盛期を迎えていますが、

JA嬬恋村によると

一部の畑で火山灰をかぶった

キャベツが発見されましたが、

多くは無事とみられるということです。

同JA販売課の篠原一紀さん(36)は

3億円超の農業被害が出た

2004年9月の噴火では、

窓ガラスが割れるくらいの

爆風が起き火口の溶岩が

真っ赤に見えるような状況だったが、

今回は音もなく噴煙すら

ほぼ見えないと話しています。

夏の時期にまともに

灰が降られたら大変なことに

なるけれど良かったということです。、

まやまブログ

初心者

おかげさまで

浅間山噴火の状況について

詳しく知ることができました。

有難う御座います。



京都・大江山で道標破損新たに2基壊される(2019年7月31日)

初心者

都・大江山で道標破損新たに2基壊されたニュースがありましたね?

京都府北部の大江山連峰に設置された

登山道標3基が壊された問題で、

30日までに別の道標2基の案内板が

折れた状態で見つかった。

同種の道標は大江山連峰トレイルクラブが

10基設置しており、

クラブは人為的に折られたとみている。

宮津署はこれまでの被害との関連を調べている。

新たに破損が見つかったのは

千丈ケ嶽から赤石ケ岳に至る

縦走路(福知山市天座)と

鍋塚休憩所(同市大江町佛性寺)の道標。

クラブによると、

縦走路の道標は

13日に登山者から報告があった。

支柱に取り付けた案内板が根元から2枚折れていた。

うち1枚は根元に工具で

複数の穴を開けたような跡があった。

案内板の破断面には動物の毛が付いていたが、

破断との関連は分からないという。

鍋塚休憩所の道標は28日に分かり、

根元から折れて湾曲していた。

クラブの髙崎洋一朗会長(68)は

「半分の5基が被害を受けた。

安全のために設置したものなので、

やめてもらいたい」と話した。

同連峰の道標は、

風に吹かれて回転する様子が

5月にインターネット上で拡散された。

クラブはこれら3基について

同署に被害届を出していた。

まやまブログ

初心者

道迷いしてしてしまいますね?

一般登山道の場合、遭難するかしないかは、

個人でリスク管理することも大切です。

まやまブログ



北アルプス立山連峰で名古屋の男性が行方不明(2019年7月14日)

初心者

北アルプス立山連峰の遭難で

行方不明のニュースについて教えてください。

富山県の北アルプスで

登山していた名古屋市の男性が、

下山の予定日を過ぎても戻らず、

13日から捜索が行われています。

行方がわからなくなっているのは、

名古屋市天白区の介護職員、

長尾孝さん(38)です。

富山県警によりますと、

長尾さんが出した登山計画書では、

7月8日、北アルプス立山連峰に入り、

9日に下山する計画でしたが、

下山予定日を過ぎても戻らず、

親族が愛知県警に届け出ました。

山岳警備隊では、13日からヘリなども

使って捜索をしていますが、

発見出来ていないということで、

15日も範囲を広げて捜索を続ける方針です。

まやまブログ

初心者

無事で発見されることを

心よりお祈り申し上げます。



皇海山で遭難の金沢市の男性6月20日発見(2019年6月20日)

初心者

皇海山で遭難していた金沢市の

男性が発見されたという

ニュースがありましたね。

群馬・栃木県境の

標高2144mの皇海山で

14日から行方が分からなくなっていた

金沢市の会社員男性(59)が

6月20日、6日ぶりに発見・救助されました。

群馬県警沼田署によると、

男性は右足首と肋骨(ろっこつ)が

折れる重傷だが、

命に別条はないということです。

1食分の弁当とロールパン1個で

食いつないでいた。

署によると、男性は14日朝、

群馬側の登山口から入山して道に迷い、

右足を痛めた。体力消耗を避けるために移動を抑え、

持っていた弁当とパン、

沢の水でしのいだ。

食糧が尽きたため、

居場所を知らせるために

笛を吹きながら尾根上の登山道を

歩いていた20日午前7時45分ごろ、

別の遭難事故で出動していた

民間の救助隊に発見されました。

登山口に止まったままの

レンタカーがあるとの通報が

17日午前にあり、

県警のヘリや山岳警備隊が捜索。

登山カードに記された行程は

日帰りの予定でした。

まやまブログ

初心者

ご無事でなによりです。



皇海山で男性遭難か警察が捜索(2019年6月15日)

初心者

皇海山で遭難という

ニュースがありましたね。

6月14日栃木県と群馬県の県境の皇海山に

千葉県から登山に訪れた59歳の男性が

予定を過ぎても下山せず

警察は家族からの通報を受けて捜索しています。

6月15日午前2時ごろ千葉県松戸市の59歳の医師の妻から

「登山に出かけた夫と連絡が取れない」

と警察に通報がありました。

警察によりますと、この医師は1人で

6月14日午前6時ごろから栃木県と群馬県の県境にある皇海山、

標高およそ2100メートルに登ると妻に伝えていましたが、

予定の午後6時までに下山せず、

連絡も取れなくなっているということです。

まやまブログ

初心者

天気が悪かったですよね?

