セルフレスキュー第4合目(救助要請)

まやまブログ@山岳救助隊


2019年登山単独行初心者・第4合目(救助要請)

まやまブログ

登山単独行初心者シリーズとして、

今回第4合目は『救助要請』

について記載させていただきます。

初心者を対象としてにわかりやすく書かせていただきます。

中級者以上の方やベテランの方は分かりきった内容となります。

また、所属する山岳会や団体などの意見と異なることもあるかと思います。


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参考文献:山と渓谷 2019年 02月号 [雑誌]

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救助要請の基準について

 

初心者

山で救助要請する基準はどのような場合ですか?

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救助要請は、怪我や病気、道迷いなどにより

自力での下山が不可能、あるいは非常に困難と

なったときに行います。

初心者

怪我や病気はなんとなくわかりますが、

道迷いでの救助要請は迷惑をかけてしまいそうで・・・

まやまブログ

そんなことありませんよ。

安易な救助要請はいけない、

自分でなんとかしなくては、

と思って行動するほど深みに

はまるものです。

日没前だからとか、まだ30分しか

たってないからなどと考えず、

自分では解決できないと思ったら早めに

通報してください。

時間が早ければすぐに捜索に出られますし、

見える景色などを手掛かりに通報者の

現在地を特定でき、

自力下山の助けになることもあります。

ケガや道迷いで下山が遅れたものの

自力下山ができる場合でも、不安が

あれば警察や家族に相談の連絡を

するとよいでしょう。

 

救助要請の通報について

 

初心者

救助要請は110番と119番との

どちらに連絡すれば良いのですか?

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よくある質問のため結論から申し上げますと、

通報は警察でも消防でもかまいません。

最初に「事件ですか?事故ですか?」

と聞かれますから、

町での事故と区別するために、

必ず、「山岳事故です」と答えてください。

さらに救助が必要な状況として

怪我をして動けないことや道に迷っている

ことなどを伝えます。

初心者

いざとなるとパニックで

上手に伝えられるか不安です・・・。

まやまブログ

みんなそうですから。

要請を受けるオペレーターのほうも山岳事故に

精通しているとも限りませんしね。

 

救助要請のポイントについて

 

初心者

救助要請をするときの

アドバイスがあれば教えてください。

まやまブログ

山岳事故であることを伝えたら、

いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・いかに

という六何(ろっか)」で状況の説明をします。

初心者

具体的にはどのような状況説明となりますか?

まやまブログ

事故の発生日時、

事故発生場所、

遭難者の氏名や情報、

どんな事故か、

なぜ起きたのか、

現在、どのような状況か、

ですね。

初心者

その際に、注意する点はありますか?

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場所の情報で見通しのよい稜線では、

携帯電話の電波はどの方向に飛ぶかわからず、

110番や119番での通報は、

最寄りの警察や消防につながるとはかぎりませんので

山名だけではなく都道府県も伝えてください。

初心者

覚えておきます、ありがとう御座います。

 

携帯がつながらなくても諦めない

 

初心者

携帯電話の電波が通じず、

通報できない場合はどうしたら良いですか?

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電波が不安定が通話ができなくても、

メールなら送信できる場合がありますので

諦めないでください。

初心者

たしかに、

日常生活の地下にいるときなどでも

一瞬だけ電波が入ったりすることも

ありますね。

まやまブログ

参考までに推奨するのは、

電話で救助要請を行った後、

あらためて事故の内容をメールで

伝えることです。

各都道府県警では、110番用の

メールアドレスやウェブサービスを

設けています。

また、メールでの110番は、通話とは

異なる方法で測位された位置情報を

合わせて、通報者の現在地特定が

より確実に行えます。

 

救助要請後の対応について

 

初心者

救助要請をした後は

どうしたら良いですか?

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必ず救助機関の指示に従ってください。

警察や救助隊などの救助機関は

事故の内容や現場の状況、

天候といった条件を考慮して、

捜索・救助の方針を決定し、

救助現場に向かうからです。

初心者

待ってる間は前回の第3合目の

『ビバーク』記事のとおりですね。

https://wp.me/palB4p-JA

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そのとおりですね。

また、救助を待っている間に注意することが

家族や友人への連絡です。

情報が錯綜することはもちろん、

救助機関からの連絡に備え、

スマートフォンなどは

常に通話ができる状態に

しておいてください。

そのため、予備のモバイルバッテリーや

電池は常に携帯しておくようにしましょう。

登山持ち物モバイルバッテリーの記事
https://wp.me/palB4p-H7

 

救助要請のヘリコプター捜索について

 

初心者

救助要請のヘリコプターが見えたり、

音が聞こえた場合はどのように居場所を

知らせたら良いですか?

まやまブログ

明るい色のもの、光るものは

上空からよく目立ちます。

黄色やオレンジ色のテントや

ツエルト、自然にない色という意味では

ブルーシートも見つけやすいです。

動くものもよく目立ちます。

ヘリで捜索しているとき、

樹林の中で動く動物もよく見えています。

ヘリが近づいてきたら、

ツエルトやエマージェンシーシートを

大きく振って合図しましょう。

トレッキングポールに

ツエルトやエマージェンシーシートを

縛りつけ、旗のように振り回すのも効果的です。

初心者

とてもためになりました。

救助要請するときのイメージができました。

有難う御座います。

 

まとめ

 

まやまブログ

以上、今回は第4合目として『救助要請』について

僕なりの意見を書いてみました。

同じ山岳救助隊員のなかでも僕と意見は異なる人もいますし、

同じ意見の人ももちろんいます。

是非、これから初心者にも単独行の楽しみをしってもらいたいです。


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参考文献:山と渓谷 2019年 02月号 [雑誌]

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山岳救助要請に関する参考動画は以下より

 

登山装備の選び方(トップ2)

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