セルフレスキュー第2合目(外傷処置リスク遭難防止)

止血2


登山単独行初心者・第2合目(外傷処置リスク遭難防止)

止血2

まやまブログ

登山単独行初心者シリーズとして、

今回第2合目は『外傷処置』

について記載させていただきます。

初心者を対象としてにわかりやすく書かせていただきます。

中級者以上の方やベテランの方は分かりきった内容となります。

また、所属する山岳会や団体などの意見と異なることもあるかと思います。

 

出血箇所の洗浄について

 

初心者

もし山で単独行動中に出血を伴うケガをしてしまったらどうすれば良いですか?

まやまブログ

出血量と患部の状態で何をするかが変わります。

にじむように少しずつ出血している場合は洗浄を先に。

流れ出るように出血している場合は止血が先となります。

初心者

洗浄はどのように行えば良いですか?

まやまブログ

ミネラルウォーターではなく水道水が洗浄にいいです。

いろはすという285mlの小さいペットボトルが

ありますので飲み終えた後に水道水を入れて

外傷処置用にザックに常に入れておくのがおすすめです。

水道水ですので緊急事の水分補強にもなりますし、

285mlのサイズであれば重さもさほど気になりません。

洗浄には100均でも売っているペットボトルのシャワーキャップ

がありますが自作でペットボトルキャップに針で穴をあけたものを

持参してシャワーキャップとして持参して利用するのが便利です。

初心者

いろはすってペットボトルが畳める飲料水ですよね?

まやまブログ

そうです。畳むときにうるさいので

テント泊や小屋泊時に周りに迷惑かけるので

おすすめできませんが洗浄時には

ペットボトル本体が柔らかいので

水圧の調整ができます。

山だけでなく非常用アイテムとしても

覚えておけば役に立ちますよ。

いろはすの記事はこちら

初心者

覚えておきます、ありがとう御座います。

 

出血箇所の止血について

 

初心者

止血はどのように対処すれば良いですか?

まやまブログ

出血が流れるような緊急時の場合は、

洗浄より止血が先となりますが、

圧迫止血で15分軽く押さえます。

流れる血液を目の当たりにすると

頭が真っ白になる人もいるかもしれませんが、

出血は多量になれば命にかかわります。

正しい方法で行えば、それほど難しいこと

ではなく、だいたい15分ほどで止まります。

出血が止まることが精神的な

落ち着きをもたらしてもくれます。

パーティでの仲間または見知らぬ登山者

への対応の場合は、感染予防のため

必ずゴム手袋をすることが必要となります。

持参していない場合は

ビニール袋などを代用し

素手の処置はしてはいけません。

 

圧迫止血の正しい方法について

 

初心者

圧迫止血の正しい方法について教えてください。

まやまブログ

出血箇所より心臓に近いところを強く縛るという

止血方法は基本的には使いません。

縛った箇所より先の血流が滞り、組織の壊死を

招くからです。

また、タオルや手ぬぐいを使う場合は、できるだけ

きれいなものを選び、厚さに注意してください。

分厚いものでは止まりにくく

厚みがクッションになり、出血箇所に圧が

伝わらず、タオルがどんどん出血を吸い込んで

いても気づきにくいです。

タオルを5本指で握るのではなく、

親指を抜いた4本指の指先で出血点を

きちんと圧迫することが必要です。

初心者

患部を心臓より高く上げると聞いたことありますが・・・

まやまブログ

はい、そのとおりです。

無理のない範囲でできるだけ患部は高くあげるほうが良いです。

心臓より高い位置のほうが流れ込む血液の量が減り、

止血しやすいです。

圧のかけかたの目安は耳たぶを軽くつまむくらいの力加減で

強く押さえるのではなく血液の出口に指先で蓋をする

イメージです。

また、押さえている箇所を外して確認したくなると思いますが、

指を離すと止血の中断になりますので落ち着いて15分

待つことが必要となります。

初心者

ケガはしたくありませんが、

万が一、出血した場合の応急処置としてイメージすることができました。

 

想定外の事故に備えての準備について

 

まやまブログ

ところで、

想定外の事故に備えての準備はどうされてますか?

初心者

ファーストエイドキットは常に持参してますが

応急処置の仕方などはよく理解してませんでした。

まやまブログ

実際、緊急時に備えて持参している装備は?という

質問にファーストエイドキットと答える人は

82%ですが、一方で、

遭難した場合に備えて実行していることはありますか?

という質問に、救急法などセルフレスキュー技術の学習と

答えた人はわずか26%という結果です。

初心者

ファーストエイドキットなどの装備は

持っていても緊急時に

果たしてつかいこなせるのかということですね。

まやまブログ

そのとおりです。

最低限の備えの持参はもちろん必要ですが

用途、使い方を理解することも大切となります。

 

まとめ

 

まやまブログ

以上、今回は第2合目として「外傷処置リスク遭難防止」について

僕なりの意見を書いてみました。

同じ山岳救助隊員のなかでも僕と意見は異なる人もいますし、

同じ意見の人ももちろんいます。

是非、これから初心者にも単独行の楽しみをしってもらいたいです。

参考文献:山と渓谷 2019年 02月号 [雑誌]

まやまブログ

参考動画は以下より

 

登山装備の選び方(トップ2)

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