警察によりますと、

6月14日の皇海山付近の天気は曇りで夕方からは

雨も降り視界が悪くなっていたということです。

警察は遭難したおそれがあるとして

捜索していますがこれまでのところ見つからず

6月16日朝から再開することにしています。

皇海山のクラシックルートは非常に

道迷いが多発しますので心配です。

まやまブログ

初心者

ご無事であることをお祈り申し上げます。



皇海山で埼玉県の男性が遺体で発見される(2019年6月14日)

初心者

皇海山で埼玉県の男性が

遺体で見つかる悲しい

ニュースがありましたね。

行方が分からなくなっていたのは

埼玉県三郷市の英修さん(68)で、

英さんは今月9日、

日光市と群馬県の境にある

標高およそ2100メートルの

皇海山の山頂を目指して、

仲間3人とともに山荘を

出発しましたが、

先頭を歩いていて途中で

行方が分からなくなりました。

警察は、英さんが遭難したとみて

捜索を続けていたところ、

途中の登山道からおよそ

160メートル下の斜面に

男性の遺体を発見し、14日、

家族が英さんと確認しました。

英さんの体には、

滑落した際にできた傷があり、

警察は誤って登山道から

斜面に転落したものと見て

詳しい状況を調べています。

まやまブログ

初心者

ご冥福をお祈り申し上げます。

皇海山で埼玉県の男性が山岳遭難(2019年6月9日)




初心者

皇海山で遭難という

ニュースがありましたね。

6月9日午前9時20分ごろ、

日光市足尾町鋸山から

皇海山への登山道付近で

埼玉県三郷市、職業不明

男性(68)が遭難したおそれが

あると110番がありました。

同日午後4時現在、

警察で捜索中とのことです。

まやまブログ

初心者

ご無事であることをお祈り申し上げます。



御神楽岳の蝉ヶ平ルートの沢で滑落死(2019年5月30日)



初心者

阿賀町の沢で男性が

滑落して死亡している

ニュースがありましたね。

登山に行ったとみられる

新潟県長岡市栃尾原町の

嶋幸雄さん(68)が行方不明になり、

警察などが捜索していたところ、

阿賀町の沢で倒れてるのが

見つかり死亡が確認されました。

警察は身元の確認を急いでいます。

まやまブログ

初心者

行方不明の届け出があったのは、

いつですか?

28日に家族から

「山登りに行くとのメモを

残したまま帰らない」と、

届け出がありました。

今月25日の夜から

26日の朝にかけて、

自宅を出たとみられます。

残したメモには「飯豊山」との

記載があり、

津川署が捜索していたところ、

29日に御神楽岳の蝉ヶ平ルート

登山口駐車場で、

車を見つけました。

30日も早朝から捜索したところ、

午前9時20分ごろ県警の

ヘリが沢で倒れている

のを発見しました。

まやまブログ

初心者

飯豊山と御神楽岳とでは

異なりますね。

身元確認中ですので

なんとも言えません。

またそれほど離れて山で

ないですから

行く山が変わったことも

考えられます。

また、フェイスブックの

友人で地元の方の情報によると

蝉平コースはいきなり沢筋の

ヘツリから始まり岩場や鎖場、

アリの門渡りと危険個所満載で

今時期でも残雪が残っているとのことです。

また、

御神楽岳の今頃は頂上付近にタ

ムシバが咲き誇り、

飯豊、朝日、福島の山々、

尾瀬の山々、河内山塊と

素晴らしい展望ですが、

虫が半端なく口の中まで

入ってきます!

登るなら室谷からのコースで

涼しい秋がお薦めです!

もちろん、

岩慣れした方は蝉平コースが

楽しいでしょうが

くれぐれも慎重に

あのグレートの方が

生きてて良かったと

思わず口から出た位です。

とも言われていました。

まやまブログ

初心者

登山行くときは登山届のみならず、

身近なひとへの声掛けも必要ですね。

ご冥福をお祈り申し上げます。



富士山で疲れて動けない20歳男性通報あるも自力下山で連絡なし(2019年5月22日)

初心者

昨日、富士山で遭難救助中に

20歳男性が自力下山していて

連絡をしなかった

ニュースがありましたね。

朝から富士山の登山をはじめて、

昼に8合目から

「疲れて動けない」と

救助要請の連絡を

入れたものの

自力下山ができて

そのまま電車で帰宅し、

東京都内の自宅に

着いてから

無事下山の連絡を入れた

というニュースでしたね。

まやまブログ

初心者

ヘリコプターによる救助活動ですか?

天候が悪くてヘリコプターの捜索が

できずに県警の救助隊員6名が

5合目から救助に向かいました。

まやまブログ

初心者

下山できたのであれば

事前に連絡を入れるべきですよね?

そのとおりですね。

動けないとの通報ですと、

まだその場に居ると

思い捜索をしてしまいます。

下山途中に連絡を入れるなり、

遅くとも電車に乗る前の

下山時のタイミングで

連絡を入れてもらえれたら

良かったですね。

まやまブログ

初心者

無事でなによりですが、

いろいろ考えられるニュースでした。



滑落し動けず1週間「川の水飲んだ」男性救助(2019年5月21日)

初心者

昨日、京都で遭難救助の

ニュースがありましたね。

京都府警によりますと

12日頃から登山をはじめ、

翌日の13日頃に

滑落して15メートルの

崖下に滑落して動けなくなったようです。

携帯電話を所持していなかったのか

紛失してしまったのか、

電池が切れてしまったのか、

ということはわかりかねます。

19日午前9時50分ごろ、

京都市右京区京北上弓削町の

大阪府交野市の男性(40)が

動けなくなっている

のを、登山中の2人組が

発見して110番通報

されたようです。

まやまブログ

初心者

12日入山して19日に救助ですと

かなり時間が経過してますね。

同府南丹市の佐々里峠から

入山したとのことです。

13日に滑落したとのこと

ですので

数日の山行予定のあった

状況ですね。

ですので、

救助が来るまでのの

6日間は

非常食と

川の水を飲んで、

飢えをしのいでいたことになります。

以上の経過となります。

まやまブログ

初心者

けがはなかったのですか?

意識ははっきりしているが、

手や腰の骨が折れている

可能性があり、衰弱していた

そうです。

まやまブログ

初心者

無事でなによりです。



群馬県の片品村・至仏山で登山ガイド助手女性が滑落し軽傷(2019年5月6日)

初心者

群馬県の至仏山で

女性登山ガイド助手が滑落して軽傷を負った

ニュースがありましたね。

雪の斜面を5メートル滑落して、

左肩を脱臼しました。

登山ガイド助手とはいえ、

雪山では滑落の危険は

つきものです。

まやまブログ

初心者

ビバークして一夜を過ごして

翌朝に119番したそうですが?

客2人と登山歴35年の経験を持つ

65歳の夫と登山されていたようです。

5月3日の午後2時頃の

山頂から移動する途中での事故で

翌朝4日の午前7時20分頃に夫が

通報した模様です。

ビバークして翌朝の通報に

つきましては、

ガイドですから、

状況を把握したうえで

最善の対策をとられたと

理解しております。

まやまブログ



福島県の会津駒ケ岳で男性57歳が病死?(2019年5月5日)

初心者

福島県の檜枝岐村で会津駒ケ岳で

登山中の病気による死亡事故の

ニュースがありましたね。

埼玉県新座市の57歳の男性が心肺停止状態で、

ヘリで救助され病院に運ばれましたが、

死亡が確認されました。

外傷などがほとんどないことから、

病死と判断されておりますが、

詳しい死因はまだわかっていません。

まやまブログ

初心者

高度障害などの影響もあるのですか?

会津駒ケ岳は標高2133メートルですから、

高度障害は概ね2400メートル以上の

高山に登り酸欠状態に陥った場合に、

さまざまな症状が現れます。

特に海面近くの標高から2500メートルの

高地へ1日の内に

移動すると発症しやすくなります。

ただし、人によっては

2000メートル前後の標高でも

発症することがあります。

まやまブログ

初心者

高山病で気をつけることはありますか?

あまり知られていませんが、

2400メートル以上の高地に

移動した日は、

すぐには休憩しないことです。

30分から1時間ほど歩きまわることで

人体の高所順化を促すことが

できます。

また、水分補強ももちろん必要で

目安としては体重1kgあたり

1時間に5mlと言われており、

体重60kgの成人男性の場合

1時間に300mlが必要となります。

まやまブログ

初心者

知りませんでした、有難う御座います。

10連休のGWも残りわずかとなりました。

気が緩みがちなときに山岳事故に限らず、

アクシデントは起こりますので、

お互い気をつけましょうね。

まやまブログ



秋田県の太平山で20歳男子大学生が滑落(2019年5月4日)

初心者

秋田県で20歳の男子大学生の滑落ニュースがありましたね。

秋田県内の太平山で5月3日に

20メートル下にある沢に滑落して、

4日早朝の午前5時30分頃に

防災ヘリで救助されました。

まやまブログ

初心者

救助されなによりです。

怪我はなかったのですか?

胸椎骨折などの重傷で

歩くこともできなかったようです。

まやまブログ

初心者

男子大学生は単独で登山されていたのですか?

6人グループで山頂に到着後の、

下山に事故が起こりました。

同グループの2人が助けようとして

沢から戻れなくなり

同様に救助されたとのことです。

まやまブログ

初心者

2人の大学生に

怪我がなくなりよりです。

事故が起こった場合は

二次災害はもっとも避けるべきこと。

仲間思いな2人かと思われますが、

まずは冷静になることが必要です。

まやまブログ

初心者

滑落した男子大学生は

早く元気になってもらいたいものです。

まだまだ人生長い学生ですからね。

生きてさえいれば

また笑って過ごせる日が

すぐにきます。

まやまブログ



富山県の剱岳で40代女性が滑落死(2019年5月4日)

初心者

富山県で40代女性の滑落ニュースがありましたね。

富山県内の剱岳で5月4日の午前6頃に

滑落して3時間後に救助しましたが、

全身を強く打ち搬送先の

病院で息を引き取りました。

まやまブログ

初心者

悲しい山岳事故ですね。

ゴールデンウィークの楽しい登山が

ひとつの判断ミスや油断で

取り返しのつかないことになります。

まやまブログ

初心者

女性は単独で登山されていたので?

3人グループで山頂を目指しており、

2600mの尾根から500mほど滑落したようです。

目撃した別のグループが

臨時派出所に駆け付け救助を求めたようです。

まやまブログ

初心者

別のグループが救助を求めたとのことですが

実際に仲間が滑落死したら

どうして良いのか正直自信がありません。

ほとんど経験することない事、

これからも経験してもらいたくない事、

ですからね。

まやまブログ



群馬県の荒船山と三笠山で男性2人が死亡(2019年5月3日)

初心者

群馬県で男性2名の遭難ニュースがありましたね。

群馬県内の1件は上野村にある三笠山で

令和元年の初日に初日の出を見るために

登山に出たが帰らぬ人となりました。

同県でのもう1県は遭難滑落の多い

荒船山です。

遠くから見ると軍艦のような

真っ平な山なのですが

舟の先端にあたる

艫岩(ともいわ)という崖での

事故が多くなってます。

まやまブログ

初心者

人気漫画クレヨンしんちゃんの作者が

滑落して死亡された山と同じですか?

まさにそうです。

2009年の事故ですがあらゆる疑問点が

残ってる遭難事故でしたね。

まやまブログ

初心者

疑問点とは何ですか?

①家族証言の滑落事故日以降に携帯電話の電波を確認した

②電車で行ったのか、車で行ったのか不明

③なぜ荒船山に行ったのか

という点です。

まやまブログ

初心者

それで、自殺ではと噂になった

山岳事故でしたのですね。

群馬県は長野県と新潟県に隣接していて、

遭難滑落の多い谷川岳と妙義山がありますので

魔の山域でもありますので

事前に山行を計画するには

事前に下調べをして出かけるのが望ましいですね。

まやまブログ

山形県村山市の19歳男性普段着のまま山に入り山岳遭難(2019年5月3日)

初心者

山形県で19歳の男性の遭難ニュースがありましたね。

標高1015mの甑岳(こしきだけ)に入山して

疲労のために歩けなくなったようです。

登山の標準所要時間は、

合計2時間で

距離にすると

登山口から山頂までは

3.8kmです。

まやまブログ

初心者

普段着のままで食料も持参していなかったそうですね?

食料無しで5月2日の午後5時に

警察に携帯電話で連絡を入れて、

発見されたのが5月3日の午前6時過ぎ

ですから一晩を過ごしたのですから

辛かったと思いますよ。

まやまブログ

初心者

登山は初心者だったのですか?

そのようですね。

19歳とまだ若いのですから、

一刻は登山を嫌いになるかもしれませんが、

登山に対する姿勢を学び

また山に挑戦し続けてもらいたいものです。

まやまブログ

2 COMMENTS

northernalps

櫻井様

コメント有難う御座います。
相当の経験者であることは文面をみれば
おおよそ把握がつきます。
おっしゃるとおりで
ピッケルもいざというとき使えるか否かですね。
「あっ」とした瞬間に基礎訓練の賜物を
どのように活かせるかが大切となります。

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